トシコロのありのままの暮らし


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先の続き

2022-03-20 20:05:53 | 日記
 先は書き忘れたが、戦前の日本のエリート軍人養成の陸軍中野学校には多くの元朝鮮王国の民が入り、学び、戦後は北朝鮮の政治と軍の礎を作ったとよく聞かされる。歴史の時間に習わなかったが、事実だろう。今日まで北朝鮮は戦前の日本のコピーみたいな社会だから。90年代、ニュースで金正日に対する「不敬罪」がある事を知り、僕は驚いた。戦前の天皇を金親子に変えただけ。人民への抑圧とか。真偽はともかく、韓国筋の話として、北朝鮮では障碍者はコロニーに入れられているという事も聞いた。戦前日本でハンセン氏病患者がそうだったわけだし。更には、教育勅語そっくりの教育も行なわれているし。
 ならば、北朝鮮役人・政治家・軍人は自分たちの非常に憎む戦前日本と同じ国を作り上げ、それに気が付いていないという皮肉な事がある。また、北朝鮮をあのような国にしたのは戦前日本がその一つ、さらにはアメリカと旧ソ連ですね。
 無論、北朝鮮人民はその体制を快く思っていないし、役人などへの恨みは強烈です。対日本やアメリカはどうだろうか。歴史的にした事への怒りはあっても、恨みは強くないかもしれない。
 それにしても日本。西郷隆盛が起こした西南戦争あたりから、江戸時代否定するようになったから。それがおかしかった。日本の歴史は縄文時代から延々とある国。それを「江戸時代まではサムライが切り合う野蛮な時代」とされ、学校でも教えられた。思想の左右の別なく、そのように思い込んだ。僕も学校で教えられた。おかしかったと思う。日本否定、過去否定。例えば、盲人福祉が江戸時代は世界一進み、同性愛や性同一障碍にも寛容。身障の文人も出ていた。千年前は紫式部などの女性文人が輩出。世界的にも珍しい。江戸時代否定はそのままそれまでの日本も否定されてしまうからね。全面的は不可能としても、かなり江戸社会を肯定すると、明治以降の見方も変わってくる訳です。江戸時代は朝鮮王国とうまくやれた。鎖国でもなかったそうです。ヨーロッパ諸国が遠い日本に来なかっただけで。

ウクライナ戦争を鏡として

2022-03-20 17:24:32 | 日記
 確かに、ロシア・ウクライナ両民族の差別感情は強烈です。でも、我々日本人も韓国系やロシア系の人たちを明治以来、差別。無論、中国人やフィリピン、アメリカ人にも。ロシアの事を言えたものでもないでしょう。北朝鮮の人たちからも日本人とアメリカ人は恨まれている。植民地化や、後者は朝鮮戦争の爆撃で。その良い解決策はないものでしょうか。解決策があれば必ず障碍者やハンセン氏病、その他の差別問題解決につながると思います。
 日本も平和ではない。しかし、朝鮮植民地化の目的は何だったのでしょうか。それも日本人の多くは判っていないわけです。結果的に日本の資本家たちは朝鮮王国の民を経済搾取し、そこを中国東北区侵攻の拠点としましたが。また、伊藤博文は朝鮮を独立させる計画も持っていましたが、その意見は元々日本内でもみ消され,死後は隠された。今みたいに情報が広まる時代ならば、殺されなかったと思いますが。殺した人も伊藤の考えは知らなかったから。二重の悲劇です。
 今は情報が広まりますから、北朝鮮と日本、韓国と何か和解のきっかけが出ないかと思うし、和解があれば、これら三国の国内の障碍者などの差別問題解決にもつながると思いますが。とにかく、ウクライナ戦争は日本人などの鏡としても使わないといけません。

原子力発電も同じ

2022-03-19 16:06:20 | 日記
ルイーズ・ジョーンズさんの最新日本語訳動画によると、この戦争はプーチン、ゼレンスキーの双方に裏があるとか。単なる天然ガスや民族争いだけでもない。「中東の一国のウラン資源の争奪戦」が奥にあり、それでウクライナ市民が犠牲にも。「皆の考えている事よりも、この戦争の実際の姿ははるかに大きい」そうです。ルイーズさんの発言の真偽はやがてわかるから、僕は述べません。ただし、「ウラン」で気が付きました。
 炭酸ガスと、今回の戦争の件で、原子力発電が見直されていますね。事故➔自然破壊リスクのほか、核関係の資源も一様ではありません。非常に偏っています。日本は輸入国。石油や天然ガスの代わりに全世界が原子力を使うと、その資源価格は上がり、利権を求めて各企業や各国政府が資源国に取り入り、その国々は非常な金権政治になり、政治は乱れ、そこに民族や宗教対立もあれば、内戦や戦争になり、今回の天然ガスのように、核資源貿易も停止になり、原子力発電も止まる。どちらを選んでも結果は同じになります。太陽光発電は蓄電しても、大都市機能維持にはならない。本当に大都市文明は曲がり角、文明の大きな転換点ですね。また、お金中心の価値観の果てに出たような「兵器を売って大儲け」みたいな事のない、生命中心の価値観が出てほしいものです。

