初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

バラとスイカズラと   思い出のクリスマス   千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-12-24 18:30:05 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

真冬に咲く、

バラとスイカズラ。

思い出のクリスマス。

 

マゴたちへのクリスマスプレゼントはずっと本です。

 

本を取り出すと、

花びらが、

香りとともに現れて、

毎年のことだから分かっていても、

きっとキュンとするはず。

生涯忘れない記憶になるはず。

 

いつの日か、

時空のトビラが開く、

ちいさなサインをみつけるでしょう。

たくさんのうれしいがつまった本は、

時の船にゆられて旅をして精霊になります。

 

 

 

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ハマボッス     海とひかりと       千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-12-22 00:01:09 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

潮騒がきこえる。

 

海と

ひかりと

潮風のクニ。

 

アイトヘイワの海。

 

初夏の房総の海で出逢いました。

 

 

 

(浜払子)サクラソウ科オカトラノオ属。越年草。

日本全土、東、東南アジア等に分布。海浜植物。

花径、1cmくらい。花期、5〜6月。

草丈、40cmくらいに。薬効。

名の由来、花序、あるいは果実のようすを、

僧侶が使う、獣毛を束ねた法具の払子(ほっす)に見立て。

 

 

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5月下旬。千葉県房総のクニ。

 

 

 

 

 

 

 

ヒト科ミンハナホシノヒトミ属ショカ。

 

 

6月中旬。

 

9月上旬。

 

 

 

 


ツルソバ   冷めない恋の花     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-12-19 00:01:28 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

真冬まで咲き続ける。

 

胸の奥でいつまでも、

いつまでも咲き続ける、

冷めない恋の花。

 

 

 

 

(蔓蕎麦)タデ科タデ属。多年草。

日本(関東南部以西の海岸近く)、中国、マレーシア、インドに分布。

花びらに見えるのは萼。

花被片(かひへん)は長さ3~4ミリ。

花期、8月~1月ごろ(一般的には5~11月)。横に這って立ち上がる。

黒く熟した果実は酸味があるが食べられる。

サラダに添えて。 新芽は天ぷら等で。

蕎麦の語源。

三角の実を、尖った意の稜(そば)。小麦等との区別から、稜麦(ソバムギ)に。

12世紀、鎌倉時代ころに、蕎麦となった説。

 

 

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7月中旬。

1cm巾側溝脇植物園で発芽・生育。 

この子も側溝を流れて遠くまで繁殖してるはず♪

 

8月下旬。

 

 

 

9月下旬。

 

 

メガネツユクサと。

つよくてきれいでなかよし。

 

 

 

 

10月中旬。

 

 

10月下旬。

シャリシャリと、口に仄かな秋がひろがる。

 

11月初め。

 

 

 

12月初め。

 

 

12月中旬。

 

 

 

1月下旬。

 

 

 

2月下旬。

 

 

 

同科別属、ヒメツルソバ アーカイブ

(姫蔓蕎麦)タデ科イヌタデ属。

別名、ポリゴナム。

ヒマラヤ原産。明治時代に導入。

 

 

5月初め。運河の壁に。すごい繁殖力。

 

 


ウツギ    もれふるひかりの下に      東京都江東区恩賜の森

2022-12-16 00:01:36 | 東京都江東区恩賜の森

 

ソラ指す空木。

もれふるひかりの下に。

 

 

(空木)アジサイ科(ユキノシタ科)ウツギ属。

原産、日本、中国。 北海道南部以南に分布。

「卯(う)の花」は頭文字から。

旧暦4月、卯月は「卯の花の咲く季節」の意。

『夏は来ぬ』で歌われる初夏の風物詩。

花にほとんど香りはなく、古語でにおうはうつくしいという意で使わている。

おからを「卯の花」と呼ぶのは、咲いてるようすや空(から)の茎からの説。

花期、5~7月。 花径、1cmくらい。樹高、4mくらいに。

茎が中空のため空木(うつぎ)。

科や属の異なる種でも幹が中空な植物はウツギと呼ばれる。

 

 

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5月初め。

 

 

 

5月下旬。

 

 

 

6月中旬。

 

 

7月上旬。

 

 

 

池の縁に朽ちかけた切り株。

アカメガシワ、エノキ、ケヤキ等が育ってる♪

このまま剪定したら、森の盆栽に。

 

 

10月初め。

 

 

10月下旬。

 

 

 

1月初め。

 

 

 

 

ショカ園 栽培記録

2016/5 挿し木。空木の茎。

 

2016/11。

 

2019/5。

 

 

2021/2下旬。

昨年夏に水切れしてダメージ。

陽射しきつくない場所に移動したのに、

ちょっと陰になってて、晩秋にまたもや水切れ、が~ん!

