初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

アキグミ     ソラからふりそそぐように     東京都江東区都立の森とショカ園

2021-10-31 00:01:39 | 東京都江東区都立の森

 

花も葉も実も、

ソラからふりそそぐように咲く。

 

 

 

(秋茱萸)グミ科グミ属。

日本(道央以南)、東アジアに分布。

花期、4~6月。9~11月に実が熟す。食用。

雌雄同株。高さ2~5m。

名の由来、グイ(棘)のある木の実から、他。

細長く、夏に結実するのは、ナツグミ。

5~6月の苗代のころに結実のナワシログミ。

結実の季節を纏う、うつくしいなまえ。

お菓子のグミは、ドイツ語のゴム「gummi」、が語源のよう。

 

 

 

栽培記録

2019/11 

採種。

 

2020/4/9 

実はしばらく追熟すると渋さが消えて、仄かな甘みが咲く。

追熟して食べたのと果肉ついたのを別に蒔いた。

鳥が食べて排泄、みたいなイメージで。

 

2020/5/12 

食べなかったほうが発芽。排泄じゃないから?(笑)。

しかしこの時点ではアキグミと確信は持てない。

何しろウチときたらいろんな種が飛んでてあちこちで発芽してるから。

 

2020/5/24

こんなにちいさなうちに、すでにアキグミの葉の特徴がしっかり出ている。

葉と実のつぶつぶな表情が同じ!

 

 

2020/7/24

 

2020/10/18

 

 

2021/2/3

ほどけていく早春。

 

 

2021/4/上旬。

 

2021/10中旬。

剪定は定期的に実施。

 

 

 

アーカイブ。

3月初め。

 

 

4月初め。

 

 

 

4月中旬。

 

 

9月末。

 

 

 

10月上旬。

 

10月下旬。

 

 


シマニシキソウ   宇宙の果て     東京都江東区都立の森

2021-10-29 00:01:15 | 東京都江東区都立の森

 

宇宙の果てで出逢うフシギウツクシイ星。

 

 

南関東ではレアと思われるが、

東京の気候で何年も観察できている。

このようすなら、いずれ他の仲間のように普通に見るようになりそう。

 

 

 

(島錦草)トウダイグサ科 ニシキソウ属。

熱帯アメリカやインド原産の説。中部以西中心に生育。

在来種の可能性もある、と。

ちいさな花が1.5mmくらいの球状に。

花期、春から夏。気温高い地域では通年。

草丈、50cmくらいに。薬草。

名の由来、錦はうつくしい模様の絹織物。

赤い茎と葉の緑のようすを例えた。

島は、琉球列島、小笠原諸島に多く見られたことからでは。

トウダイグサ(灯台草)は、屋内照明器具の燈明台に似て。

 

 

アーカイブ。

8月下旬。

 

 

 

 

仲間。アーカイブ。

オオニシキソウ

(大錦草)トウダイグサ科トウダイグサ属。

原産地、アメリカ合衆国東部および南米。明治に渡来。

花期は6〜10月。草丈、40cmくらいに。

 

 

 

 

コニシキソウ

(小錦草)トウダイグサ科ニシキソウ属。

北アメリカ原産。明治中期に渡来。

花期、6~9月。花序径、0.6mmくらい。

20cmくらいに這う。斑紋のある葉がうつくしい。

 

 


コミカンソウ     草の森に住む妖精のデザート      東京都江東区都立の森

2021-10-27 00:01:36 | 東京都江東区都立の森

 

僅か2~3mmのみかん。

ひかり遊ぶ草の森に住む妖精のデザート。

 

 

 

(小蜜柑草)コミカンソウ科コミカンソウ属。1年草。

日本(関東以西›、東、南アジアに分布。

花期、7~10月ころ。花径、1mmくらい。

雌雄同株。小枝下部に雌花が、枝先に雄花が咲く。

実、2~3mmくらい。草丈、20cmくらいに。

薬草。アジア地域でハーブティーにも。

葉は就眠運動。

名の由来、実がちいさなミカンのようで。

 

 

アーカイブ。

10月上旬。

 

 

 

10月中旬。

 

 

10月下旬。

 

 

 

仲間。アーカイブ。

ナガエコミカンソウ

(長柄小蜜柑草)コミカンソウ科コミカンソウ属。1年草。

原産、アフリカ東部、マスカリン諸島(インド洋)。

熱帯、亜熱帯中心に分布。

日本では、1990年代以降、関東以西に。

 

 

 


アオギリ      ソラをゆく船        東京都江東区都立の森

2021-10-25 00:01:00 | 東京都江東区都立の森

 

ソラをゆく船。

おおかぜ来なくて、早いきたかぜに乗る。

 

 

 

(青桐、梧桐)アオイ科アオギリ属。

中国南部~東南アジア原産。奈良時代に渡来。

伊豆半島以南で野生化。日本も原産地の説あり。

花期、6~7月。雌雄異花。

秋に実が熟す。生薬に。食べられる。風散布植物。

樹高、20mくらいに。

シラカバ、ヒメシャラと並び三大美幹木。

名の由来、緑色の樹皮、キリ(キリ科キリ属)の葉に似ていることから。

幹でも光合成。

中国では『鳳凰がとまる木』とされる。

 

 

アーカイブ。

3月上旬。

 

 

5月中旬。

 

 

 

7月上旬。

 

 

 

7月中旬。

 

 

7月末。

 

 

 

8月末。

 

 

 

9月上旬。

風散布植物、風にのる船。

あおよりあおく。

三大美幹木のひとつ、と。

 

 

11月下旬。

 

 

 

12月中旬。

 

 

 


シャクチリソバ   この愛らしさには    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2021-10-23 00:01:59 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

この愛らしさにはメロメロになる。

 

草丈1mくらいになるから、鉢では厄介。

大鉢にしないで何とか育てたいと4年間。

ふるさとは高地。 夏は水切れが怖いから、目が離せない。

 

 

 

(赤地利蕎麦)タデ科ソバ属。 多年草。

原産、カシミールの高地地帯。

明治に薬草として渡来。 東京・小石川植物園に植栽。逸出。

赤地利(しゃくちり)と呼ばれ、名の由来に。

単に茎の根元が赤いからという解説があるが、

地利は、土地から生じる生産物や利益の意味だから、

合わせてということなのでしょう。

花径5~6mm。花期、9月下旬から12月初め(南関東)。

草丈、1mくらいに。

種子は食べられず、若葉が食用に。

蕎麦の語源。

三角の実を、尖った意の稜(そば)。小麦等との区別から、稜麦(ソバムギ)に。

12世紀、鎌倉時代ころに、蕎麦となった説。

 

栽培記録。

2017-9-下旬。挿し芽。

 

 

2017-10-下旬。

 

2017-11-上旬。早くも開花♪

 

 

2021-6初め。植替え。

 

2021-6-下旬。

 

 

 

アーカイブ。 ショカ園と東京都江東区都立の森。

9月下旬。

 

10月中旬。

 

 

 

10月下旬。

待ちくたびれたヤマトシジミが抱きしめて。

ウチはいつも遅れて開花。

 

 

11月初め。

 

 

 

11月下旬。

 

 

12月初め。