初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ナワシログミ    結実の季節を纏う      千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2024-01-30 00:01:41 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

潮風が遊ぶ森

 

花が咲き

あまく、うつくしいかおりがとびまわる

 

初夏

結実

ふるさとも苗代の季節

いちばん好きな季節

 

結実の季節を纏う

うつくしいなまえ

うつくしいにほんご

 

 

 

(苗代茱萸)グミ科グミ属。常緑。

日本(関東以西の海岸地域)、中国に分布。

花期は10~11月。甘く強い香り。

花びらはなく、ガク筒(がくとう)、6mm前後。

翌年5~6月に赤く熟す。樹高。3mくらいに。

名の由来、グイ(棘)のある木の実から、他。

5~6月の苗代のころに結実でナワシログミ。

関東では、公園等でよく植栽されるが、

剪定のため花・実が付きにくい。

結実の季節を纏う、うつくしいなまえ。

お菓子のグミは、ドイツ語のゴム「gummi」、が語源のよう♪

 

 

アーカイブ

10月中旬。

 

 

 

 

 

11月上旬。

 

 

 

11月中旬。

 

12月下旬。

 

 

 

1月中旬。

 

 

 

1月下旬。

 

 

 

3月下旬。

 

 

4月上旬。

 

 

4月下旬。

 


アオギリ      ソラゆく船        東京都江東区都立の森

2024-01-27 00:01:16 | 東京都江東区都立の森

 

ソラゆく

 

空の船

 

真冬の港

 

 

 

(青桐、梧桐)アオイ科アオギリ属。

中国南部~東南アジア原産。奈良時代に渡来。

伊豆半島以南で野生化。日本も原産地の説あり。

花期、6~7月。雌雄異花。

秋に実が熟す。風散布植物。

生薬に。食べられる。コーヒーの代用にも。

樹高、20mくらいに。

シラカバ、ヒメシャラと並び三大美幹木。

名の由来、緑色の樹皮、キリ(キリ科キリ属)の葉に似ていることから。

幹でも光合成。

中国では『鳳凰がとまる木』とされる。

 

 

アーカイブ

3月上旬。

 

 

5月中旬。

 

 

 

7月上旬。

 

 

 

7月中旬。

 

 

7月末。

 

 

 

8月末。

 

 

 

9月上旬。

あおよりあおく

風散布植物、風にのる船。

三大美幹木のひとつ。

 

 

9月下旬。

 

 

 

 

10月中旬。

 

 

 

 

 

11月下旬。

 

 

 

12月中旬。

 

 

 

 


ホトケノザ   宇宙の果て      東京都江東区都立の森

2024-01-22 00:01:08 | 東京都江東区都立の森

 

 

この子が咲いてると

 

早春が開いたフシギな野に迷い込んだようで

 

原産地ホントは

 

宇宙の果てだと思う

 

 

(仏の座) シソ科オドリコソウ属。越年生。

別名、段々な茎から、サンガイグサ(三階草)。

アジア、ヨーロッパ、北アフリカに分布。

日本では、本州以西。

花径、0.8~1.5cm 開花期、10~6月(一般的には3~6月)。

草丈、30cmくらいに。

春の七草のホトケノザはタビラコ(田平子)のこと。

名の由来、対生する葉が、仏様が座る蓮華座の形に似てる、と。

虫媒花(ちゅうばいか)ですが、

蕾のなかで受粉が完了する閉鎖花もつきます。

 

 

アーカイブ

11月下旬。

 

 

12月上旬。

 

12月上旬。閉鎖花。

 

1月中旬。

 

 

1月下旬。

 

 

フラサバソウ、と

 

 

2月上旬。

 

2月中旬。

 

 

2月下旬。

 

3月中旬。

 

 

仲間 アーカイブス

 

シロバナホトケノザ 

(白花仏の座) シソ科オドリコソウ属。越年生。

アジア、ヨーロッパ、北アフリカに分布。

 

 

ヒメオドリコソウ

(姫踊り子草)シソ科オドリコソウ属。

ヨーロッパ原産の越年草。明治時代に渡来。

 

ホシノヒトミと。

 

オドリコソウ

(踊子草)シソ科オドリコソウ属、多年草。

日本、東アジアに分布。

花期、4~6月。シロとピンクの花色。

草丈、30~50cm。

 

 


ユリノキ    遠いソラ     東京都江東区都立の森

2024-01-18 00:01:37 | 東京都江東区都立の森

 

 

はるか

 

遠い

 

ふるさとの夢をみている

 

 

 

(百合の木)モクレン科ユリノキ属。

北アメリカ中部原産。 明治時代初期に渡来。

東京、新宿御苑に植えられたものが日本最初と言われています。

2021年現在35mくらい、樹齢120年以上。

「ユリノキの博物館」と呼ばれる、東京上野、東京国立博物館本館前庭を始め、

小石川植物園や、東京都内にある街路樹の多くは、新宿御苑の樹が母体。

花期は5~6月頃。花径6cmくらい。 蜜は高い評価で「黄金の木」と呼ばれる。

咲くまで10年近く、20年頃から最盛期に入る。

樹高、20m以上、北アメリカでは60mにも。

名の由来、属名、ギリシャ語leirion(ユリ)+dendron(木)から。

 

 

アーカイブ

11月初め。

 

 

 

 

 

 

12月下旬。

 

 

 

 

1月下旬。

 

 

 

2月下旬。

 

 

 

3月初め。

 

 

 

3月下旬。ほどけていく春。

 

 

 

4月初め。ほどけていく春。

 

4月上旬。

 

 

 

 

4月下旬、新宿御苑。日本最初の樹。

 

 

4月下旬。

 

 

5月中旬。

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

5月下旬。

 

 

6月上旬。

 

 

 

 

6月中旬。

 

6月下旬。

 


フラサバソウ   植物たちへの感謝をできるだけうつくしいことばで    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2024-01-13 00:32:26 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

つめたい魔法を解く

 

時の船が待つ

 

フラサバソウの草の海

 

 

キセキの星に

ともに生きる植物たちを呼ぶとき

どんな情景を思い浮かべるのか

その想像力が試される

 

オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。

ヨーロッパ原産。

明治初期に長崎県で初めて確認。

草丈10-30cmほどの越年草。

花径、3~4mm。花期は12~5月(一般的には4~5月)。

名の由来、19世紀のフランスの植物学者

フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。

二人は共著で1879年に『日本植物目録』を出版。

同科・属の、最悪な標準和名を持つホシノヒトミがうらやむ、

とてもうつくしいなまえ。

オオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。

ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。

クワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、

兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。

 

アーカイブ

11月下旬。

 

 

12月下旬。

 

 

 

1月初め。

 

1月中旬。

 

 

 

2月上旬。

房総半島の海岸で。

 

 

 

千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

 

 

2月中旬。

 

 

 

2月下旬。

コゴメホシノヒトミと。ショカ園。

 

 

 

3月上旬。

ホシノヒトミと。ショカ園。

 

 

3月下旬。

 

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名の、

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間。

 

ヒョウジュンとかで決まってるから、

仕方ない、

そのままでいいだなんて、

どこかの独裁者の国のようで、

オソロシイ。

たかが野の花のなまえという世界観が、

多くのヒトが違和感、嫌悪感を持つ、

ちいさくておおきな問題をいつまでも放っておく世界観が、

とてもオソロシイ。

 

遠い時代だから許容されたのでしょうか。

名付けてしまったヒトのことも、

ずっと傷つけているのに。

 

ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)

標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

花径は、5mmくらい。

 

 

ホシノヒトミ(星の瞳)

標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

花径、1cm前後。

 

 

ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?