12月16日 京成佐倉駅から送迎バスを利用し、川村美術館に向かった。
平日、曇天、しかもこの冬一番の寒さとあって乗客は我ら3人のみ。バスは雑木林の残る下総台地の集落をいくつも通り過ぎて四街道市に近い美術館に着く。
川村美術館はDIC株式会社(大日本インキ化学工業)が1990年5月にオープンした。社主川村氏三代にわたる蒐集品を展示。なかでも、アメリカの抽象表現主義を代表するマーク・ロコスとパーネット・ニューマンの作品がメイン。
2008年、作品、建築、自然の一体化をテーマにした、現在の斬新な美術館となった。建築家は根本浩氏。
広場の中心にある金色のオブジエ「ブロンズの形態」(1985)はヘンリー・ムーア(1898-1986)の作品。