初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ローズマリー   思い出のクリスマス  千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2023-12-25 00:32:00 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

思い出のクリスマス

 

マゴたちへのクリスマスプレゼントはずっと本です

 

本を取り出すと

香りとともにローズマリーが現れて

生涯忘れない 深い記憶になるはず

 

いつの日か

時空のトビラが開く

ちいさなサインをみつけるでしょう

たくさんのうれしいがつまった本は

時の船にゆられて旅をして

精霊になります

 

 

 

Rosemary シソ科マンネンロウ属。

地中海沿岸地方原産。 南関東では、普通に野生化してる。

花期、一年中(一般的には3~11月)。樹高、2mくらいに。

属名Rosmarinusは「海のしずく」の意。

ヨーロッパでは、悪魔から守る神秘的な力を持つとされる。

古代からスパイス、薬用に用いられ、消臭効果や抗菌作用、

際立って強い抗酸化作用がある。

 

アーカイブ

10月下旬。

 

 

12月下旬。

 

 

 

1月初め。

 

 

2月初め。

 

3月下旬。

 

6月中旬。

ドライにして毎日の食卓に。

生葉は風呂にも。

 

 

 

 

7月下旬。

 

 

アーカイブ クリスマス

 

 

 

 

 

Parsley, sage, rosemary and thyme,・・・

 

いつ、どこで聴いても、遠いあの日に帰る。

ヒトは永遠にヌイメノナイシャツを作ろうとするイキモノ。 

「ロミオとジュリエット」の15歳のオリビア・ハッセーに恋していた17歳のころ、

1968年に日本公開された映画「卒業」。

サイモン&ガーファンクルのスカボロー・フェア(Scarborough Fair)、

Parsley, sage, rosemary and thyme,・・・

四つのハーブは、生活に重要であるだけでなく、

ヒトの、普遍的なものの象徴として歌われている。

Without no seam nor fine needlework

縫い目のないシャツが作れたら想いが叶う、と。

切ない願い。

16~17世紀に原型が生まれ、19世紀に現在の曲になった、

英国の伝統的なバラード。

 


ケヤキ   ハジマリのあの日    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2023-12-22 00:01:21 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

威風堂々としたスガタ。

東京でも、原宿・明治神宮の表参道に代表されるように、

とても多く植栽されている。

僕の東京の並木道はずっとケヤキのイメージ。

 

見上げると、

遠い、ハジマリのあの日にいる。

 

 

 

激動の1970年がオワリ、なにやらあらたなハジマリの年。

1971年。

母と歩いた東京・明治神宮の表参道。

原宿で降りて、ゆるく下って、すこし登って、青山通りに抜け、青山三丁目まで。

母は若いころに向島で仕事してて、東京中を自転車で走り回っていたらしい。

僕は中学の修学旅行以来で、東京は映画やテレビの中の景色。

 

でも、

初めてなのに

フシギなつかしい景色。

 

当時の表参道や青山は現在とは違ってずっと閑静で、

そして、ずっとすてきな街だった。

青山の南で、最初の1年と少しを暮らし、

その後もとても縁があり、

あたらしい僕が生まれた街になった。

 

母は東京のすてきを観せたくて歩いたんだと、ずいぶん後になって気づいた。

僕の東京は表参道のケヤキ並木から始まった。

 

 

(欅)ニレ科ケヤキ属。

日本(本州以西)、東アジアに分布。

雌雄同株、雌雄異花。

花期、4~5月。葉の前に開花。

樹高、40m以上にも。

名の由来、けや、は、際立っている、うつくしいの意味のけやけき。

欅は本来クルミ科の樹を指す。

 

 

 

アーカイブ

3月下旬。

 

 

4月上旬。

 

 

 

6月上旬。

 

 

12月上旬。

 

 

 

 

栽培

2018年初夏から。

エノキ、ケヤキ、コゴメウツギ 。

永遠に完成しない、

ちいさな鉢の森を造る。

 

2020/4中旬。

 

2021/3下旬。

 

201/4中旬。

 

 


コブクザクラ   遠いそら     東京都江東区都立の森

2023-12-18 00:01:29 | 東京都江東区都立の森

 

遠いそら

 

ハジマリのさくら

 

 

 

(子福桜)バラ科サクラ属。

原産地、日本。

コヒガン(小彼岸)あるいは十月桜と

シナミザクラ(支那実桜、別名カラミザクラ・唐実桜)の交配の説。

花期は、秋から冬と春の年二回。

花径2~3cm。

名の由来、1つの花には1つの実ができるが、

2つ以上の実をつける「子宝」の桜から。

花には雌しべが1~8本、これが子宝♪。

寒さで結実しないことも多い。

 

 

アーカイブ

10月初め。

 

10月中。

 

10月末。

 

 

11月中旬。

 

11月下旬。

 

 

12月下旬。

何本もの雌しべがフシギうつくしい。

 

 

 

1月初め。

 

 

2月初め。

 

