初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

ホシノヒトミ     植物たちへの感謝をできるだけうつくしいことばで     千葉県市川市の深い森

2023-07-11 00:01:57 | 千葉県市川市の深い森

 

 

キセキの星に

ともに生きる植物たちを呼ぶとき

どんな情景を思い浮かべるのか

その想像力が試される

似ていれば何でもいいのではない

そう感じたからといって 命名していいのではない

ヒョウジュンとかで決まってるから

仕方ない

そのままでいいだなんて

どこかの独裁者の国のようで

オソロシイ

 

たかが野の花のなまえという世界観が

多くのヒトが違和感 嫌悪感を持つ ちいさくておおきな問題を

いつまでも放っておく世界観が

 

とてもオソロシイ

 

遠い時代だから許容されたのでしょうか

名付けてしまったヒトのことも

ずっと傷つけているのに

うつくしいなまえ

うつくしいにほんご

 

植物たちへの感謝をことばにする

できるだけうつくしいことばで

群生し咲く様子を

夜空にまたたく星に例えたホシノヒトミ(星の瞳)

この美しい花・実にふさわしい

 

凛として迷わず

ヒトもそうありたい

 

 

 

(星の瞳)

オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。越年草。

ヨーロッパ原産の帰化植物で、1890年頃に東京に帰化。

花期は、12月~6月(一般に2~4月)。 花径、1cm前後。

草丈、匍匐して25cmくらいに。

古からの別名には、ホシノヒトミ(星の瞳)、

瑠璃唐草(ルリカラクサ)、天人唐草(テンニンカラクサ)。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

役に立たないことを犬に例えるセンスのなさが、さらに追い打ちをかけている。

犬も花もヒトのともだち。

オオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。

ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。

クワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、

兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。

 

 

アーカイブ

1月中旬。

 

 

 

1月下旬。

 

 

2月上旬。

 

 

 

2月中旬。

 

 

3月中旬。

 

3月下旬。

今日のイノチ

すこしもらって、そばにおいて。

  

 

4月中旬。

タチホシノヒトミとホシノヒトミ

 

 

 

6月上旬。 

 

6月下旬。 

 

7月下旬。

 

 

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間 アーカイブス

 

ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)

ヨーロッパ原産。

標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

花径は、5mmくらい。

 

 

ヴェロニカ アルベンシィ(タチホシノヒトミ)

ヨーロッパから来た、青い瞳の少女のような、

ヴェロニカ アルベンシィ。花径、4mm前後。

標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)。

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

 

 

難を逃れた、フラサバソウ

ヨーロッパ原産。

名の由来、19世紀のフランスの植物学者

フランシェとサバティエの名前を組み合わせた。

 

 

 

 

コゴメホシノヒトミと。ショカ園。

ホシノヒトミと。ショカ園。

 

 

 

ショカ 

(初夏)ヒト科ミンハナホシノヒトミ属

 


サギゴケ、と   草の海を  ヒカリの風に乗って    千葉県市川市の深い森

2023-07-08 00:01:57 | 千葉県市川市の深い森

 

甘い大気の深い森

ウグイスの静けさにつつまれて

 

草木の時計は

 

風や

 

大気や     

 

水や

 

ひかりのように

ゆらいで

 

ながれる

 

 

(鷺苔)ゴマノハグサ科(ハエドクソウ科)サギゴケ属。常緑多年草。

原産、日本。北海道から九州、湿った草地に。

花径、2cmくらい。 花期、3~5月。草丈、這うように、数cmに。

 

仲間 アーカイブ

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)

 

 

 

ツリフネソウ

 

(釣船草、吊舟草)、ツリフネソウ科ツリフネソウ属。

北海道から九州、東アジアに分布。

花期、8~10月ころ。花の長さ3~4cm。

草丈、80cmくらいに。

名の由来、花の形が帆掛船を吊り下げたようすから。

 

 

森の盆栽 アーカイブ

「BONSAI」は世界に通じる世界観。

自然の中で創られる、このような作品は

これまでもヒトにインスピレーションを与えてきたのでしょう。

 


ネムノキ    しあわせな 深い眠り     千葉県市川市の深い森

2023-07-05 00:01:39 | 千葉県市川市の深い森

 

