雨曇子日記

エイティライフの数々です

路線バスの旅 4

2020-03-04 13:39:40 | ローカル路線バス乗り継ぎの旅

3 月 2 日(月)BSテレ東 PM 5 : 58 ~ 8 : 00 「ローカル路線バスの旅 19 弾!大阪城 ~ 金沢兼六園」を観た。(2014. 12. 9 ~ 12 ロケ。2015. 1. 3 放送) 

430km を路線バス 40 本を乗り継ぎ、つながらない所( 24.5km )は歩き、バス代金 16990 円を費やし、4 日目の午後 8 時過ぎ無事にたどり着いた旅人、太川陽介・蛭子能収・マルシア(今回のマドンナ役 歌手・俳優)は喜びを爆発させた。

     ”やった!”

     ”これだ!”

     ”すべてガチですね!”

     ”人生 やるときは本気でやれ!”

太川「ご褒美に蟹食べに行こうか」

マルシア「やったあ」

太川「(呟く)沢蟹だけどね」

充実感に満ちた三人の後ろ姿に、ENDマークがだぶる。

 

ロケから 7 年の月日が流れた今も、この旅の舞台は多分変わっていないだろう。

大阪城から路線バスだけで琵琶湖に出ようとすれば丸一日かかるだろうし、琵琶湖西岸湖西線に沿った道を行けば伊吹山の雄姿を望めるはずだ。ただ、一行が 2 日目に朝食をとった堅田駅前の小川珈琲店は 2015.8.23 に閉店した。

道端の農家の庭で赤かぶを洗っていて、マルシアさんに「あっ、リンゴ!」と言わしめたあのおばさんお元気ですか?

今津から小浜までJRバスで鯖街道を行き、田島というの旅館清風荘、ジーパン姿できびきびした都会的な女性という感じの若女将、”主人が海に潜って捕って来たばかりですよ”と食卓に並んだアワビを説明していました。

3 日目、敦賀の先と思いますが、氷雨の中バスを待つ 2 時間の間、体育館のストーブで芋を焼いて食べさせてくれたゲートボール練習中のおじさん、いろいろな方の善意に支えられた旅でした。

印象的だったのは、進路を訪ねる太川さんに対する運転手さん、案内所の職員の皆さんの誠実な応答ぶり。ご親切にどうもと言いたくなる。

 

総じて、このバス旅は巡礼旅に共通するものがあると思った。