goo blog サービス終了のお知らせ 

雨曇子日記

エイティライフの数々です

寿量院で写経

2017-06-18 20:57:06 | 神社仏閣

 

寿量院は柏市塚崎 815 番地にある真言宗豊山派の寺です。

毎月第三日曜日の午後 2 時から写経教室が開かれます。(受講料 1,000 円)

葬式や法事などが突然入って中止になる場合があるので事前に確認が必要です。(フリーダイアル 0120-471-003 )

 

 

蓮の花びらを模ったコンクリートの屋根に特徴がありますが、本堂の内部は木造です。

写経は本堂と別棟の部屋で行われます。

 

 

茨城県での葬儀に出かけておられたご住職が戻られ、講話をいただきました。

 

 

最澄と空海が遣唐使船で中国に渡り、密教を日本にもたらす話で、大変面白く分かりやすく話して下さいました。

 

 


五条天神社&花園稲荷神社

2017-03-18 18:59:03 | 神社仏閣

 

この神社が上野山にあるのは、何か不思議な気がしましたが、ネットで由来を読んでみると、こちらの神社の方が寛永寺より歴史が古いということが分かりました。

稲荷神社については、上野の山の主である、弥左衛門という狐が巣穴の保護を天海上人に懇請したという話が出ていました。

 

 

五条天神社は、日本武尊東征の際、この地を通り、大巳貴命(おおなむじのみこと・大国主命)、少彦名命(すくなひこのみこと)を祀りました。しかし、その後上野のあちこちに遷座し、もとの地に落ち着いたのは昭和 3 年だったそうです。

五条天神社の境内に稲荷社がある、といった感じです。(社務所は共通です)

 

                         (五条天神社の桜)


上野寛永寺清水堂

2017-03-17 17:17:50 | 神社仏閣

 

上野寛永寺の清水堂は、寛永 8 年( 1631 ) 天海僧正が京都東山清水堂を手本として建てました。

 

 

舞台造りの柱についた擬宝珠に「寛永 13 ・椎名兵庫」などの文字が読み取れます。

この人は、江戸初期の鋳物師だそうです。

 

 

歌川広重の江戸名所百景に描かれている「上野山内・月の松」が復活しています。

足立区の造園業者の方が 3 年がかりで作られたとか。

 

 

観音堂の秘仏十一面観音が与えて下さる力は「施無畏」(何物にも畏れない力」です。

 

 

 


亀戸天神の鷽替え

2017-01-25 20:00:46 | 神社仏閣

             

 

亀戸天神の鷽替えは毎年たいそうな賑わいです。

昨年求めた鷽(うそ)を持参して、新しい鷽に取り換えてもらうのです。もちろん有料で、7 .5 cm ぐらいのもので 1 ,000 円です。

( 1 ~ 10 までのサイズがあり、7 .5 cm のものは 3 のサイズで、高いランクのものから求められていくそうです)

家人によると、何万人という人出で長い行列ができ、時間帯にもよりますが 2 時間ぐらいの行列は覚悟が必要とのことです。 

 

             

             

                     ( 2015. 3 . 4 撮影)

 

昭和 48 年 11 月発行の、中村汀女監修の“現代俳句歳時記”には次のような記載があります。

「一月七日の夕刻から、九州大宰府の天満宮でおこなわれる神事。参詣者は木製の鷽を持って集まり“替えましょう、替えましょう”と唱えながら、つぎつぎに他の人の鷽と交換する。中に神社から出す金の鷽がまざっていて、それを換えあてれば幸運が授かるというのである。

東京の亀戸天神でも一月二十五日の初天神にそれに似た行事がおこなわれる。」

そして、次の句が載っています。

 

          鷽替に楠の夜空は雪こぼす         野見山朱鳥

          鷽替やまこと顔なる古帽子         岡野 知十

          人の世の袂に替へし鷽はあり      福田 蓼汀

          鷽替の鷽の小ささ守護(まもり)とす   草村 素子

          友ら遠し立身の鷽替へもせず      小林 康冶    


禊盥(けいかん)

2017-01-23 19:53:44 | 神社仏閣

        

        

 

墨田区小村井の香取神社です。

本殿に向かって左の支社諏訪神社に置かれている手水鉢は、区の文化遺産です。 

 

        

              

 

「禊」(ケイ)は“みそぎ”「盥」(カン)は“たらい”

神社にある多くの手水鉢が「奉納」「奉献」「盤水」「水洗」と書かれているなかで、「禊盥」はめずらしいと思いました。

でも、「身に着いた罪や穢れを祓って清純な心身で神様に向かおう」という気にさせてくれます。

 

        

             

 

コンパクトな境内ですが、香梅園があって早くも花を咲かせていました。梅まつりは 2 月中旬です。

 

             

              

             

             

        


閻魔びらき

2017-01-20 21:52:50 | 神社仏閣

             

             

 

普段は赤い門が閉められている足立区北千住の勝専寺。

この赤門が開くのは 1 月 16 日& 7 月 16 日、地獄の釜が開くということで、閻魔まつりの日。

 

