初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

エゴノキ    2度目のラブレター      東京都江東区恩賜の森

2022-10-29 00:01:33 | 東京都江東区恩賜の森

 

 

遠い日、

ふるさとの寺の境内。

エゴノキの樹の下で。

 

セーラー服。

2度目のラブレター。

 

 

 

(野茉莉)エゴノキ科エゴノキ属。

別名、万葉集、歌舞伎にも登場する、チサノキ(萵苣木)。

日本原産。全国の雑木林に生育。

花期、5~6月ころ。花径、2cmくらい。芳香。

果実、2cmくらい。樹高、10mくらいに。

名の由来、果実の味がえぐい、から。

昔は果実を石鹸のように洗濯などに用いた。

子供のころ、セッケンの実と呼んでいた。

甘酸っぱい思い出の樹。

別名チサノキ(苣の木)は、果実の実ったようすをチナリ(乳成り)と表現され、

それが訛った説。

野茉莉は中国名。

 

アーカイブ

1月中旬。

葉痕(ようこん)に二つ形成される、

複芽(ふくが)と呼ばれる冬芽(とうが)。

大小のカタチは特有で同定の手がかりに。

 

 

 

5月上旬。

 

 

 

 

5月下旬。

 

 

6月上旬。

エゴノネコアシフシ。

エゴノネコアシアブラムシが寄生して出来た虫こぶ。

 

 

6月下旬。

 

7月上旬。

 

7月下旬。

 

9月初め。

 

9月中旬。

 

  

 

 

10月下旬。

 

 

 

 

 

 


アフリカフウチョウソウ    凛として、迷わず、うつくしく     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園

2022-10-26 00:01:29 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

タネが咲きました。

 

凛として、迷わず、うつくしく。

ヒトもこの子のように生きられたら。

 

 

 

 

 

(阿弗利加風蝶草)フウチョウソウ科クレオメ属。

熱帯アフリカ、スーダンからザンビア原産。1年草。

1999年(平成11年)に神戸で確認。本州以南沖縄に野生化。

花径5~8mm。花期は7〜10月頃(南関東)。

草丈、匍匐して50cmくらいに(南関東)。

種子はアリ散布。

名の由来、風蝶は、風に舞う蝶。

 

 

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6月下旬。

 

 

 

 

7月末。

 

 

8月上旬。

 

 

8月中旬。

 

 

8月下旬。

夏をたたんで花仕舞い。

 

 

 

9月上旬。

 

 

9月中旬。

 

 

 

1㎝巾側溝脇植物園にて、メガネツユクサらと。

 

 

サオトメカズラとなかよし。

(早乙女葛)アカネ科ヤイトバナ属。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 屁 糞 葛(ヘクソカズラ)。

 

 

10月下旬。

 

    

 

11月上旬。

 


ミズヒキ   ただ、ゆれている    千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-10-23 00:01:14 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

水引。

うつくしいことば。

 

とくにめでたくもなく、

ならんだつばさに風をはらみ、

ただ、ゆれている。

 

 

どこからともなくやってきて、

あちこち侵入。

決まった鉢はなく、

ドウモウな繁殖力というほどでもないが、

過酷な環境に耐えて、

毎年咲いている。

 

(水引)タデ科ミズヒキ属(イヌタデ属)。多年草。

日本全土、東、東南アジア、ヒマラヤに分布。

花期、8月~11月。

花びらに見えるのは萼で、

4枚のうち上の3枚が赤、下の1枚が白。

草丈、80cmくらいに。

名の由来、花が赤と白で、祝儀袋などの水引にたとえて。

水引は、和紙を「こより」にして、それに水のりを引いて固めた意。

 

アーカイブ

6月中旬。

千葉県千葉市の深い森。

 

7月中旬。

 

7月下旬。

 

 

9月上旬。

 

9月上旬。

うつくしい福島県の、のこり夏。

五色沼(ごしきぬま)。

北塩原村 磐梯朝日国立公園。

 

圧倒されるオーラに包まれた

ふしぎうつくしい空間。

 

 

 

 

 

 

