初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ゲンノショウコ    フシギナチカラ    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2021-08-31 00:01:51 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

僕の散策範囲では、観ることは稀になってしまった。

悪魔の草刈り機に合うと復活しないよう。

ショカ園では、特にアカバナが、

本来西日本に多いのに、すごく馴染んで、

一年中咲く。

ドウモウキレイたちとの熾烈なアラソイにも勝ち残った。

 

フシギナチカラ。

 

 

 

(現の証拠)フウロソウ科フウロソウ属。多年草。

分布、北海道から沖縄、 朝鮮半島、台湾。

開花時期、一年中(一般的には7~10月)。花径1~1.5cm。

草丈、20~60cmくらい。

名の由来、飲むとすぐ効くので、薬効の表現で「現の証拠」。

センブリ、ドクダミと並んで日本の三大薬草のひとつ。

現代でも成分が配合されてる薬も。

暮らしがみえるなまえ。

西日本ではピンク、東日本では白が多い。

風露とは、ふうろ野のことで、草刈場のこと。

 

 

 

アーカイブ。1cm巾側溝脇植物園。

3月下旬。

 

 

 

4月中旬。

 

 

8月上旬。

 

 

9月中旬。

 

 

9月下旬。

 

 

 

 

10月上旬。

 

 

10月中旬。

 

10月下旬。

 

 

12月上旬。

 

 

12月下旬。

 

 

1月中旬。紅葉。

 

2月上旬。

 

 

シロバナ。アーカイブ。

 

 

 


ナガエコミカンソウ    約束の地のむこう   千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2021-08-29 00:01:17 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

はるか遠く、約束の地のむこう、

アフリカ東部、マスカリン諸島からやってきた。

まだ年数は浅いのに、すさまじい繁殖力。

ドウモウキレイが集まったショカ園でも、トップクラス。

いつのまにか侵入してた。

 

 

アフリカフウチョウソウ

(阿弗利加風蝶草)フウチョウソウ科クレオメ属。

熱帯アフリカ、スーダンからザンビア原産。1年草。

 

 

(長柄小蜜柑草)コミカンソウ科コミカンソウ属。1年草。

原産、アフリカ東部、マスカリン諸島(インド洋)。

自然学者の『約束の地』とよばれる

聖地マダガスカルの東方沖。

熱帯、亜熱帯中心に分布。

日本では、1990年代以降、関東以西に。

雄花は葉の下に、雌花は上に。

花径、それぞれ1.5㎜くらい。花期、8~10月ころ。

草丈、20cmくらいに。実は2mmくらい。

葉は就眠運動。

名の由来、コミカンは、ちいさなミカンに例えて。

ナガエは、花柄が長いようすを。

 

 

アーカイブ。

8月末。

 

 

9月中旬、雄花。

 

9月中旬、雌花。

 

 

 

9月下旬。19時、就眠運動。

 

 

10月下旬。

 

仲間。アーカイブ。

コミカンソウ

(小蜜柑草)コミカンソウ科コミカンソウ属。1年草。

日本(関東以西›、東、南アジアに分布。

花期、7~10月ころ。花径、1mmくらい。

 


シロバナサクラタデ     鉢のなかの草の森     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2021-08-27 00:01:44 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

湿地環境が適地だから、ウチではちょっと大変。

なんとか4年。

鉢だから野で観るような株にするのは無理だけど、

毎年咲くようすがとても愛らしい。

 

鉢は元々ミゾソバと寄せ植えたのだけど、

マルバツユクサ、ユウゲショウ、アレチヒナユリ、

ゲンノショウコらが侵入。

 

鉢のなかの草の森。

 

 

 

(白花桜蓼)タデ科イヌタデ属。多年草。

分布、日本全土、朝鮮、中国、台湾。

雌雄異株。花径3~4mm。

雌花は花柱が花被より長く、雄花は雄しべが花被より長い。

花期は7~11月。湿地に生育。

草丈、1mくらいに。

名の由来、うつくしい花のかたちを桜に例え。

 