平和と共生の科学的物証はすでに出ているのだが

2022-03-18 10:40:59 | 日記
    1990年代、遺伝子科学が非常に発達し、人間の遺伝子もかなり分かってきた。「ヒトゲノム解析」という言葉も日本で流行った。ヒトは日本語だが、外国ではどのように言われたのだろうか。とにかく、全人類の遺伝子の99.9%以上は共通。ほんのわずかの違いが遺伝子病を産むに過ぎず、それによる違いとか、人種や民族による違いは存在しない事が証明された。人類は皆遺伝子による兄弟姉妹。助け合うのも遺伝子の共鳴だと生物学者からは言われた。ドイツ民族は高貴な遺伝子、ユダヤ民族は劣等遺伝子みたいなナチス的な見方は完全に消えたわけである。その見方が広まれば、戦争、民族・人種差別、障碍者差別、ロマなどのその他の差別も消えて、平和と共生の世界になるはずだった。更には、世界的な少子高齢化で資本主義は行き詰まっているから、その面からも共生思想が出て。

  ところが、今はロシア軍がウクライナ侵攻。仮にウクライナ内のロシア系の人たちへの差別がひどいとしても、いきなりウクライナを侵攻し、市民、子供にまで多数の死傷者を出している。病人にもたくさんの死者が出ていますが、その中には障碍者もかなり含まれていると見ています。プーチンの独断と伝えられていますが、その側近の一人にはロシアの兵器会社のボスもいますね。それがプーチンを動かし、戦争に走らせ、大儲けしようとしたとしてもおかしくないと僕は見ています。今回はたまたまロシアでしたが、アメリカやイギリス、フランスのそのような会社の人たちがその政府を動かし、戦争を新たに起こしてもおかしくないわけです。戦争で大儲けする人たちは、ヒットラーやプーチンよりも悪いかもしれませんね。そのような会社がなければ、戦争はできないわけだし。兵器技術を応用して、植林の機械とか、効率的な農業機械、介護機械などに転用できないものでしょうか。とにかく、戦争から儲ける奴らは最低の人間です。

  今回の戦争でロシアの兵器会社にはその政府から大量のお金が入ります。ただし、ルーブルなので、その暴落と超インフレで、価値はなくなるわけです。ロシア経済も疲弊して、兵器会社も自らの首を絞める結果になるわけです。経済と情報がグローバルしたこれからは、兵器会社は世界的に潰れるか、平和利用に転用していくかもしれませんね。平和と共生の流れに大きくみればなっているようです。

「先人たち底力・今こそ縄文文化に学べ」から

2022-03-17 10:52:55 | 日記
  谷口康浩・国学院大学教授の解説で行なわれた。発掘から、「例えば、最初は多く貝を採り、資源枯欠にもなったが、次第に成長中の小さい貝は採らなくなり、結果的に永続的に貝が取れるようになった。

貝殻は人骨と共に墓地に埋葬され、生まれ変わりを願われた。丁度、草木が冬に枯れ、春にまた芽生えるように、人間も貝も輪廻すると信じられていたようだ」、「最初は自生する栗の実を取っていたが、次第に集落付近に多く植えるようになり、大量の栗の実を作るようになった。その老木は建物作りに使われるなど、非常に物を大切にした。物にも命があると考えていたようだ。また、命を非常に大切にする考え方を持っていたようだ」。

  「命を大切にした」と谷口教授は強調していました。網野喜彦教授が述べた「身障者が大切にされていた」ことは出てこなかったですが、命を大切にする価値観ならば、構成員は命の共有を自覚し、思いやりとか愛する以前に、全員を大切にし合い、貝や魚も大切にし、草木も大切にしたと思われるから、身障者が大切にされた事も含まれていると思われます。他に知的障碍者や病人も。孤立感はないでしょう。

  確かに、命を大切にしないような価値観ならば、いくらボランティア活動や愛を唱えても心は通じず、相手を害するだけになります。神をいきなり信じても自分のために神を利用する結果になり、その果ては他人の事は思わない、レイプする神父や牧師にもなるのかもしれません。仕事やお金を人とのつなぎと考えた初期資本主義ですが、その二つも人はつながない。国家意識、民族意識も戦争の時は特に敵への共通の憎しみを煽りますが、それも人はつながず、ハンセン氏病差別の歴史など、障害を持つ人たちはひどい扱いをされるわけです。また、土台なしで、友人関係や恋愛関係を求めても必ず失敗。夫婦や親子でもそうで、殺人事件にもなるわけです。

  今は遺伝子科学も非常に発達し、人間の遺伝子はほぼ100%共通し、人種や民族の違いは科学的にすでに否定されている事、その遺伝子は全動物にもなり共通している事がすでに分かっている以上、縄文文化をはるかに越える生命重視の思想が出て、人類が愛以上の愛に結ばれ、平和になってもおかしくないわけですが、実際はウクライナに限らず、世界各地で戦争や差別が起きている。もっと生命を重視して欲しいですね。