初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ロウバイ    真冬の 精霊のドレス    東京都江東区都立の森

2023-01-30 00:01:02 | ヒト科ミンハナ属 ショカ

 

 

真冬の

精霊のドレス

甘くうつくしいかおり

どこかせつなく懐かしい

 

 

 

(蝋梅、蠟梅、臘梅、唐梅)ロウバイ科ロウバイ属。

中国原産、江戸時代に渡来。

ロウバイの基本種。

花期、12~2月。花径、2cmくらい。甘い香り。

樹高、4mくらいに。

名の由来、蝋細工のような、梅に似た花で。   

 

 

アーカイブ

12月中旬。

 

 

 

12月下旬。

 

 

 

1月初め。

 

1月下旬。

 

 

  

 

4月中旬。

   

 

 

仲間 アーカイブ

ソシンロウバイ

(素心蝋梅)ロウバイ科ロウバイ属。

中国原産。江戸時代に渡来。

花期は1~2月。花径2~2.5cm。

素芯は、花弁から花芯まで同じ色の意。

 

 

 


ホシノヒトミ     植物たちへの感謝をできるだけうつくしいことばで   東京都江東区都立の森

2023-01-27 00:01:26 | 東京都江東区都立の森

 

 

キセキの星に

ともに生きる植物たちを呼ぶとき

どんな情景を思い浮かべるのか

その想像力が試される

 

似ていれば何でもいいのではない

そう感じたからといって 命名していいのではない

ヒョウジュンとかで決まってるから

仕方ない

そのままでいいだなんて

どこかの独裁者の国のようで

オソロシイ

 

たかが野の花のなまえという世界観が

多くのヒトが違和感 嫌悪感を持つ ちいさくておおきな問題を

いつまでも放っておく世界観が

 

とてもオソロシイ

 

遠い時代だから許容されたのでしょうか

名付けてしまったヒトのことも

ずっと傷つけているのに

 

うつくしいなまえ

うつくしいにほんご

 

植物たちへの感謝をことばにする

できるだけうつくしいことばで

群生し咲く様子を

夜空にまたたく星に例えたホシノヒトミ(星の瞳)

この美しい花・実にふさわしい

 

凛として迷わず

ヒトもそうありたい

 

 

(星の瞳)

オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。越年草。

ヨーロッパ原産の帰化植物で、1890年頃に東京に帰化。

花期は、12月~6月(一般に2~4月)。 花径、1cm前後。

草丈、匍匐して25cmくらいに。

古からの別名には、ホシノヒトミ(星の瞳)、

瑠璃唐草(ルリカラクサ)、天人唐草(テンニンカラクサ)。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

役に立たないことを犬に例えるセンスのなさが、さらに追い打ちをかけている。

犬も花もヒトのともだち。

オオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。

ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。

クワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、

兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。

 

 

アーカイブ

1月中旬。

 

 

 

1月下旬。

 

2月上旬。

 

 

 

2月中旬。

 

 

3月中旬。

 

3月下旬。

今日のイノチ

すこしもらって、そばにおいて。

  

 

4月中旬。

タチホシノヒトミとホシノヒトミ

 

 

 

6月上旬。 

 

6月下旬。 

 

7月下旬。

 

 

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間 アーカイブ

 

ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)

ヨーロッパ原産。

標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

花径は、5mmくらい。

 

 

ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

 

 

難を逃れた、フラサバソウ

ヨーロッパ原産。

名の由来、19世紀のフランスの植物学者

フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。

 

 

 

 

コゴメホシノヒトミと。ショカ園。

ホシノヒトミと。ショカ園。

 

 


ホトケノザ   宇宙の果て      東京都江東区都立の森

2023-01-24 00:01:52 | 東京都江東区都立の森

 

 

この子が咲くと

早春が開いたフシギな野にいるよう

 

原産

ホントは

宇宙の果て

だと思う

 

 

 

フラサバソウ、と

 

(仏の座) シソ科オドリコソウ属。越年生。

別名、段々な茎から、サンガイグサ(三階草)。

アジア、ヨーロッパ、北アフリカに分布。

日本では、本州以西。

花径、0.8~1.5cm 開花期、10~6月(一般的には3~6月)。

草丈、30cmくらいに。

春の七草のホトケノザはタビラコ(田平子)のこと。

名の由来、対生する葉が、仏様が座る蓮華座の形に似てる、と。

虫媒花(ちゅうばいか)ですが、

蕾のなかで受粉が完了する閉鎖花もつきます。

 

