初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

カジイチゴ      みつめられると石になる      東京都江戸川区小川の辺

2024-04-25 00:01:39 | 東京都江戸川区小川の辺

 

バラ科キイチゴ属は

ホンノウがざわつく

野生的な美人揃い

 

みつめられると石になる

 

 

 

(梶苺) バラ科キイチゴ属。

日本原産。関東以西、海岸近くに。

花径、3cmくらい。 花期、3~5月。

初夏に熟す実は食用。

樹高、2~3mくらい。

名の由来、イチゴは、古語で、赤い実を表現した

「一比古(いちびこ)」が訛っての説他。

葉がカジノキ(梶の木、クワ科コウゾ属)に似て。

梶は、樹皮が和紙の原料、紙麻(かぞ)が語源。

 

 

アーカイブ

2月初め。

 

 

3月初め。

 

3月中旬。

 

3月末。

 

 

 

 

 

4月初め。

 

4月末。

 

6月下旬。

 

7月中旬。

 

 

仲間 アーカイブス

 

モミジイチゴ

(紅葉苺)バラ科キイチゴ属。

日本固有種。東日本の山野に分布。

花径、3cmくらい。花期、4~5月。

 

 

クサイチゴ

(草苺)バラ科キイチゴ属。

日本、東アジアに分布。

花期、4-5月。花径、4cmくらい。

 

 

ブラックベリー

(Blackberry)バラ科 キイチゴ属。

セイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺) 。

ヨーロッパから北アメリカが原産。

花期、5~6月。花径、2cmくらい。

 

 

 


アオハナエンドウ(カスマグサ)   時空を超える 青いひかりの花     東京都江戸川区小川の辺

2024-04-20 00:01:41 | 東京都江戸川区小川の辺

 

 

青いひかりの花

 

 

地球を何周しても

 

宇宙の果てまで行けたとしても

 

時空を越える日がきても

 

この子のうつくしさを知らずに生きてしまったのなら

ホントウは

 

どこにも行けていない

 

 

指の先にw

 

(青花豌豆)

標準悪名カスマグサ(カス間草)マメ科ソラマメ属。つる性越年草。

日本全土に分布。

花長、5mmくらい。花期、4~5月くらい。

草丈、60cmくらいに。豆は食用に。

残念な、カス間草の由来、ヤハズエンドウ(別名カラスノエンドウ)と

スズメノエンドウの中間の大きさから・・。

そもそも間(マ)にすること、草を使うことの意味が不明。

せめて、カスマエンドウ、ヤスマエンドウ(矢ス間豌豆)。

青い花色から、アオハナエンドウ(青花豌豆)でいかがでしょう。

 

アーカイブ

3月下旬。

 

 

 

4月下旬。

 

 

 

 

 

 

 

仲間 アーカイブス

スズメノエンドウ

(雀野豌豆)マメ科ソラマメ属。つる性越年草。

在来種。

花長、3~4mmくらい。花期は4〜6月。

葉、茎、さや、豆は食用に。

名の由来、ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)より小さいことから。30点。

ちいさな白い花、コゴメ(小米)エンドウで良かったのに。

 

  

 

ヤハズエンドウ

(矢筈豌豆)マメ科ソラマメ属。越年草。

別名、カラスノエンドウ(烏野豌豆)。

葉、茎、さや、豆は食用に。古代ヨーロッパでは作物。

名の由来、小葉の先端が、

弓矢の弦を受ける矢筈に似ていることから。

烏野は、熟したマメが黒いからという説。

 

 

4月中旬。豆は、キヌサヤや枝豆のような味♪ さやは無理。

 

シロバナヤハズエンドウ

(白花矢筈豌豆)マメ科ソラマメ属。

ヤハズエンドウの白花品種。

 

 

 


ハコベ    春待つ草の森   東京都江戸川区小川の辺

2024-02-12 00:01:58 | 東京都江戸川区小川の辺

 

雪の風と遊びながら

 

フラサバソウ、コゴメホシノヒトミ、

そして、ホシノヒトミが咲き初め

 

春待つ草の森は

マフユキレイ

 

 

 

(繁縷、蘩蔞)ナデシコ科ハコベ属。

別名、小繁縷(コハコベ)。

分布、世界の寒帯から熱帯にかけて。

花径、5mmくらい。花期、2~9月。

高さ:10~20センチ。春の七草。薬草。

名の由来、古名は、はこべら、はくべら。蔓延芽叢(はびこりめむら)が語源の説。

ツル(蔓)が延びて、芽が生い茂る(叢・ムグラ)意。

ナデシコ(撫子)は、撫(な)でるようにかわいい花。

 