        

             

             

             

             

             

             

             

 

この閻魔さまは、寛政元( 1789 )開眼だそうで、そのころから露天の店が境内から参道にびっしり出てにぎわったそうです。

昔はぼろ市と呼ばれ、江戸に入る旅人から出た売り物が主だったとか。

 

             

 

教えてくれたのは、江戸に詳しい足立市場“武寿司”のご主人だ。


柏・神明社の神たち

2017-01-07 22:01:10 | 神社仏閣

             

             

             

             

 

船橋~取手を結ぶ県道船取線沿い、柏市塚崎の神明社は、駐車場の設置など時代に合ったリニューアルが進む神社です。

広い境内に点在する支社も立派に整備してあります。

 

子の神は大国主命(大黒天)を祀り、大黒天の使いがネズミであることから「子の神」となりました。

 

        

 

疱瘡神社からは、かって村に疱瘡が蔓延し、多くの人が亡くなったであろうことが想像できます。

 

        

 

“あんばさま”と呼ばれこの地方では大いに信仰された大杉神社の本宮は、茨城県稲敷市阿波にあります。

 

        

 

日本神話に登場する女神コノハナサクヤヒメを祀った子安社は、子授け、安産、子育ての神様です。

 

        

 

何を祀ったか分からなくなったような石祠もおろそかにしていません。

 

        

 

猿田彦大神は、鼻の長さ 1.2 m 背丈 2.1 m 天孫降臨に際しては道案内をした神です。

 

        

 

神明社は神々の森です。

 

 


大祓(おおはらえ)

2016-12-31 20:17:27 | 神社仏閣

柏市塚崎にある伝統ある神社、神明社の大祓神事に参加しました。(誰でも予約なしで参加できる)

知らず知らず身に着いた穢れ、罪科が祓われるのです。

 

             

             

        

        (この地を治めた殿様寄贈の鳥居)

             

        

       (罪や穢れをこの人形に移して心身を清純に戻す)

 

まず宮司さんが神様にお祈りし、続いて一同が茅の輪をくぐります。

 

             

             

             

             

             

        

             

             

 

茅の輪くぐりのあと拝殿に上がり、新年の祈願をしました。

 

             

 

神様のご加護でよい一年が過ごせますように!


紅葉の観音寺

2016-11-29 22:05:02 | 神社仏閣

             

 

柏市逆井 523 の観音寺は、 4 月下旬からの牡丹、 9 月中旬のヒガンバナで知られていますが、11 月下旬の紅葉も見事です。(入山・駐車無料、40 台駐車可)

11 月 29 日(火)午前 10 時ごろの観音寺の紅葉です。

 

             

             

             

             

             

             

 

本堂の前にある石塔には、延暦 13 年( 794 )の銘があります。

住職のお話では、さる方の寄贈によるもので、もとは京都のお屋敷にあったとのこと。

石塔の屋根が 10 と偶数であることなどの理由で、平安時代の造立説は信憑性が疑われますが、住職は「形が美しく品がある」と言われ、「 794 年造立」を信じておられます。

 

        

        

 

観音堂の植え込みに千両、万両を見つけました。

葉の下に実をつけるのが万両、葉の上は千両です。

 

        

        (万両)

        

        (千両)

 

紅葉の楓を見下ろして歴史を感じさせる大木がそびえ、また、近年植樹されたハンカチの木、沙羅の木などが調和し、四季折々に見どころのある花の寺です。

 

             

                 (三本並んだ杉)

             

       (沙羅の木)            (むくろじ)            (銀杏)

             

             

 

        


馬込“本寿院”で写経

2016-11-16 20:48:27 | 神社仏閣

ネットで調べ、“写経のできる寺”大田区馬込の本寿院へ行きました。

都営浅草線馬込駅を降り、環状 7 号線を大森方面に歩いて 7 分のところです。

寺ですが、普通の商店のように道路際に建つ普通の鉄筋 4 階のビルです。

 

             

                     (馬込の環状 7 号線)

             

                    (本寿院の青い看板が見える)

             

                       (本寿院の玄関)

 

中に入ると、薬局の待合室のようでした。飴玉も置いてあります。受付の窓口で声をかけるとにこやかな若い女性が現れました。

写経料千円を払い、住職に案内されエレベーターを2 階で降りると、そこが写経場でした。(本堂は3 階のようです)

 

             

                (寺の入口を入るといきなりの部屋)

        

          ( 2 階にある写経会場・日に 10 人ぐらい訪れるとのこと)

 

お手本が敷いてあるので、下の般若心経を写すだけです。文字は 266 ですから、飽きっぽい私でもなんとか続けられます。

私、同行の向島のMさん、あと、3 人ぐらいでしたか、静寂のなか、仏と向き合って小一時間を過ごしました。

私は、別に信心はありませんが、こんな環境で、筆ペンで漢字をなぞるのも悪くないと思いました。