「美ヶ原」といえば、松本駅を降りて東側正面に見えるひときわ高い山、日本百名山の一つが思い浮かびますが、美ヶ原温泉は、松本市街から車で 15 分ほどの松本市里山にあり、普通の住宅街の感じです。
15 軒ほどの旅館の一つで、金宇(かなう)さんが経営する金宇館が私たちの本日の宿です。
(宿の玄関を入ったところ)
(昭和初期の風情を残す帳場)
( 中庭 )
(入浴の後などに立ち寄る休憩室)
(私たちの部屋「薄」には階段を 2 つ上る)
(私たちの部屋から望む昭和 3 年築の本館)
泉質はアルカリ性単純温泉で、どちらかといえばぬるい湯だ。
料理は若い 4 代目が作る京風懐石料理。(手が込んでいて美しく美味)
運んで下さったのは 4 代目のご母堂。一つ一つ丁寧に解説してくださったが、覚えきれなかった。料理一つ一つが丁寧で美しく、なによりもおいしくできていて、めったにこんなごちそうを口にしない私などはすっかり堪能した。
こちらは朝食。御櫃からよそって食べるのは久しぶりだ。おいしいご飯だった。
食後の珈琲もおいしかった。
私が普段愛読する blog “ずっとそばに”の satomi-kazu さんご夫妻は、今年 4 度訪れたと 記録しておられるが、それだけの魅力を備えた宿である。
「薄」への階段は、私たちを鍛えるために付いていたと、
楽しく思い出されます。
雨雲子さんならではの写真ですね。
美ヶ原の温泉は、冬には少しぬるめですかね。
私達も真冬の1月に泊まった時は、そう感じました。
金宇館の食事は最近少食になった私には丁度良い量で
残さずに完食出来ます。
大歩危トラベル御一行さまが、健脚で松本城までいらした事
自分の両親が旅をしているようで、嬉しく思いました。