 

アーカイブ

11月下旬。

 

 

12月上旬。

 

12月上旬。閉鎖花。

 

1月中旬。

 

 

1月下旬。

 

2月上旬。

 

2月中旬。

 

 

2月下旬。

 

3月中旬。

 

 

仲間 アーカイブ

 

シロバナホトケノザ 

(白花仏の座) シソ科オドリコソウ属。越年生。

アジア、ヨーロッパ、北アフリカに分布。

 

 

ヒメオドリコソウ

(姫踊り子草)シソ科オドリコソウ属。

ヨーロッパ原産の越年草。明治時代に渡来。

 

ホシノヒトミと。

 

オドリコソウ

(踊子草)シソ科オドリコソウ属、多年草。

日本、東アジアに分布。

花期、4~6月。シロとピンクの花色。

草丈、30~50cm。

 

 


ゲンペイコギク    宇宙の果て     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2023-01-21 00:01:49 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

ちいさく可憐、愛らしいようすなのに、

屋外でほぼ一年中咲きつづける。

ドウモウキレイが揃ったショカ園でも

いちばん長い花期のひとつ。

2017年に、都心の歩道脇、敷石の間から救出した。

ほんのちいさな株が、今はあちこちに。

 

ほんとうは、

宇宙の果てから・・・。

 

 

 

(源平小菊)キク科ムカシヨモギ属。常緑多年草。

原産地は北アメリカ。明治末期または、戦後1949年ころに渡来の説。

関東以西に野生化。 花径2cmくらい。草丈、20cmくらい。

花期、1~12月(一般的には4~11月)。

花の色は時間が経つにつれてピンクに変化。源平の由来。

受粉適正時期を色で知らせる説。

別名をペラペラヨメナ(ぺらぺら嫁菜)。

嫁菜の由来、摘み草は嫁の仕事であった説。

良い菜の意で「よめな(吉菜)」とする説。

「よめ」は姫の意で、花が小さくかわいらしいことからとする説など。

ペラペラは薄い葉の様子。

ムカシヨモギ(昔蓬)。

ヨモギは、どこでも繁殖するで「四方草」(ヨモギ)、よく燃える意で「善燃草」(ヨモギ)の説。

ムカシ(昔)は、本来の種ではなく、誤りで以前そう呼ばれていたの意。

ケナシヒメムカシヨモギ(毛無し姫昔蓬)というすごいなまえのがいる。

菊は、年の最後に咲く、窮(きわ)まるの説や、

漢字・菊が草冠に米を握る、で花の形を表した説ほか。

 

 

アーカイブ

2月中旬。

 

4月下旬。

 

  

 

 

 

5月初め。

 

5月中旬。

 

 

 

今日のイノチ

 

5月下旬。

 

 

7月初め。

 

12月初め。

 

  

 


モミジバフウ    あたたかい胸が森を抱きしめて     東京都江東区都立の森

2023-01-18 00:01:24 | 東京都江東区都立の森

 

春待つうつくしいスガタ

 

あたたかい胸が森を抱きしめて

 

 

 

 

(紅葉葉楓)フウ科フウ属。

北アメリカ中南部・中央アメリカ原産。

別名、アメリカフウ。 大正時代に渡来。

花期、4月ころ。雌雄同株、雌雄別花。樹高、40mにも。

種子を飛ばして空っぽになって落果。

名の由来、楓は、風にゆれて葉や種を飛ばすようすから、木に風。

葉のようすがモミジに似てることから。

ムクロジ科(旧カエデ科)カエデ属の総称であるカエデに楓をあてるが、

似た葉を混同し誤ったのが現在も使われている、と。

 

 

 

アーカイブ

3月下旬。

 

 

 

 

4月上旬。

上に向かって雄花序があり、その下方、花柄が下向きに

伸びて、先に球状の雌花序。

 

 

 

7月下旬。

 

 

11月上旬。

 

 

11月下旬。

 

 

 

 

1月中旬。

 

 

 

 

 

仲間 アーカイブ

フウ

(楓)フウ科フウ属。

台湾、中国南部原産。江戸時代中期に渡来。

しかし、古代日本には存在していたことが分かっている。