 

3月下旬。

 

 

 

 

4月初め。

 


コゴメホシノヒトミ(小米星の瞳・ヴェロニカ シムバラリア)    植物たちへの感謝をことばにする、できるだけうつくしいことばで    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2023-12-15 00:13:41 | ヒト科ミンハナ属 ショカ

 

 

キセキの星に

ともに生きる植物たちを呼ぶとき

どんな情景を思い浮かべるのか

その想像力が試される

 

似ていれば何でもいいのではない

そう感じたからといって 命名していいのではない

ヒョウジュンとかで決まってるから 仕方ない

そのままでいいだなんて

どこかの独裁者の国のようで

オソロシイ

 

たかが野の花のなまえという世界観が

多くのヒトが違和感 嫌悪感を持つ 

ちいさくておおきな問題を

いつまでも放っておく世界観が

 

とてもオソロシイ

 

遠い時代だから許容されたのでしょうか

名付けてしまったヒトのことも

ずっと傷つけているのに

 

うつくしいなまえ

うつくしいにほんご

 

植物たちへの感謝をことばにする

できるだけうつくしいことばで

群生し咲く様子を

夜空にまたたく星に例えたコゴメホシノヒトミ(小米星の瞳)

この美しい花・実にふさわしい

 

凛として迷わず

ヒトもそうありたい

 

 

 

(小米星の瞳)

オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。越年草。

学名:(Veronica cymbalaria)、ヨーロッパ原産。

花期は2~4月。草丈、20cmくらいに。

花径は、5mmくらい。ホシノヒトミより少しちいさい。

1961年東京・小石川植物園に渡来。逸出し野生化。

残念ながらホシノヒトミのようなうつくしい別名はないようです。

コゴメホシノヒトミだったらいいですね。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

オオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。

ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。

クワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、

兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。

 

 

 

アーカイブ

10月中旬。

 

2cmの側溝脇植物園

新品だとこんな。イノチの気配がしない。

2㎝の隙間に土入れて( ´∀` )、後は自然に任せたら楽園になる。

 

10月下旬。

 

 

11月初め。蒔いたのではありません、勝手に(笑)。

  

 

12月下旬。

 

 

 

マルバルコウソウ、と 

(丸葉縷紅草)ヒルガオ科サツマイモ属。

マルバルコウソウ  アーカイブ

 

ヒメイワダレソウ、と

(姫岩垂草) クマツヅラ科イワダレソウ属。

年間通じて側溝脇植物園の帝王。

しかし、そこをものともせず、時期が来たら発芽。

ヒメイワダレソウ アーカイブ

 

 

アフリカフウチョウソウ、の冬姿と

(阿弗利加風蝶草)フウチョウソウ科クレオメ属。

過酷なここにも毎年花を咲かせる。

アフリカフウチョウソウ アーカイブ

 

 

1月下旬。

 

 

 

2月中旬。

フラサバソウと ショカ園

ホシノヒトミと ショカ園

 

 

2月下旬。

 

 

 

 

 

3月中旬。

 

3月下旬。

東京都江東区都立の森の大群生

 

 

ヒメオドリコソウたちと春のダンス

 

4月上旬。

 

4月下旬。

 

ヒメウズと  どちらの鉢だったか・・

 

ヒメウズ、アーカイブ。

 

 

5月上旬。

 

 

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間 アーカイブ

 

ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

 

 

難を逃れた、フラサバソウ

ヨーロッパ原産。

名の由来、19世紀のフランスの植物学者

フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。

 

 

 

 

ホシノヒトミ(星の瞳)

標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

花径、1cm前後。

 

 

 


ナンキンハゼ   風は、ただ、笑ってるようで      東京都江東区恩賜の森

2023-12-12 00:00:30 | 東京都江東区恩賜の森

 

 

森の妖精が

あかやきいろのスイッチを入れ

あたたかい冬の

オワリノハジマリ

 

海からくる風は

ただ、笑ってるようで

 

 

 

(南京櫨)トウダイグサ科ナンキンハゼ属。

中国中南部原産。江戸時代に蝋を採る目的で渡来。

繁殖力旺盛で、関東以西中心に分布。

雌雄同株、雌雄異花、花期、5~6月。

樹高、15mくらいに。

名の由来、中国から渡来し、

ハゼノキ(ウルシ科ウルシ属)の代わりに蝋が取れることから。

ハゼノキの由来。ヤマウルシ(古名ハゼ)は、

その紅葉の色が、埴輪をつくる粘土に似て、ハニシとされ、

ハジ、ハゼと訛った説。

科のトウダイグサ(灯台草)は、花の咲くようすが、燈明台(燈台)に似て。

 

 

アーカイブ

7月上旬。

 

 

 

 

7月中旬。

 

 

 

 

9月上旬。カメムシらしき卵。

 

 

9月下旬。

 

 

10月下旬。

 

 

 

 

11月中旬。

 

 

 

11月下旬。