トシコロのありのままの暮らし


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宇宙人社会の2つの型

2022-03-07 10:40:30 | 日記
  一つは今の地球のような大都市文明。惑星に大都市が乱立し、エネルギー資源、その他の資源、食糧、安い労働力を求めて、周辺地域などを従え、権力化もして、国家・帝国を作り、国同士の利害が衝突し、科学が軍事に結びつき、大量殺りく兵器も開発。都市の機能維持のために大量のエネルギーを使い、自然破壊も進む。大戦争か、自然破壊でその惑星の人類は滅亡の運命だと思われる。

  もう一つは、集落はあっても、都市は作らず、町という発想すら持たず、人々は惑星の陸地に大体平均的に住み、大自然と共に暮らす。必要なだけの農業は行われるが、人々は平等に住み、他の地域を従わす発想もなく、平和共存。権力化もせず、王も現れず、国自体も生まれない。自然を豊富に観察できるから、早くに生物学、気象学、宇宙科学が発達する。生物学は「生命」自体の解明が早く進み、医学にも応用され、免疫力を強める薬も開発され、コロナみたいなパンデミックも起きない。物理学の発達も早く、やがて瞬間移動機械も作られ、同様の惑星社会と交流したり、今の地球みたいな戦争の多い惑星を観察する...。

  以上は、「日本社会の歴史(網野善彦著・中公新書)」上巻の縄文時代の事をヒントにした。その社会は以上の通りで、身障者も大切にされていたという。その文明は、大陸から入った都市文明によって駆逐されたが、そのまま伸びたら、そして、世界中がそうなれば、どんな世界になっただろうかということを考えたわけである。ある一定の温度、酸素、水が惑星にあれば、生物ができ、人間みたいな知的動物ができる事はすでに科学の常識になっている。科学者たちの計算によると、そのような惑星は銀河系だけでも数万に上るとか。ならば、今回の戦争もあり、その社会はどうかな?ともさらに考えたわけである。地球にも過去には、縄文文明という、都市文明とは違った文明があった。広い銀河系ならば、縄文文明みたいな惑星社会も相当あるだろうと思ったわけである。

  無論、都市文明から縄文みたいな文明に途中から移行する惑星社会も多いと思う。地球もそのようになってほしいものである。

  因みに、縄文型の惑星では、医学が未発達で諸々の障碍者が生まれる時でも、大切にされ、個室抜きの施設に追いやる事もないと思われる。貨幣も存在しないかもしれない。戦争も、福祉の不備や差別の根の根も都市文明かもしれない。我々も以上のような地球を目指さないといけない。いくら人々が戦争に反対しても、都市文明が続く限りは戦争は続くと見たから。...。