遠いクニ。
真っ赤な太陽。
ヒルガオ科らしいカタチは日本人好み。
でも、鮮やかでインパクトある色合いは、
遠いクニからやってきたことを主張している。
一度種を結んで、自然散布された以降は、
毎年あちこちで発芽するように。
ふるさと新潟で観ることはなかった。
今でも、
野で咲くのに初めて出逢ったときのトキメキを
覚えている。
(丸葉縷紅草)ヒルガオ科サツマイモ属。一年草.
原産、北アメリカ。江戸時代末期に観賞用として渡来。
本州中部以西中心に野生化。
花期、7~10月。 花径、1.5cmくらい。
蔓性5mくらいに。虫媒花。
名の由来、縷(ル)は、細々とした糸筋の意。
細い葉のようすから。 丸葉の縷、ややこしい。
栽培記録
2019/4/下旬。
前年に採種し、蒔いたのが発芽。
2019/8/上旬。
半日蔭の鉢植え、階段にフウゼンカズラと絡ませて。
小さな鉢も。
ホソナガカンバス植物園に地植えも。
2019/9/上旬。
スイカズラ等に絡んで順調に成長。
2021/91下旬。
仲間 アーカイブ
ルコウソウ
(縷紅草)ヒルガオ科サツマイモ属。
原産、熱帯アメリカ。
江戸時代初期に渡来。
縷(ル)は、細々とした糸筋の意。
細い葉のようすから。
モミジルコウ
(紅葉縷紅) ヒルガオ科サツマイモ属。
別名:ハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草) 。
ルコウソウ(縷紅草、留紅花)と
マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)の交雑種。
原産地:熱帯アメリカ。江戸時代に渡来。