初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ミズヒキ   ただ、ゆれている    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2023-10-31 00:01:20 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

水引

うつくしいことば

 

とくにめでたくもなく

ならんだつばさに風をはらみ

ただ、ゆれている

 

 

 

どこからともなくやってきて、

あちこち侵入。

決まった鉢はなく、

ドウモウな繁殖力というほどでもないが、

過酷な環境に耐えて、

毎年咲いている。

 

(水引)タデ科ミズヒキ属(イヌタデ属)。多年草。

日本全土、東、東南アジア、ヒマラヤに分布。

花期、8月~11月。

4mmくらいの花びらに見えるのは萼で、

4枚のうち上の3枚が赤、下の1枚が白。

草丈、80cmくらいに。

名の由来、花が赤と白で、祝儀袋などの水引にたとえて。

水引は、和紙を「こより」にして、それに水のりを引いて固めた意。

 

アーカイブ

6月中旬。

千葉県千葉市の深い森。

 

7月中旬。

 

7月下旬。

 

 

9月上旬。

 

9月上旬。

うつくしい福島県の、のこり夏。

五色沼(ごしきぬま)。

北塩原村 磐梯朝日国立公園。

 

圧倒されるオーラに包まれた

ふしぎうつくしい空間。

 

 

 

 

10月中旬。

 

 

仲間 アーカイブ

ギンミズヒキ

(銀水引き)タデ科イヌタデ属。多年草。

日本全土、東アジア、東南アジア、インド東部に分布。

花期、8~10月くらい。草丈、80cmくらいに。

花色から銀と。

 

 

 

 

ともだち アーカイブ

キンミズヒキ

(金水引)バラ科キンミズヒキ属。多年草。

日本全土、東アジア、ヒマラヤに分布。

花径1cmくらい。 草丈90cmくらいに。

開花時期:7~10月。 薬草。

 

  

 

 


ハコベホオズキ     答えはヒカリの中に     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2023-10-26 00:08:07 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

草の森を照らす

 

白いベルが

 

答えはヒカリの中にと

 

 

 

 

(繁縷酸漿) ナス科ハコベホオズキ属。多年草。

南アメリカが原産。花径5、6ミリ。

明治時代の中期に小石川植物園へ輸入され、逸出。

関東以西で野生化。

花期は5~12月(一般的には5~10月)。

蔓性で数mにもなる。

葉がハコベに似ていることが名の由来。

ハコベの古名は、はこべら、はくべら。

蔓延芽叢(はびこりめむら)が語源の説。

ホオズキの由来、頬つき、が訛った、他。

実の紅が人の頬のようだと。

鬼灯は、赤い実が怪しげで、鬼の提灯に例えて。

茄子は、夏野菜で、夏の実がなすび、なすに訛った説。

 

 

アーカイブ

4月中旬。

 

 

4月下旬。

 

 

 

5月下旬。

 

 

7月下旬。

 

9月上旬。

  

 

9月下旬。

  

 

 

10月中旬。

   

  

11月下旬。

 

 

 

12月初め。

 

12月中旬。

 

1月初め。

1月中旬。

 

 

 

 

ナス科の仲間 アーカイブス

 

ヒヨドリジョウゴ

(鵯上戸)ナス科ナス属。つる性多年草。

原産地 日本、台湾、インドシナ。
花期は5~10月(一般的には8~9月)。

花径1cmくらい。

つる性多年草。長さ4mくらいにも。

日本全土の山野に。

名の由来、果実をヒヨドリが食べる様子が、

酒に酔った人たちに似ていると。

 

 

クコ

(枸杞)ナス科クコ属。

原産、東アジア(中国~日本)。

花径、1cmくらい。花期、8~10月。

樹高、1.5mくらいに。

1.5cmくらいの果実はクコ酒、生食やドライフルーツにも。

葉は食用や茶にも。

名の由来、カラタチ(枸)の棘、カワヤナギ(杞)の枝にそれぞれ似て。

 

 


ゼフィランサス カンジダ   夢の中で     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2023-10-23 00:01:01 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

憧れの

西インド諸島。

 

バハマは訪れたけど、

シーアイランドコットンや、

ゼフィランサスを観ることは叶わなかった。

 

夢の中では何度も出てくるのに。

 

 

 

10数年くらい前、

ショカ園にどこからともなく飛来して、

以来ずっと繁殖している。

ドウモウキレイで、あちこちに侵入!

