初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ムクノキ   ムクノキの花の森を知っている      千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2023-11-29 00:01:03 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

ムクノキの花の森を知っている

 

花や実が咲くのに気づくまで

 

この樹の下をどれだけ長い年月

 

どれだけたくさん歩いたでしょう

 

 

 

(椋の木)アサ科(ニレ科)ムクノキ属。落葉木。

関東以西沖縄まで、中国、東南アジアに分布。

雌雄同株。雌雄異花。

花期、4~6月ころ。花径、2mmくらい。

実は10月ころに熟す。甘く、食用に。

この黒紫色は椋実色(むくみのいろ)と呼ばれる。

樹高、30mくらいに。

葉をトクサのように、木材、漆器などの研磨に使われる。

名の由来、古木の樹皮がはがれ剥片(はくへん)となる。

剥く(むく)からの説他。

エノキ(榎・アサ科(ニレ科))にそっくり。

葉に手が届くなら、ツルツルのエノキに対して、

研磨剤のムクノキで分かる。

 

 

アーカイブ

4月下旬。

ショカ、違うよ

エノキじゃないよ

ともだちだけど違うよ

初夏に咲くから

 

 

7月初め。

 

 

9月中旬。

 

 

 

10月中旬。

 

 

12月末。

 

 

仲間 アーカイブ

エノキ

(榎)アサ(麻)科(ニレ科)エノキ属。

分布、日本、東、東南アジア。

花期、4月ごろ。雄花、両性花。

5mmくらいの実は食べられる。

高さ20m以上、幹の直径は1m以上に。

江戸時代に街道の一里塚として植栽。

名の由来、実を鳥が食べる「餌(エ)の木」、

「枝(エ)の多い木」の説。

 

 

 


シマトネリコ     魔法のことば     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2023-11-24 00:54:34 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

たくさんの聖なる木が、

病院を守っていること

つばさの実が、

風に乘って、

ショカ園までケッカイをひろげてること

 

君のこと、ずっと大好きなこと、

 

覚めることのない、

ずっと胸の奥であたたかい、

魔法のことば

 

 

 

凄まじい繁殖力。

病院をぐるっと囲むたくさんの街路樹から翼果を飛ばし、過酷な環境でも、

次々発芽して、定期的に処分されている。

 

(島梣)モクセイ科トネリコ属。常緑。

沖縄・東南アジア、インドに分布。

花期、5~7月ころ。果実は翼果。

樹高、15mくらいに。カブトムシが好む。

花言葉は「偉大」、「服従」、「高潔」、「思慮分別」。

ギリシャ神話、ローマ神話で戦の神であるアレス(マルス)の木とされ、

また、北欧神話にも深く関係し、神聖な植物として世界各国で親しまれている。

名の由来、樹皮からとれる白蝋を敷居の溝に塗って滑りを良くすることから

「戸に塗る木」でトネリコに。

 

 

アーカイブ

7月初め。

 

8月初め。

 

 

2019/11/末。

魔法のことば

 

早春は、

つめたい魔法が解けて、

開くこと、

春は降りてくること、

初夏は降りそそぐこと、

梅雨は、かくれていること、

夏はとどまること、

のこり夏は見上げること、

秋は登っていくこと、

晩秋はみえなくなること、

冬は、とどまること、

あたたかいおちばの家のこと、

風とあそぶシマトネリコのこと、

 

君のこと、ずっと大好きなこと、

 

覚めることのない、

ずっと胸の奥であたたかい、

魔法のことば。

 

落ち葉の家

 

 

 

2017/11/末。

  

 

1月初め。

 


ハマヒルガオ、と    海とひかりと      千葉、房総のクニ

2023-11-17 00:01:23 | 千葉、房総のクニ

 

海と

 

ひかりと

 

潮風のクニ

 

アイトヘイワの海

 

 

九十九里浜(くじゅうくりはま)

全長66キロメートルにも及ぶ砂浜。

東京湾と違い、外海は風も、波音も荒々しい。

源頼朝が1里ごとに矢を立て99本に達したことが語源の説。

 

(浜昼顔)ヒルガオ科ヒルガオ属。匍匐性多年草。

日本全土の海岸の砂地、世界中に分布。

浜辺に自生する代表的な海浜植物。

花径、4~6cmくらい。花期、5~6月頃。

午前10時ごろから、夕方まで開花が名の由来。

外来種のコマツヨイグサの増加により著しく数を減らし問題に。

 

