トシコロのありのままの暮らし


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テレビ番組の紹介

2022-03-14 13:44:03 | 日記
  15日(火曜)午後10時から10時45分、ETV「先人たちの底力・知恵泉・今こそ縄文に学べ!持続可能な社会を作るには」を見て下さい。すでに今回の戦争でポスト・コロナに入ったかもしれませんが、長くは続かないでしょう。ポスト・ウクライナ戦争の世界、経済、エコ、福祉、教育、政治の参考になるかもしれません。

  ウクライナに関心を持ち、難民を助ける事も大切ですが、隣人同士がケンカばかりしている地域は世界中の至る所にあり、このままの延長ではもっと悲惨で激烈な戦争が世界で起きます。また、エネルギー大量使用から気候異変、核汚染、ダム事故などにもなるわけです。人々は競争しないと生きられないため、精神病やストレス病も増えていますね。夫婦、親子、兄弟の不和も世界的に深刻になっている。世界中は平和とは言えません。その解決策のヒントを探る為にも、今とは違う性質の文明である縄文文化を学ぶのも良いと思います。


今回の戦争と障碍者

2022-03-13 14:36:40 | 日記
ウクライナ、ロシア両民族の深い差別意識。それらの各種障碍者やハンセン氏病元患者、その他の被差別者も当然持っていると考えられます。日本の場合、第二次世界大戦の時に対アメリカ人への差別意識が強まりましたが、その時に身障者や盲人、療養所に収容されていたハンセン氏病患者たちも、敵撲滅の詩歌をたくさん作っていたと、ルポライターの荒井裕樹氏は著書で述べた事を以前書きました。国内で差別を受けつつも、自らも敵国人を差別している。
それだけ民族関係の差別意識は強烈だと言わざるを得ません。恐ろしいわけです。その原因は何かなと思うし、日本も障碍者も敵国人を差別する詩歌を作ることがもうあってはなりません。根から除去しないといけない。
恐らく、冒頭に書いた両民族の混在地域の学校内でも子供同士も差別し合った事でしょう。戦争の根を皆で作り合ったし、我々日本人も今もその根を作り続けているかもしれない。一昨年はコロナからハンセン氏病差別を連想して思い出しましたが、それも大切にしろ、その数万倍以上も深い差別意識が全人類にあると言わざるを得ません。猛烈に恐ろしく、悲しい現実です。

何が人民を分けたのか?

2022-03-12 13:28:50 | 日記
  800年ごろはスラブ民族は全部今のウクライナあたりにいて、「キエフ公国」を作っていたという。学校の歴史では習わなかったが、旺文社の学習雑誌の付録の世界史地図に詳しく載っていたから、僕も知っていた。プーチンやゴルバチョフの先祖もそこにいたわけである。キリル文字を使い、同じ古代スラヴ語を話していた。例えば、日本人と琉球やアイヌとか、中華民族と満州族よりもはるかに近い関係。日本の東北地方と九州とか、中国の北京と四川省の違いだろうか。今も同じキリル文字を使い、共通の言語もかなりある。今の日本とか中国では、東北と九州、北京と四川が戦争することはあり得ない。現代としては、ものすごく悲しく、恐ろしい戦争である。