 

アーカイブ

12月下旬。

 

 

1月初め。

 

1月中旬。フラサバソウと。

 

 

2月上旬。

 

 

 

フラサバソウと。

 

 

2月中旬。

 

 

 

3月中旬。

 

 

 

4月初め。

 

4月下旬。

 

 

仲間 アーカイブス

ウシハコベ

 

(牛繁縷)ナデシコ科ハコベ属。越年草または多年草。

在来種、日本全土、北半球の暖帯から温帯に分布。

雌しべ先端の5裂が特徴。

名の由来、牛は、比較して大きいことから。

 

 

ジャクゼツソウ

福島 五色沼にて

 

 

新潟 中越地方にて

 

(雀舌草)ナデシコ科ハコベ属。原産地:日本。

標準悪名 ノミノフスマ(蚤の衾)

人間の血を飲むことから「飲む」の訛りでノミと呼ばれる。

シラミとともに、代表的な外部寄生昆虫。

衾(ふすま)は寝具、小さな葉を蚤の寝具にたとえ。

雀舌草は、ちいさな花びらをスズメの舌に例えている。

また、原料が雀の舌のように小さな若芽を使用している

上質な中国茶を雀舌とも。

 

 

アリナリア セェリペリフォリア

1cm巾側溝植物園。自宅。

 

 

 

学名Arenaria serpyllifolia アリナリア セェリペリフォリア。

ナデシコ科ノミノツヅリ属。越年草。

標準悪名、ノミノツヅリ(蚤の綴り)

ヒトの血を飲むということばが訛ってノミになり、

綴りとは粗末な衣服のこと。

どこにも良い意味のかけらもない。

 

 

オランダミミナグサ

(和蘭耳菜草)ナデシコ科ミミナグサ属。越年草。

ヨーロッパ原産。明治時代末期に帰化が確認。

本州以西に分布。

 

 

 


ハゼノキ    森のスイッチ     東京都江戸川区小川の辺

2023-12-08 00:01:17 | 東京都江戸川区小川の辺

 

森の妖精が

 

スイッチを入れていく

 

フユモリイロのカンバス

 

 

 

(櫨の木、黄櫨の木)ウルシ科ウルシ属。

原産、東南アジア~東アジア。関東以西に分布。

木蝋を採取目的に、江戸時代頃に琉球王国から渡来。

花期、5~6月。秋に1cmくらいの実が熟す。

ロウは脂肪。食用にも。また、化粧品、塗料等多くの生活用品に使われている。

ジャパンワックス(Japan wax)と呼ばれヨーロッパ、アメリカ輸出され続けてる。

雌雄異株、樹高は10mくらいに。

ウルシほどではないが、かぶれることも。

名の由来、ヤマウルシ(古名をハゼ、と)は、

その紅葉の色が、埴輪をつくる粘土に似て、ハニシ(黄櫨)とされ、

ハジ、ハゼと訛った説。

 

 

アーカイブ

3月下旬。ほどけていく春。

 

4月上旬。

 

 

5月中旬。雄株。

 

 

5月下旬。雌株。

 

 

6月上旬。

 

6月下旬。

 

 

9月下旬。

 

 

10月初め。

 

 

10月末。

 

 

11月上旬。

 

 

 

12月上旬。

 

 

 

1月初め。

 

 

 

 


ソヨゴ     風からもらったうつくしいなまえ       東京都江戸川区小川の辺

2023-06-01 00:01:40 | 東京都江戸川区小川の辺

 

 

風からもらった

 

うつくしいなまえ

 

初夏の風がいちばん好きと

 

ソラにささやく

 

 

 

(冬青)モチノキ科モチノキ属。常緑。

新潟、宮城以西、中国、台湾に分布。英名Soyogo。

雌雄異株。花期、5~6月。花径、5mmくらい。果実、5mmくらい。

樹高、8mくらいに。 幹30cmくらいに。葉はタンニンが多く褐色の染料に。

緻密で白い材は楽器などに、枝は祭事用に。

名の由来、葉が水分保持能力高く、厚くて縁が波状なため、

風で特徴的な音からソヨゴ、と。

冬青は常緑の意。 別名フクラシバは火に当たると膨らむことから。

モチノキは、樹皮から鳥黐(トリモチ)を作ることから。

食用の餅の語源。

 

 

アーカイブ

5月中旬。

 

 

 

 

5月下旬。

 

6月中旬。

 

9月下旬。

 

 

10月中旬。

 

10月下旬。

 

 

11月中旬。