つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信666号 2015年楽しいって?を考え続けて

2015年12月30日 | 抱っこ通信
抱っこ通信666号 2015年 楽しいって?を考え続けて
最近、読んだ本の中で引っ掛かった文章の一節がありました。「人間の心を動かすのは『ロジック(正しさ) 』ではなく『エモーション(楽しさ)』」であることを知らないように感じた、とする一節です。ある若者が都知事選である候補の選挙活動を手伝うなかで周囲の人たちに感じた疑問の一つとして取り上げられていました。

「正しさではなく楽しさ」が人間の心を動かす。これも確かにあると思いますし、「ほどほど働いて、楽しいことをして、楽して暮らしたい」と思う人たちが増えているとも言われています。確かに自分の中にもそんな思いや気分もありますが、もしかしたら、99パーセントなのかも知れません。でも、そこに刃向かう自分がいます。何かしっくりこないところもあるのです。

今日はボケッと富士山を眺めながら一年を振り返っています。毎年のことですが。


サマー・カレッジというつながりあそび・うた研究所と全国のつながりの仲間たちと開いている実技研修会でも、願いの最初に、「まずは(つながりあそび・うたの)楽しさを経験しよう」と言っています。私が研究所を立ち上げた時にも「人と人とのつながりあいって(煩わしいけど)楽しいし、大切だよ」を子どもたちに、子どもたちと育ちあう仲間たち広げたいと言ってきました。

この「楽しさ」「楽しい」って?ずっとそんなことを考えてきた一年でもあるし、25年目なのです。
もし、サマー・カレッジで私に振られたら「今、生きている楽しさを経験しよう」と言います。
働く(保育)楽しさを、生きている楽しさを奪われているから。言い過ぎかな?
取り返すだけでなく、さらに発展させるのが、今を生きている私たちの役割かな。


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