つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信814号 おかえり、ただいま

2017年08月08日 | 抱っこ通信
第49回全国保育団体合同研究集会(埼玉)に3日間参加して来ました。今年、特に感じたのは子どもたちへ平和な未来を手渡したいという保育者、保護者の思いでした。最終日の地元企画も素敵でしたが、いろいろな場面での発言にも憲法を守ろう、平和でなければ子どもは遊べない、育たないというものが多かったです。それだけ安倍政権の憲法九条改悪、戦争ができる国づくり路線に危機感を持っているのですね。

現実に平和を守る、未来をつくる「人になる」 「人として育つ」ということが保育現場や子育ての中で奪われているように思います。子どもたちだけではありません。保護者も保育者もです。

そのような現実の中でも、目の前にいる一人ひとりの子どもに寄り添いながら、子どもたちと一緒に泣いたり笑ったり怒ったりしながら「人として育ちあう」実践がたくさん討議、交流されたと思います。

仲間たちにとっては合研は「ただいま」と戻ってこられる場です。そして、「おかえり」と迎えあえる仲間がいる場です。今年も楽しめました。学べました。


今回「ただいま」「おかえり」の言葉では、文化企画でのまっちゃんとのリハーサルの時から、一緒にコンサートをつくるつながりの仲間たち一人ひとりから「おかえりなさい」と言ってもらえました。
リハーサルは9時からだったんですよね。本番は15時50分からなのに、朝早く家を出発してくれたり、前泊してくれたりしてリハーサルに参加してくれました。

こんな私でも、みんな待っていてくれたんですね、ほんとうに嬉しかったです。オープニングの埼玉の仲間たちの秩父屋台ばやしを客席で聞きながら、いつの間にか「おかえりなさい」「ただいま」がぐるぐるして涙している自分がいました。ほんとうにありがとうです。

コンサートではまっちゃんをはじめ、つながり仲間たちにおんぶに抱っこでした。ステージのみんなが楽しんで歌って踊ってくれたから、とても賑やかな和やかな時間をつくることができました。二日目の学習、交流に少しは役に立ったかな。

私は声がまともに出ませんでしたから『九ちゃん音頭』だけはなんとか頑張りましたが、きっと、会場のみなさんには歌詞がちゃんと届いていなかったのでは思います。おしゃべりもね。

それでも今日、合研に参加した熊本県球磨郡山江村の保育者から『九ちゃん音頭』の収録されているCDの注文がありました。「今、とっても大事です。広めなくては」ということでした。伝わっていたのかなと嬉しくなりました。歌詞集と振り付けイラストも同封しました。

さらにステージ最後にサプライズがありました。いつの間に集めてくれたのか、仲間たちの「おかえりなさい」メッセージのパネルをプレゼントしてくれました。一人ひとりのメッセージを読むとまたしても涙、涙です。術後、涙もろくなったのかなあ。
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