春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

沼地で葦の繁ったヴェネチアが生んだガラス。

2018-03-08 23:22:27 | ヴェネチアのガラス

 

 ヴェネツィア共和国の国旗

 私は一つ極めたものが、ありません。
サラリーマンにもなれず、職人にもなれず、
画家にもなれず、政治家にもなれず、
資格はいろいろ持っているけど、どれ一つ、生活費を稼ぐのに、
役立っていない。
好奇心の強い性が一つを極められない。
ようは飽きっぽいのであります。
ただ、ひとつ、心に決めたこと、
半世紀前にもなります。一つのことに執着しない、と。
極めているのはこの「ひねくれた決めたこと」
おかげで、山登りでいつも追い抜かれるように、
人生でも追い抜かれて行きました。
母や、兄弟からは幾分持て余された存在でもありました。
これからも「私には成し遂げたものは何一つない」と、
云って生きていくに違いありません。
流れはそのまま流れに乗ってです,ネ!

塩野七生女史は、ヴェネツィア共和国の初期の年代記の伝説を、
ローマ帝国末期。ローマの平和に馴染んでいたヨーロッパの人々を、
恐怖のどん底に陥れた、蛮族最高の恐怖民族、フン族から、逃れる手段として、
天に向かって両手を挙げた。
「神」の塔に登れ、そこから海の方角を見よ、見える地がこれから、
お前たちの住家になる。
「海の都の物語」で紹介している。

ベネツィア協和国は697年に国家元首が生まれるが、
この伝説は1500年前の昔。
見えた島は、葦が生えているだけの沼地。
今は、観光客が押し寄せる、
水の都ヴェネツィア。
アドリア海の女王ヴェネツィア。
貴重なガラスを生産し、貿易で利益を上げるために、
ガラス職人を集め、生産を始めその技法、芸術性は、
伝統となって、驚かせ、ヴェネツィアの歴史にまで、
のほほんと生きている私に、
興味を抱かせてしまう。

 

 

 

 

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エミール・ガレ パート・ド・ヴェール


関東、この雨が止めば、沢の水も増えるでしょう。
沢登りと、仕事。
仕事優先したもので、股下までウェーダー車でひび割れしそうです?


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