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日米を問わず名選手を紹介。

メジャー三冠王の可能性(2)

2013-08-29 15:21:20 | Weblog
カブレラ選手を初めて見た時は2003年の対ヤンキースとのワールドシリーズでした。その年20歳でメジャーデビューの彼は0.268、12本塁打、62打点の数字を挙げており、NHKの放送では将来がもの凄く楽しみな打者という様な紹介をしていた事はよく覚えていますが、その時点で将来これ程の打者に育つとは、私の選手を見る力量では正直予測出来ませんでした。レギュラーに定着した翌2004年以降の彼の実績に触れたく思います。先ず打率ですが、最低の数字でも0.292、他の8シーズンは0.300以上をマークしています。今シーズン、昨日までの数字は476打数170安打の0.357で、この数字は絶対あり得ない仮定ですが、この後連続91打数無安打としても、打率3割を維持出来る数字です。残り試合数と彼の実力から考えても、100%どころではない確率で彼の打率3割以上は保証されていると言い切っていいかと思います。つまり今シーズンも含めて10シーズンの内、9シーズンは3割を超えている事になります。次に本塁打数は最低が26本、他の9シーズンは30本以上放っています。特に昨年、今年と40本塁打以上を放っている所に素晴らしさがあろうかと思います。