花も犬も、ヒトのたいせつなともだちだから、

イヌタデ属。    -ショカの花図鑑-

 

 

栽培記録。

2017/9下旬。挿し木。

 

 

2018/7上旬。

 

2018/8中旬。

 

 

 

2018/9中旬。

 

 

アーカイブ。

7月初め。

 

 

7月下旬。

 

 

8月中旬。

 

 

8月下旬。

 

9月中旬。

 

 

マルバツユクサ

丸葉露草 ツユクサ科ツユクサ属。

 

 

ユウゲショウ

(夕化粧)アカバナ科マツヨイグサ属。

 

 

アレチヒナユリ

(荒地雛百合)ツルボラン科(ユリ科)ツルボラン属。多年草。

 

 

 

ゲンノショウコ

(現の証拠)フウロソウ科フウロソウ属。多年草。

  


クマツヅラ     草の海を夏風に乗って渡るよう       東京都江東区都立の森

2021-08-24 00:01:18 | 東京都江東区都立の森

 

聖なる草花。

草の海を夏風に乗って渡るよう。

 

 

 

(熊葛)クマツヅラ科クマツヅラ属。

日本、ヨ-ロッパ、アジアにも広く分布。

花径4mmくらい。花期、6~9月。

草丈、80cmくらいに。 薬草。

古代ローマでは聖なる草、魔除けの草とされた。

名の由来、米粒状の実が穂状に付く

「米ツヅラ」 がクマツヅラになった説。

同じ科には、ランタナ、ボタンクサギ、

デュランタ、コムラサキが。

 

 

アーカイブ。

7月上旬。

 

 

 

7月中旬。

 

 

7月下旬。

 

8月中旬。

 

 

仲間。アーカイブ。

ヒメイワダレソウ

(姫岩垂草) クマツヅラ科イワダレソウ属。

原産、南アメリカ、東南アジア。昭和初めに渡来、野生化。

花色、白、淡紅。花径、3~4mmの小花が集まって、1.5cmくらい。

草丈、10cmくらいだが、根は50cmにもなる。

 

 

 

ランタナ

(Lantana)クマツヅラ科ランタナ属。

別名、シチヘンゲ(七変化)。花色が変化していく。

中南米原産。江戸時代に渡来。

花期、5~11月。花径、1cmくらい。

花色:黄・橙・赤・桃・白・複色。

 

 

 

 

 

コバノランタナ

(小葉のランタナLantana) クマツヅラ科ランタナ属。

中南米原産。

 


アカメガシワ     つよくて、うつくしくて、おおきくて     千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2021-08-22 00:01:09 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

つよくて、うつくしくて、おおきくて。

 

植物の果たす気候変動への役割。

紙の主原料でもある木材が多様に使われると、

長期の炭素固定につながる。

高層建築にも続々と使われ始めている。

プラスチックに代わって、さらに自然素材が開発され、

用途が拡大すれば、ドウモウキレイな植物たちが

きっとヒトを助けてくれるでしょう。

 

 

 

(赤芽槲、赤芽柏)トウダイグサ科アカメガシワ属。

本州以西、東南アジアに分布。

典型的なパイオニア植物。雌雄異株。

花期、6~7月。果実、9~10月に熟す。

樹高、15mくらいに。

樹皮は薬効。若い葉や木の芽は食用。

名の由来、紅色の新芽、柏(ブナ科コナラ属)に似た葉から。

柏は正しくは、檞あるいは槲であり、食物の下に敷く意味の、

炊葉(かしきは)、食敷葉(かしわ)が語源の説。

 

 

 

アーカイブ。

6月上旬。雌花。

 

 

雄花。

 

 

 

6月中旬。

 

 

 

6月下旬。うつくしい雄花。

 

 

7月中旬。

 

 

8月上旬。

 

 

9月上旬。 パイオニアを象徴するようなトコで!

 

10月下旬。