東横電車区

Nゲージ・鉄コレネタが主体のブログ。時々Bトレネタや京急・東急(東横線関連)を中心に首都圏の鉄道ネタ、旅行記・乗車記。

東横線元住吉で衝突事故…

2014-02-15 21:35:15 | 東横線関連
先週に引き続き首都圏が大雪に。各地で被害が出た中、あってはならない衝撃的なニュースが…

今日午前0時半頃、東横線の元住吉駅で停車していた下り各停に後続の下り各停が衝突する事故が発生…
写真を見る限り後続列車は先頭車(8号車)に2両目(7号車)がめり込み大破、停車していた列車も最後尾車両(1号車)の先頭部が潰れた模様ですが、この状況で乗客や乗務員に死者が出なかったのは不幸中の幸いです。

このため東横線は渋谷-武蔵小杉間、併走する目黒線も武蔵小杉-日吉間が現在も運転見合わせとなっています(菊名-元町・中華街間折り返し運転、その後渋谷-武蔵小杉間も運転再開した模様だが武蔵小杉-菊名間は今日中の復旧は絶望的…)。

事故の詳しい原因は現在調査中とのことですが、東横線は保安装置にATCを使用しているので、先行列車に衝突というのはまずあり得ない話。しかし先述の通り大雪で、個人的な考えでは制輪子(ブレーキシュー)と車輪の間に雪が挟まり空気ブレーキが効かなくなった(その時、運悪く回生失効してた?)ものと思われます。
かつて1986年3月の大雪の日に西武新宿線田無駅で発生した列車追突事故(田無事故)はこれが原因だったようで、今回もこれと似たケースと考えられます。

今回の事故で被災した車両ですが、事故写真や様々な情報によると衝突し一部車両が大破した後続列車は5155Fの模様…


一方、駅に停車中で衝突された側の車両はみなとみらい線のY516Fの模様です…


いずれも今は無き渋谷駅地上ホームにて2012年撮影。

Y516Fの方は1号車の先頭部が潰れただけのように見えたので修理可能かと思われますが、衝突した5155Fの方は8号車に7号車がめり込み両車の車端部が大破、台枠も変形している模様で修復は難しいと思われ、このままだと大破した車両は廃車→同じ車番で代替新造(修理扱い)となるか、最悪編成で廃車となった場合8連1本を急遽新造(5177F?)あるいは田園都市線から5000系を1本(5120Fあたり?)8連化および改造して持ってくるか…(
↑事故車両の処遇については一個人の勝手な予想です。本件に関することでの鉄道会社へ問い合わせはご遠慮願います!

それはともかく、今回の事故で怪我をされた方々の一日も早い回復と、東横線の一日も早い全線復旧を願いたいと思います。
この他、こどもの国駅ではホームの屋根が積もった雪の重みに耐え切れず崩落。こどもの国線全線(長津田-こどもの国間)で運転を見合わせているようです。