関宿城を目指して江戸川堤防を歩いています。
東にかなり大きく、しかしぼんやりと見えるのが筑波山です。(数年前はもっとはっきり見えたような気がします)
足許の神社に寄ってみます。
昭和50年代の堤防改築で移転を余儀なくされたことが、記念碑に書かれていました。
富士浅間神社も、山ごと移転していました。
堤防に戻り、昔あった「棒だし」と呼ばれる洪水防止施設について学びました。
(現在と、明治16年の地図で対比)
いよいよ関宿城が間近です。
利根川を渡る茨城県境町への境大橋も見えます。
堤防から見下ろす牧場です。牛の頭数が減っているのが気になります。
昔の城跡です。
1457年(長禄元)の砦が始まりで、1590年(天正18)家康の実弟、松平安元が2万石で入場。
その後、数名の城主が代わって、1705年(宝永2)より久世氏の治世が明治まで続きました。
本丸、二の丸、三の丸とあり6000坪の城跡は、江戸川堤防に埋もれています。
いよいよ新しい城(平成7年開館の千葉県立関宿城博物館)です。