初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ホシノヒトミ うつくしいなまえ、うつくしいにほんご    千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2018-12-31 00:13:13 | 植物の名前

みん花、5回目の大晦日。

ながくみじかいうつくしいじかん。

 

植物たちへの感謝をことばにする、

できるだけうつくしいことばで。

 

群生し咲く様子を、

夜空にまたたく星に例えたホシノヒトミ(星の瞳)。

 

この美しい花・実にふさわしい、

うつくしいなまえ、

うつくしいにほんご。

 

みなさま、

良いお年を。

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属。越年草。

ヨーロッパ原産の帰化植物で、1890年頃に東京に帰化。

花期は、12月~6月(一般に2~4月)。 花径、1cm前後。

草丈、匍匐して25cmくらいに。

古からの別名には、ホシノヒトミ(星の瞳)、

瑠璃唐草(ルリカラクサ)、天人唐草(テンニンカラクサ)。

標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

役に立たないことを犬に例えるセンスのなさが、

さらに追い打ちをかけている

 

 

 

アーカイブ。

1月下旬。

 

2月中旬。

 

3月下旬。

 

 

4月中旬。

6月初め。

6月下旬。

 

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間。

役に立たないことを犬に例えるセンスのなさが、

さらに追い打ちをかけている。

 

ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)

ヨーロッパ原産。

標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

花径は、5mmくらい。

 

 

ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

 

 

難を逃れた、フラサバソウ

ヨーロッパ原産。

名の由来、19世紀のフランスの植物学者

フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。

 


マメグンバイナズナ    早春ダンス    東京都江東区

2018-12-30 00:51:52 | みんなの花図鑑

軍配あげて早春ダンス♪

早過ぎたかしらん・・。

 

(豆軍配薺)アブラナ科マメグンバイナズナ属。越年草。

北アメリカ原産。 明治に渡来。

花径、3mmくらい。 花期、1~6月(一般的には5~6月)。

草丈、50cmくらいに。

名の由来、「薺」は「撫菜」(なでな)からの変化。

なでたいほどかわいい菜、の意。

また、夏に枯れて無くなることから 「夏無(なつな)」、が変化したとも。

グンバイは、果実の形が軍配に似ていることから。

ナズナ(アブラナ科ナズナ属)の別名ペンペングサは,

果実の形が三味線のバチの形に似ていることから。

 

 

 

ナズナ

(薺)アブラナ科ナズナ属。越年草。

北半球の温帯に分布。

2月中旬。

 


アカバナルリハコベ   最後までうつくしい   千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2018-12-29 00:08:55 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

暖冬だからでしょう、

この時期に咲くのは記憶にありません。

屋外だから、この寒波では厳しいかな。

最後までうつくしい。

マタライネン。

 

(赤花瑠璃繁縷)サクラソウ科ルリハコベ属。1年草。

ヨーロッパ原産。戦後に確認。

花期、5~9月(一般的には3~5月)。

花径5mmくらい。草丈、10~20cmくらい。

実は3~4mmくらい。8月くらいから花と並行して観られる。

似ているためナデシコ科のハコベが付く。

薬草と毒性を併せ持ち、

葉に触れるのも避けた方がよい、とも・・。

僕はけっこう触ったけど平気でした。

 

 

 

アーカイブ。

5月下旬。

 

6月上旬。

 

6月下旬。

 

8月中旬。

 

 

11月下旬。


オオキバナカタバ   春の夢   千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2018-12-28 00:09:40 | みんなの花図鑑

この子の圧倒的な繁殖力は要注意。

しかし、近くにあるフラサバソウの群生には侵入できていない。

毎年、12月にはこのようす。 あまりにもつよすぎてきれい。

 

(大黄花片喰) カタバミ科 カタバミ属。

原産地、南アフリカ。明治時代に渡来。

草丈、15~30cm。花径、3~4cm。

花も葉も陽が射すと開き、曇ると閉じる。

開期、12~9月(一般的には3~9月)。

名の由来、片喰は、葉の先端が食べられたように欠けていることから。

 

 

 

アーカイブ。

11月下旬。

 

1月中旬。

 

3月初め。

 

3月下旬。

 

4月中旬。


ナワシログミ   結実の季節を纏う、うつくしいなまえ    千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2018-12-27 00:10:17 | みんなの花図鑑

常緑の裏白の葉が、

冬のヒカリに踊るよう。

 

(苗代茱萸)グミ科グミ属。常緑。

日本(関東以西の海岸地域)、中国に分布。

花期は10~11月。強い香り。

花びらはなく、ガク筒(がくとう)、6mm前後。

翌年5~6月に赤く熟す。樹高。3mくらいに。

名の由来、グイ(棘)のある木の実から、他。

細長く、夏に結実するのは、ナツグミ。

秋にはアキグミ。

5~6月の苗代のころに結実でナワシログミ。

関東では、公園等でよく植栽されるが、

剪定のため花・実が付きにくい。

結実の季節を纏う、うつくしいなまえ。

食べるグミは、ドイツ語のゴム「gummi」、が語源のよう♪

 

 

 

アーカイブ。

1月中旬。

1月下旬。

 

4月下旬。

 

10月上旬。

 

10月中旬。