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日米を問わず名選手を紹介。

不思議な記録(3)

2015-03-08 15:29:21 | Weblog
中尾碩志選手の現役時代は全く知らなく、当然打席での姿を観た事は一度たりともない為、ネットを含めて調べましたがその限りにおいては打撃に関する記述は見つかりませんでした。残された成績から四球の多い理由を探したく思います。四球の多い打者の傾向としては、前回名前を出した選手の様にその強打を恐れられ勝負を避けられるケースが多いものです。しかし中尾碩志選手の場合、前述の打撃成績以外の数字でも2塁打が40本、3塁打が5本と目立つ数字ではありません。この程度と言っては失礼かも知れませんが、中尾碩志選手の打撃力で異常に多い四球数を得るには、兎に角ボールを選びあまりバットを振らないという方法が考えられますが、その場合相手投手も強打者相手とは異なり楽にストライクを投じればいい訳なので、当然の如く三振数が多くなるかと思います。中尾碩志選手の三振数は293個で、およそ3.6打数に1回三振を喫している計算になります。中尾碩志選手の現役当時、現在と比較して三振数の少ない時代という事を考えるとやや三振の多いタイプの投手の打撃と言う憶測は出来るかも知れませんが、四球数の多さの解明には全く至っていないかと思います。結論を書くと、何故四球数が多いのか正直解らないとしか言い様がありません。