  とは言え、日本も、中国もそのような内戦も経験していた。日本では、1868年の明治維新に伴う戊辰戦争と、その後の西郷隆盛の起こした西南戦争。どちらも鹿児島県の軍と会津などの東北地方の軍。中国では辛亥革命から日本侵略までの間の内戦、及び、その後の国共内戦。更には、朝鮮半島やベトナムでは、同じ民族間で激しい戦争が起きた。以上述べた全部の戦争は、17世紀まであった宗教戦争とも違うものである。朝鮮戦争などは明らかに政治の違いがあるし、今回のウクライナ戦争も複雑な政治力学が働いている。かつての宗教対立ではなく、政治対立が今は人々を分け、経済利害も絡み、戦争まで至っているのか。判らない。政治なしでは憲法や法律は施行されず、人々は生きられないわけだし。ロシアとウクライナだけでなく、ロシアとヨーロッパ諸国が共存共栄する策はないものだろうか。それはアジアの南北朝鮮の事とか、中国と台湾、日本と韓国や北朝鮮、中国の真の平和の策でもあるし、日本国内のアイヌや琉球、在日系諸氏、更には、精神障碍者、聴覚障碍者、ハンセン氏病元患者、その他の障碍者差別などの解決策にも通じるものだと思う。高齢者や児童福祉にも絡むかもしれない。介護士や保育士の問題にも。すべて「仲よくすればいい」みたいなきれいごとは通用しないわけだから。

 ウクライナ戦争の根には全人類に突き付けるものがあるだろう。

「今の世界的激変」の補足

2022-03-11 10:37:50 | 日記
  その文を書いてから思いましたが、今までの宗教、共産主義、福祉関係、教育関係、身障運動、ボランティアといずれも共生・合一を目的としたのに、やればやるほど、当人たちは孤立し、社会分離に拍車を掛けましたね。一生懸命に統合教育運動したのに、結果的にそうなり、猛烈に悩み、挫折した例も見ました。

恋愛、結婚、友人関係も言えますね。

 さらに言うと、初期資本主義も経済を通した社会のつなぎを求めたものが社会分離のチャンピオンになった。教育勅語の「仲よく」とかも。ナチスや大東亜共栄圏は? 70年代のカンボジアのポル・ポトは典型例でしたね。

 何も呪われていたとは言いませんが、今までの人類の分離志向の深層心理には逆らえなかったのかもしれない。非常に難しい問題が今まであったようです。

今回の世界的激変

2022-03-10 10:39:44 | 日記
  自称.予測のプロの船井幸雄氏は2014年に他界するまで「2020年ごろ、世界をハイパー・インフレが襲う。それをきっかけに資本主義は本物社会(共生社会)に移行し、日本人本来の縄文文化も生かされるようになる。旧共産主義はショックを伴う、硬着陸的に滅びたが、資本主義は軟着陸的に変わるだろう」と述べ続けた。確かに、予測通り、石油と小麦は高くなった。しかし、船井氏の予測できなかったコロナとウクライナ戦争が起き、今後はもっと大きな事が起きるかもしれない。どう見ても、ソ連崩壊時よりも大きな「硬着陸」である。「資本主義の変質」は僕も同じ見方だが、船井氏さえも見抜けなかった大きな事が起きているようだ。ウクライナ戦争が終わっても、今の大都市文明は石油、天然ガス、原子力で成り立っている脆弱なものであることを露呈したわけだから。その大きな変革が迫られているわけである。

  アメリカ人の神秘哲学者で、予知能力や透視能力も持っているゲリー・ボーネル氏は、「日本人が変えいくべき重大な未来(ヒカルランド刊)」などの多くの著書に、「人類は1万3000年ごとに、人々が分離する文明と、合一する文明を交互に繰り返している。今は分離から合一・共生文明への過渡期で、これまでの1万3000年間の葛藤や矛盾が噴出している時期」だそうだ。ならば、コロナも、ウクライナ戦争も、物価高も、その現象の一つになるし、大局的には希望も持てるわけである。

  以上が本当ならば、例の日本の縄文文明は「合一期」のものだろうか。その深層心理に眠る記憶を我々日本人やアイヌ、琉球人は思い出し、合一文明作りに貢献するのだろうか。また、シャカ、イエス、ムハンマドと愛、平和、共生を説いたのに、宗教戦争ばかりしてきたのも、今までの分離文明のせいだったのだろうか。もう一つ、資本主義はほんの400年くらい前から現れたのだから、歴史的に見ると根が浅く、滅びる時は簡単に滅びるものかもしれない。もっと大きな視点で今を見ていきたいものである。