仲間 アーカイブ

ギンミズヒキ

(銀水引き)タデ科イヌタデ属。多年草。

日本全土、東アジア、東南アジア、インド東部に分布。

花期、8~10月くらい。草丈、80cmくらいに。

花色から銀と。

 

 

 

 

ともだち アーカイブ

キンミズヒキ

(金水引)バラ科キンミズヒキ属。多年草。

日本全土、東アジア、ヒマラヤに分布。

花径1cmくらい。 草丈90cmくらいに。

開花時期:7~10月。 薬草。

 

  

 

 


マルバルコウソウ    真っ赤な太陽     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2022-10-20 00:01:47 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

遠いクニ。

真っ赤な太陽。

 

 

 

ヒルガオ科らしいカタチは日本人好み。

でも、鮮やかでインパクトある色合いは、

遠いクニからやってきたことを主張している。

一度種を結んで、自然散布された以降は、

毎年あちこちで発芽するように。

 

ふるさと新潟で観ることはなかった。

今でも、

野で咲くのに初めて出逢ったときのトキメキを

覚えている。

 

(丸葉縷紅草)ヒルガオ科サツマイモ属。一年草.

原産、北アメリカ。江戸時代末期に観賞用として渡来。

本州中部以西中心に野生化。

花期、7~10月。 花径、1.5cmくらい。

蔓性5mくらいに。虫媒花。

名の由来、縷(ル)は、細々とした糸筋の意。

細い葉のようすから。 丸葉の縷、ややこしい。

 

 

栽培記録

2019/4/下旬。                               

前年に採種し、蒔いたのが発芽。

 

2019/8/上旬。

半日蔭の鉢植え、階段にフウゼンカズラと絡ませて。

小さな鉢も。

ホソナガカンバス植物園に地植えも。

 

 

2019/9/上旬。

スイカズラ等に絡んで順調に成長。

 

 

 

 

 

2021/91下旬。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仲間 アーカイブ

ルコウソウ

(縷紅草)ヒルガオ科サツマイモ属。

原産、熱帯アメリカ。

江戸時代初期に渡来。

縷(ル)は、細々とした糸筋の意。

細い葉のようすから。

 

 

 

モミジルコウ

(紅葉縷紅) ヒルガオ科サツマイモ属。

別名:ハゴロモルコウソウ(羽衣縷紅草) 。

ルコウソウ(縷紅草、留紅花)と

マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)の交雑種。

原産地:熱帯アメリカ。江戸時代に渡来。

 

 


アオツヅラフジ    あおい船     千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

2022-10-17 00:01:52 | 千葉県市川市行徳・野鳥の楽園

 

あおい船。

ヒカリもれ降る森の海。

 

 

 

(青葛藤)ツヅラフジ科アオツヅラフジ属。

日本各地から東アジアに分布。

花期は7~8月。花径3mmくらい。

雌雄別株。果実は有毒。

名の由来、青はツルの色、葛は籠などの材料の意。

藤はマメ科だが、つる性植物の総称として使われている。

 

栽培記録

2019/12初め。採種。

 

核(種子)は、アンモナイトの化石、カタツムリと呼ばれています。

2020/3/末蒔く。6月中旬発芽。

2020/7/中旬。鉢大き目に植え替え。

 

 

2020/8/上旬。これ以降急速にツルが伸び始めた。

 

2020/9中旬。

伸び続けるため、頻繁に剪定。

 

2020/12上旬。

 

2021/3下旬。 2年目の芽吹き。

 

 

2021/4初め。 順調な成長。 蔓は随時剪定。

 

 

2021/6末、まさかのツボミ。

 

 

2021/7上旬。

初開花。

 

 

 

 

2021/8上旬。

蔓は随時剪定。

 

 

2021/11/11。

 

 

2022/8上旬。

 

 

 

 

アーカイブ

6月中旬。

 

 

7月中旬。

 

 

 

 

 

7月末。

 

 

 

8月初め。

  

   

 

 

 

 

 

8月下旬。

 

9月中旬。

 

 

 

 

10月初め。

 

10月中旬。

 

 

 

11月中旬。

 

 

 

 

12月初め。

 

 

1月中旬。

 

1月下旬。