生きてる気配が薄いけど。

ちょっと切ってみると、まだ生きてるような・・。

植え替えて、春の若葉待ち。

神様お願い。

水をほしがるアジサイ科。 

 

2021/3/下旬。

復活♪

 

2021/4/末。

元気にはなったけど、今年は咲かない。

マタライネン。

  

 

2021/7中旬。

剪定は最小限に止め、来春期待。

 

2022/12現在。

全体の様子はあまり変化ない。

それなりに元気ではあるが、春に咲かなかった。

もれふるひかりの環境にしてるんだけど・・。


サオトメカズラ    植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-12-13 00:01:39 | 植物の名前

 

花も葉も実もうつくしい。

植物たちへの感謝をことばにする、

できるだけうつくしいことばで。

うつくしいにほんごで。

 

宇宙の果てに捨ててきたい、

標準悪名 屁 糞 葛(ヘクソカズラ)。

 

 

暖かな初冬。

黄葉と実の熟成時期なのに、

まだ一部、風の遊ばないトコでは咲いている。

これまでの観察で、一番遅い花かも。

 

 

いつの間にかドアの隙間を登った。

ドウモウ蔓性、あるある。

 

 

 

(早乙女葛)アカネ科ヤイトバナ属。

原産地  日本、東アジア。

花冠は長さ約1cm。花期は7〜9月。

実の汁は、しもやけ、あかぎれに薬効。

古からの別名には、

ヤイトバナ(灸花)。

~灸をすえているようすや、花の中心の姿形をお灸の痕に見立てた。

サオトメバナ(早乙女花)・サオトメカズラ(早乙女葛)。

~早乙女の田植え姿や、早乙女の笠やかんざしに見立て。

また、葉に光沢がある以外ほとんど同じ、

海岸に生えるハマサオトメカズラ(浜早乙女葛)という種も。

花を早乙女に例え、伸びるようすを葛と重ねた、

サオトメカズラ(早乙女葛)。

この美しい花・葉・実にふさわしい。

 

 

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6月下旬。

 

 

 

7月上旬。

 

  

  

 

7月中旬。

 

 

 

7月下旬。

 

1cm巾側溝脇植物園。自宅。

 

 

 

8月中旬。

  

  

 

8月下旬。

 

 

デコラゴムノキ

クワ科イチジク属。イチジクやベンジャミンも仲間。

インド北部からマレー半島原産。

樹高、自生地では30mにも。

親樹は、1973年から育て49年以上に。

我が家の精霊の守り樹。

 

側溝に侵入。これは2017年。

 

9月初め。

今日のイノチ

すこしもらって、そばにおいて。

 

9月中旬。1cm巾側溝脇植物園。自宅。

 

 

 

10月上旬。

 

 

10月下旬。

 

 

 

11月下旬。ホソナガカンバス花壇。自宅。

 

 

 

 

 

12月上旬。

 

 

12月下旬。

 

 

 

1月下旬。ホソナガカンバス花壇。自宅。

 

 

 

似ていれば何でもいいのではない。

そう感じたからといって、命名していいのではない。

 

キセキの星に、

ともに生きる植物たちを呼ぶとき、

どんな情景を思い浮かべるのか、

その想像力が試される。

 

ヒョウジュンとかで決まってるから、

仕方ない、

そのままでいいだなんて、


どこかの独裁者の国のようで、

オソロシイ。

たかが野の花のなまえという世界観が、

多くのヒトが違和感、嫌悪感を持つ、

ちいさくておおきな問題をいつまでも放っておく世界観が、

とてもオソロシイ。

 

遠い時代だから許容されたのでしょうか。

名付けてしまったヒトのことも、

ずっと傷つけているのに。