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日米を問わず名選手を紹介。

公表サイズの推移(2)

2015-03-20 12:31:55 | Weblog
連続写真は石井一久投手のヤクルトスワローズ時代のものです。体型、投球フォームからかなり若い時のものと思われ、1994年の公表サイズ183cm、85kgの頃とさして違わない時期かと思います。当時の石井一久投手は物凄く速い球とスライダーが武器であり、好調時には相手を圧倒する投球を見せ、奪三振も非常に多いものでした。この当時の体重も公表サイズより少なく思える感じで、未だ体が出来上がる前の細身の投手という印象がありました。その後メジャーに挑戦しますが、メジャーでの最終年には215ポンド(97.4kg)となり、更には現役最終年度には100kgが公表サイズとなっています。身長、体重のサイズは多分本人の自己申告であり、確かなものではないものの、石井一久投手の場合は見た目と数値特に晩年のそれがかなり納得出来るものです。従って若い時の投球写真の横に、現役最後の公表サイズの掲載に、どうしても違和感を感じてしまいます。但しこれは決して雑誌に文句をつけている訳ではなく、その都度その時期の公表サイズを掲載する訳にはいかないという事は理解しているつもりであります。