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日米を問わず名選手を紹介。

背番号51(5)

2015-03-12 20:12:33 | Weblog
平成元年、広島カープの新人選手として背番号51をつけた選手がいました。後に本塁打王2回、打点王1回獲得する当時入団1年目の江藤智選手です。しかし残念ながらこの背番号時代の江藤智選手は一軍出場はなく、翌年背番号が33と変更になってからの一軍デビューとなっています。広島カープ球団の伝統と言うかしきたりと言うか、活躍し将来有望と思える選手にはより若い背番号を与えるみたいで、かっての山本浩二、衣笠祥雄もそうであり、江藤智の後輩の前田智徳も2年間背番号51の後背番号31でも2年間その後背番号1で現役を終えています。、最近では堂林翔太等、より若い背番号への変更がかなり多いものです。背番号51時代の江藤智選手は全く観た事はないのですが、その後残した数字を見ると、土井正博、大杉勝男両強打者には及ばずとも強打者として十分な成績は残しております。又仮定の話になりますが、2人の歴代屈指の強打者が現役生活中背番号51をつけていたら、その後の各球団の背番号51に対する考えが変わっていた様に思えてなりません。