 

(学名Zephyranthes candida)ヒガンバナ科タマスダレ属。多年生球根植物。

和名タマスダレ(玉簾)。別名、レイン・リリー。

原産地、西インド諸島。明治初期に渡来、野生化。

花径:3cm~5cm。 花期、8~10月ころ。

草丈、30cmくらい。全体に毒性。

名の由来、ゼフィランサスは、原産地西インド諸島で、ギリシャ語、西の花の意。

カンジダは、純白、輝き。

レイン・リリーは、雨後に咲く意。

和名の由来、命名者は不明。花を玉に、葉を簾に例えたらしいが,

<輝く純白の、西風の花>、を、どう捻ったらそうなるのか!

理解できない世界観。

 

 

アーカイブ

8月初め。

 

8月下旬。

 

9月上旬。 

 

 

40年以上前からウチにいるウチワサボテン。

どちらも原産地が近いからか、すごい様子に。

 

ウチワサボテン  アーカイブ

Opuntia sp. (サボテン科 オプンティア属)

メキシコ原産と思われる。300年以上以前に渡来。

茎が団扇状のサボテンの総称で約300種。

ピクルスになる。 薬用にも。

 

 

9月中旬。

東京都江東区都立の森。

 

 

10月初め。

 

 

 

10月下旬。

 

11月初め。

 

 

 

11月下旬。

 


クコ    ひかりの花束を君に    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2023-10-19 00:01:39 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

汐風につつんで

 

ひかりの花束を君に

 

 

(枸杞)ナス科クコ属。

原産、東アジア(中国~日本)。

全国の平地の森林縁等に生育。

花径、1cmくらい。花期、7~11月。

樹高、1~2mくらいに。

翌年の花期に熟す1.5cmくらいの果実は「枸杞子(クコシ)」と呼ばれ、

クコ酒、生食やドライフルーツにも。

葉、根にも薬効あり食用や茶にも。

「不老長寿の源」と称される。

名の由来、カラタチ(枸)の棘、カワヤナギ(杞)の枝にそれぞれ似て。

 

 

栽培記録

2016/6/30 挿し木。

 

2016/7/18 順調。

 

 

2017/10/3

 

2020/4下旬

 

2020/11/1

 

2021/9/5

それでも花は咲く。

鉢栽培だから、頻繁に剪定。

しかし、結実はまだない。

日照時間が不足かも。

 

 

 

アーカイブ

8月下旬。

 

 

 

9月下旬。

 

 

 

野鳥の楽園

 

10月初め。

 

 

11月中旬。

 

 

追熟、乾燥させてから試食。仄かな甘み♪

ヒトにとって「不老長寿の源」と称されるほどの薬効。

 

 

 


マルバルコウソウ    真っ赤な太陽     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2023-10-14 00:01:04 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

遠いクニ

 

真っ赤な太陽

 

 

 

ヒルガオ科らしいカタチは日本人好み。

でも、鮮やかでインパクトある色合いは、

遠いクニからやってきたことを主張している。

一度種を結んで、自然散布された以降は、

毎年あちこちで発芽するように。

 

ふるさと新潟で観たことははなかった。

今でも、

野で咲く花に初めて出逢ったときのトキメキを

覚えている。

 

(丸葉縷紅草)ヒルガオ科サツマイモ属。一年草.

原産、北アメリカ。江戸時代末期に観賞用として渡来。

本州中部以西中心に野生化。

花期、7~10月。 花径、1.5cmくらい。

蔓性5mくらいに。虫媒花。

名の由来、縷(ル)は、細々とした糸筋の意。

細い葉のようすから。 

一縷の望み、ハコベ(繁縷)にも。

丸葉の縷、ややこしい。

 

 

栽培記録

2019/4/下旬。                               

前年に採種し、蒔いたのが発芽。

 

2019/8/上旬。

半日蔭の鉢植え、階段にフウゼンカズラと絡ませて。

小さな鉢も。

ホソナガカンバス植物園に地植えも。

 

 

2019/9/上旬。

スイカズラ等に絡んで順調に成長。

 

 

 

 

 

2021/9下旬。

 

 

 

 

 

 

10月中旬。

 

 

 

 

 

仲間 アーカイブ

ルコウソウ

(縷紅草)ヒルガオ科サツマイモ属。

原産、熱帯アメリカ。

江戸時代初期に渡来。

縷(ル)は、細々とした糸筋の意。

細い葉のようすから。

 

 

 

モミジルコウ

(紅葉縷紅) ヒルガオ科サツマイモ属。

別名:ハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草) 。

ルコウソウ(縷紅草、留紅花)と

マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)の交雑種。

原産地:熱帯アメリカ。江戸時代に渡来。