ショカ

ヒト科ミンハナホシノヒトミ属

 

アーカイブ

5月下旬 千葉、房総、東京湾

 

 

 

 

 

 

6月下旬 千葉、房総、東京湾

 

 

ショカ

ヒト科ミンハナホシノヒトミ属

 

 

コウボウムギ

(弘法麦)カヤツリグサ科スゲ属。多年草。

海浜植物。全国、東アジアに分布。

雌雄異株。

花期、4~6月ころ。 草丈、30㎝くらい。

名の由来、茎の繊維から筆が作られたことが、

弘法大師(空海)に繋がった説。

カヤツリグサは、茎を裂いてできる四角形を蚊帳に見立てる子供の遊びから。

スゲ(菅)は、古代日本で田の神の宿る植物として神聖視された。

菅(すげ)と清(すが)は同じ由来のことば。

 


ネコノシタ    海とひかりと       千葉、房総のクニ

2023-11-14 00:01:13 | 千葉、房総のクニ

 

海と

 

ひかりと

 

潮風のクニ

 

 

アイトヘイワの海

 

 

九十九里浜(くじゅうくりはま)

全長66キロメートルにも及ぶ砂浜。

東京湾と違い、外海は風も、波音も荒々しい。

源頼朝が1里ごとに矢を立て99本に達したことが語源の説。

 

(猫の舌) キク科 キダチハマグルマ属。多年草。

海浜植物。 別名、ハマグルマ (浜車)。

北陸以南、東、東南アジアに分布。

花期、7~10月ころ。 花径、20㎜くらい。

草丈。匍匐性で、50㎝くらい。

名の由来。猫の舌のような葉の触感から。

 

 

アーカイブ

8月下旬。

東京都伊豆大島

 

栽培記録

2023/8下旬

 


アキグミ     ソラからふりそそぐ     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2023-11-11 00:01:14 | ヒト科ミンハナ属 ショカ

 

 

花も葉も実も

 

ソラからふりそそぐ

 

 

 

(秋茱萸)グミ科グミ属。

日本(道央以南)、東アジアに分布。

花期、4~6月。9~11月に実が熟す。食用。

雌雄同株。高さ2~5m。

名の由来、グイ(棘)のある木の実から、他。

細長く、夏に結実するのは、ナツグミ。

5~6月の苗代のころに結実のナワシログミ。

結実の季節を纏う、うつくしいなまえ。

お菓子のグミは、ドイツ語のゴム「gummi」、が語源のよう。

 

 

 

栽培記録

2019/11 採種。

 

2020/4/9 

実はしばらく追熟すると渋さが消えて、仄かな甘みが咲く。

追熟して食べたのと果肉ついたのを別に蒔いた。

鳥が食べて排泄、みたいなイメージで。

 

2020/5/12 

食べなかったほうが発芽。食べただけで、排泄じゃないから?(笑)。

しかしこの時点ではアキグミと確信は持てない。

何しろウチときたらいろんな種が飛んでてあちこちで発芽してるから。

 

2020/5/24

こんなにちいさなうちに、すでにアキグミの葉の特徴がしっかり出ている。

星状毛(せいじょうもう)と呼ばれ、気孔からの乾燥を防ぐ目的。

葉と実のつぶつぶな表情が同じ!

 

 

2020/7/24

 

2020/10/18

 

 

2021/2/3

ほどけていく早春。

 

 

2021/4/上旬。

 

2021/10中旬。

鉢に合わせて、剪定は定期的に実施。咲くのは厳しいかなぁ。

 

 

2023/3/11 もしかして花芽!

 

3/27 確信。

3/31

発芽してから3年で咲きました。

ちいさな鉢、肥料は米のとぎ汁のみ。

 

 

アーカイブ 東京都江東区都立の森

2月中旬。

つめたい魔法が融けて

ほどけていく早春

 

 

4月初め。

 

  

 

 

4月中旬。

 

 

9月末。

  

 

 

10月上旬。

 

10月中旬。

 

 

 

 

10月下旬。

 

 

 

 

グミ科の仲間 アーカイブス

ナワシログミ

(苗代茱萸)グミ科グミ属。常緑。

日本(関東以西の海岸地域)、中国に分布。

花期は10~11月。強い香り。

翌年5~6月に赤く熟す。樹高。3mくらいに。

 

 

 

 

 

ナツグミ

(夏茱萸)グミ科グミ属。

日本固有種。

花期、4〜5月。実は5~7月に熟す。食用。

高さ2〜4m。