遠い日、
ふるさとの寺の境内。
エゴノキの樹の下で。
セーラー服。
2度目のラブレター。
(野茉莉)エゴノキ科エゴノキ属。
別名、万葉集、歌舞伎にも登場する、チサノキ(萵苣木)。
日本原産。全国の雑木林に生育。
花期、5~6月ころ。花径、2cmくらい。芳香。
果実、2cmくらい。樹高、10mくらいに。
名の由来、果実の味がえぐい、から。
昔は果実を石鹸のように洗濯などに用いた。
子供のころ、セッケンの実と呼んでいた。
甘酸っぱい思い出の樹。
別名チサノキ(苣の木)は、果実の実ったようすをチナリ(乳成り)と表現され、
それが訛った説。
野茉莉は中国名。
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1月中旬。
葉痕(ようこん)に二つ形成される、
複芽(ふくが)と呼ばれる冬芽(とうが)。
大小のカタチは特有で同定の手がかりに。
5月上旬。
5月下旬。
6月上旬。
エゴノネコアシフシ。
エゴノネコアシアブラムシが寄生して出来た虫こぶ。
6月下旬。
7月上旬。
7月下旬。
9月初め。
9月中旬。
10月下旬。