甘い大気の深い森

ウグイスの静けさにつつまれて

 

 

草木の時計は

 

風や

 

大気や

 

水や

 

ひかりのように

 

ゆらいで

 

ながれる

 

 

ネムノキ

しあわせな 深い眠り

うつくしいなまえ

 

 

(合歓木・ゴウカンボク) マメ科ネムノキ属。

原産地、日本、南アジア 。

花期、6~8月。花序径、5cmくらい。

樹高、10mくらいに。

名の由来、夜に葉を合わせて

眠るように見えることから。

合歓(ネム、ゴウカン)は男女の共寝、添い寝。

樹皮は、合歓皮(ゴウカンヒ)という漢方薬に。

 

 

 

ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)

神の使い。

 

 

 

アーカイブ

6月下旬。

 

 

8月上旬。

 

8月下旬。

 

 

 

9月中旬。

 

10月下旬。

 

 

 

12月下旬。

 

 


ソクズ     ウグイスの静けさにつつまれて      千葉県市川市の深い森

2023-06-27 00:06:03 | 千葉県市川市の深い森

 

 

甘い大気の深い森

 

ウグイスの静けさにつつまれて

草木の時計は

 

風や

大気や

水や

 

ひかりのように

 

ゆらいで

ながれる

 

 

 

(蒴藋、曽久豆)スイカズラ科(レンプクソウ科)ニワトコ属。多年草。

別名、クサニワトコ(草接骨木)。 

日本(北海道南部以南)中国、東南アジアに分布。

花径、3~4mm。花期、7~8月。

草丈、150cmくらいに。 薬草。

名の由来、漢方名で蒴藋(さくたく・さくてき・そくどく)が訛っての説。

 

 

 

ショカ

(初夏)ヒト科ミンハナホシノヒトミ属。

 

アーカイブ

7月中旬

 

 

 

 

仲間 アーカイブ

 

ニワトコ

(接骨木)レンプクソウ科(スイカズラ科)ニワトコ属。

日本全土、東アジアに分布。

花期は3~5月。花径5mmくらい、10cmくらいの円錐花序になる。

果実は夏に熟す。果樹酒に。若葉は食用に。樹高、6mくらいに。

骨折の治療の際の湿布剤に用いたことが名の由来。

日本でも魔除けにされるが、魔法使いの杖材料として有名。

 

 

 

 


クマノミズキ     ゆらいでながれる草木の時計       千葉県市川市の深い森

2023-06-15 00:01:25 | 千葉県市川市の深い森

 

 

甘い大気の深い森

 

草木の時計は

風や

大気や

水や

 

ひかりのように

 

ゆらいで

ながれる

 

 

 

(熊野水木)ミズキ科ミズキ属。

本州から九州、東アジア、ヒマラヤ・アフガニスタンに分布。

花期、6~7月。果実、7~10月に熟す。

樹高、15mくらいに。

葉が対生で、ミズキは互生。

名の由来、水木は芽吹く早春、多量の水を吸い上げることから。

熊野は、三重県熊野地方で発見された説。

 

 

アーカイブ

6月初め。

群れ舞うスジグロシロチョウ。

なんてシアワセなキスなんでしょう。

 

 

 

6月中旬。

 

 

 

 

7月中旬。

  

 

 

 

 

仲間 アーカイブス

 

ミズキ

(水木)ミズキ科ミズキ属。

日本全国、東アジア、ヒマラヤまでに分布。

花期、5~6月。花径、3mmくらい。

果実は秋に熟す。樹高、20mくらいに。

  

 

ハナミズキ

(花水木)ミズキ科ミズキ属、北アメリカ原産。

米国ワシントン・ポトマック川のソメイヨシノの返礼として日本に。

 

 

ヤマボウシ

(山法師)ミズキ科ミズキ属。

原産地、日本・中国・朝鮮半島。

 

 

サンシュユ

(山茱萸)ミズキ科ミズキ属。

別名、ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ。

原産、中国から朝鮮半島。

18世紀前半・江戸時代に薬用として渡来。

 

 

ショカ

(初夏)ヒト科ミンハナホシノヒトミ属。

2020/12下旬。