初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

トウカエデ     答えは、雪の風の中に      千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2020-12-31 00:01:25 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

遠い日、中国から徳川幕府に。

国が国に寄贈するのには特別な意味がそこにあるはず。

昨日投稿のフウも徳川によって持ち込まれたとあるが、さて・・。

 

東京だけで、4万数百本が植樹されている。

これは4番目に多く、全国植樹ランキングでは第5位。

 

 

(唐楓)ムクロジ科カエデ属 (落葉高木)。

中国原産。江戸時代、中国から幕府に寄贈。

明治以降、日本全土に分布。

花期、4~5月。樹高、20mくらいに。

名の由来、中国産で唐。

楓は、「風」で「木」の葉や種子を飛ばす樹木を表す。

ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属の総称であるカエデに楓をあてるが、

似た葉を混同し誤ったのが現在も使われている。

 

 

 

アーカイブ。

4月下旬。

 

 

 

5月中旬。

 

 

 

10月上旬。

 

 

10月下旬。

 

 

10月末。

 

 

 

1月初め。


フウ    風だけが知っている     千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2020-12-30 00:01:19 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

古代日本にあったフウは何故滅びたのだろう。

木に風でフウ。

風だけが知っている。

 

 

(楓)フウ科フウ属。

台湾、中国南部原産。江戸時代中期に渡来。

しかし、古代日本には存在していたことが分かっている。

高貴な樹として徳川家によって持ち込まれ、江戸城、日光東照宮等に。

皇居内には当時のものが残っている。

花期、4月ころ。 雌雄同株、雌雄異花。

果実は集合果、10〜11月成熟。

樹高、20~40mくらい。原産地では60mにも。

名の由来、楓は、風にゆれて葉や種を飛ばすようすから、木に風。

ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属の総称であるカエデに楓をあてるが、

似た葉を混同し誤ったのが現在も使われている。

 

 

 

アーカイブ。

11月下旬。

 

1月中旬。

 

 

 

3月下旬。

 

 

4月中旬。

 

 

 

 

仲間。アーカイブ。

モミジバフウ

 

 

 

 

(紅葉葉楓)フウ科フウ属。

北アメリカ中南部・中央アメリカ原産。

別名、アメリカフウ。 大正時代に渡来。

花期、4月ころ。雌雄同株、雌雄別花。樹高、40mにも。

種子を飛ばして空っぽになって落果。

名の由来、葉のようすがモミジに似てることから。

 


タイサンボク    はるか遠いふるさとに     東京都江東区都立の森

2020-12-29 00:01:18 | 東京都江東区都立の森

 

海の向こう、

はるか遠いふるさとに、マタライネン。

 

 

 

(泰山木、大山木)モクレン科モクレン属。

北米中南部原産。

花期、5~7月。花径、20cmくらいに。

樹高、20m以上に。

タイサンボクはアメリカ合衆国南部を象徴する花木。

ミシシッピ州は、タイサンボクの州 (Magnolia State) という愛称。

映画『マグノリアの花たち』(Steel Magnolias)。

うつくしいアメリカ南部に咲く、タイサンボクがとても印象的でした。

名の由来、花やスガタが大きくて立派なことから、と。

 

 

 

アーカイブ。

5月下旬。

 

 

 

6月中旬。

 

 

 

6月下旬。

 

 

 

7月中旬。

   


アカバナルリハコベ     時空を超える赤い船     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2020-12-28 00:06:18 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

時空を超える赤い船。

 

ヨーロッパでは古来より特別な花。

季節を行き来できる花時計を持ってるよう。

 

来年用に種蒔き。

以前秋に、偶然室内で発芽を見つけて育てたことがあって。

春蒔きもやります。

屋外に育って膨大なタネが蒔かれているが、

鉢に侵入したり、側溝脇植物園等で発芽したりが少ない。

発芽しても成長せず消えることがほとんど。

鉢は外で越冬する。

 

12/4。

 

12/14。発芽。

(赤花瑠璃繁縷)サクラソウ科ルリハコベ属。1年草。

ヨーロッパ原産。江戸後期~明治初期に渡来。本州以西の海岸地域に分布。

瑠璃色のルリハコベは、東海以西に。

アカバナが母種であるが、先に渡来したためこの名に。

英名scarlet pimpernel スカーレット・ピンパーネル(黄味がかった紅色のルリハコベ)。

花期、2~9月(一般的には3~5月)。

花径5mmくらい。草丈、10~20cmくらい。

実は3~4mmくらい。6月くらいから花と並行して観られる。

似ているためナデシコ科のハコベが付く。

ハコベは蔓延芽叢(はびこりめむら)が語源の説。

ツル(蔓)が延びて、芽が生い茂る(叢・ムグラ)意。

古代ギリシャから薬草とされ、さらに毒性を併せ持つ。

ヨーロッパでは、神秘的なうつくしさが古来より特別な花として扱われた。

 

 

 

アーカイブ。

3月下旬。

 

 

4月下旬。

 

 

6月下旬。

 

 

7月上旬。

 

 

8月中旬。

 

 

9月上旬。

 

 

 

11月上旬。

 

11月下旬。

 

1月末。

 

 

2月上旬。

 


ツタバウンラン   宇宙の果て     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園

2020-12-27 00:01:10 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

葉の海を渡る、

フシギウツクシイ花。

宇宙の果てから。

 

真冬に咲き続ける。

温暖な地中海沿岸地方から来たとは思えないほどつよい。

 

 

ゲンノショウコが侵入♪

(蔦葉海蘭)オオバコ科(ゴマノハグサ科)ツタバウンラン属。

地中海沿岸地方原産。つる性多年草。

大正年間に渡来、野生化。

花期は、真夏以外(一般的に初夏~夏)。花径1cmくらい。

名の由来、ツタバは葉のようす。

海蘭(ゴマノハグサ科ウンラン属、日本固有種)は、

海岸に咲く蘭(ラン科)に似た花。

 

 

 

アーカイブ。

1月中旬。

 

 

2月末。

 

3月下旬。

 

4月初め。フラサバソウと。

ホソナガカンバス植物園。

 

 

4月末。

 

7月下旬。

 

 

9月下旬。

 

 

 

仲間。アーカイブ。

マツバウンラン

(松葉海蘭)オオバコ科(ゴマノハグサ科)マツバウンラン属。

アメリカ原産。1941年に京都市で初めて採集。

花径、1cmくらい。花期、4~6月。草丈、50cmくらいに。

 

 

トキワハゼ

(常盤爆)サギゴケ科(ゴマノハグサ科)サギゴケ属。

分布、日本、東、東南アジア、インド。

花長、1cmくらい。花期、4~11月。1年草。

 

 

サギゴケ

(鷺苔)ゴマノハグサ科(ハエドクソウ科)サギゴケ属。常緑多年草。

原産、日本。北海道から九州、湿った草地に。

別名、ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)。シロバナもある。

花径、2cmくらい。 花期、3~5月。草丈、這うように、数cmに。