トシコロのありのままの暮らし


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社会崩壊と連帯

2020-04-24 11:14:43 | 日記
コロナ流行は日本に限って言っても、最初に旅行・観光業の崩壊をもたらし、次第に商店が崩壊していき、今は病院崩壊が目立つ。また、対策に迷いが見られるなど、政治崩壊も懸念される。ヨーロッパでは、病院や施設の崩壊が激しい。経済もすでに全世界的に崩壊しつつある。


  つまり、死者数こそマシであるものの、第二次世界大戦の時以上に「社会崩壊」をコロナは結果的に招いていると言えましょう。単なる病気でもないわけです。

  コロナに対しては、「一人でも感染者を減らす」事が大切であり、一人一人が遊びなどの外出を止めて、用がある時以外は、家にいる事ですね。人種や民族、信仰の別なく、「みんな同じ人間。同じコロナに向き合っている」と連帯意識を持って。そのような意識を持たない限りは、感染者を減らす事はムリでしょう。もし、強制的に政府が命令すれば、どこの国でも元々多数民に不満を持つマイノリティの人たちが反発して、内乱になり、結果的にコロナを広める事にもなりましょうから。

  思えば、これまでの社会は日本に限って言っても、「同じ人間」という連帯意識は乏しかった。ほとんどなかったように思えます。僕の見た島田療育園の職員でもそのような例が多かったです。「弱い人たちにして上げる」という人間的な愛が主でした。聖書の隣人愛から「神」を抜いたものね。だから、園生と職員の意志疎通もできず、紛争にもなり、僕も巻き込まれたわけです。又、もっと深刻なのは、恋愛や結婚の類ですね。連帯抜きで、人間的愛とか性愛ばかりで恋愛し、結婚する例が日本でも非常に多い。実際は明治から多かったようですが。結果は不幸な結婚生活や離婚。当たり前です。その果てに、非婚化にもなっています。恋人関係、夫婦と「同じ人間」という基盤が必要です。人間の遺伝子のほとんどは共通しているから、科学的な根拠はすでにあるのに、気が付かない。勿体ない訳でもあります。

   「災い転じて福と為す」で、コロナをきっかけに、人々が連帯していけば、まともに結婚できる人たちも増えるし、今は崩れつつある医療、福祉、経済、政治の在り方も再構築して、より良い社会も作れると思います。


ヨーロッパの介護者は本当にアフリカ系が多いようです

2020-04-23 10:53:56 | 日記
今朝(23日)の朝日新聞の一面の左記事をご覧ください。「フランス介護崩壊」の見出しですが、フランスで崩壊状態になった高齢者施設の職員のガルシアさんへのインタビューもありますね。フランスでは介護職員は「アフリカ系が多い」と記されてあり、低賃金の問題もガルシアさんは証言しています。大体、アメリカは相当昔から介護職は有色人種が担当し、明治=1900年ごろにアメリカに渡った内村鑑三も障碍児の介護職を経験していましたが、ヨーロッパも本当にそうであるらしいです。アフリカ系の他、今はアメリカではヒスパニック系、ヨーロッパでは中東からの難民も非常に多いかもしれません。ヨーロッパの介護職について、以前僕は「アフリカ系や中東からの難民が多いのではないか」と推察文を書きましたが、それは本当だったようです。コロナの件で、やっと日本にも情報が伝わってきたわけです。アメリカやヨーロッパの福祉は、本当に人種差別と植民地支配の土台の上に成り立っているようですね。


  福祉関係者や役人、身障運動家たちがかつてはアメリカやヨーロッパの福祉の事を視察し、今の介護保険とか、障碍者支援法、施設関係、ヘルパー、保育関係などの制度や介護士、施設などを作りましたが、以上の事には気が付かなかったようです。だから、諸々の矛盾が生じている。「低賃金」の問題はその一つですね。一説によると、「児童、高齢者、障碍者は働けず、半人前だから、それらへの相手の仕事も低賃金」。でも、それ以前の問題として、「ヨーロッパの福祉を判らないで、真似たから」になると思いました。それが一番判りやすい説になると思います。更には、ヨーロッパやアメリカの福祉も、人々が連帯して行なっているものでもないでしょう。連帯して行なっているのならば、「アフリカ系が多い」は説明できませんから。更に言えば、ヨーロッパやアメリカ社会に連帯があれば、人種差別などは起きないわけです。そこら辺からおかしい。離婚なども非常に少なくなるでしょうし。殺人事件も。ヨーロッパやアメリカには、福祉関係も「多くの裏」がありそうです。日本には伝わっていないだけで。

  コロナは人々の連帯が薄い国ほど、流行り、患者と死者が増えるようです。人々が自分の利益ばかり考え、流行阻止に協力しなければ、感染も多くなり、広がる。医療崩壊、福祉崩壊、学校崩壊とつながり、社会崩壊にも果てはなりましょう。恐ろしい事です。

  日本も人々の連帯が問われています。連帯して流行を阻止すれば、その後は新たな福祉と教育、文化国家のビジョンも生まれると思います。日本は非常に良くなる。連帯しなければ、「崩壊」しかありません。因みに、「日本における連帯」とは、在日韓国人や中国人、精神障碍者なども含みます。歴史的な因縁を持つ差別民も。それらの人たちを差別してはいけません。対等な人間と見なければなりません。勿論、外国から来た人たちも。コロナをきっかけに良い日本に生まれ変わる事を願います。明治以降、西洋を「判らないで、真似した」事はこの辺で止めましょう。

  

佐久の児童館向け

2020-04-20 16:05:30 | 日記
 佐久のみなさんへ.                 🌷

 今はコロナ病で、学校もお休みの所が多いようですね。「コロナ」についてはみなさんも先生やお父さん、お母さんから聞いているでしょうから、あまり話しません。ただし、その病気の元のウィルスというものは、ネズミの肉の料理から出たそうです。「もっとおいしいものを食べたい」と言って、欲ばりになって、おそろしい病気のウィルスを出した。たしかに、ぼくもおいしいものは好きです。みなさんも好きでしょう。長野県の名物の「おやき」はとくにおいしいですね。食べ物をおいしく食べることは、かまいません。でも、楽しみも、食べ物だけでもないでしょう。音楽も楽しいし、動物や植物を見ることも楽しい。星を見ることも、本でお話を読むことも楽しいです。すもうをしたり、見ることも楽しいですね。サッカー、野球とか。みんなで好きなことを話し合うのも楽しい。お金を使わなくても、楽しむ方法もいくらでもあります。食べ物のことだけに楽しみをもとめることは、ほかの楽しみを知らないで過ごすから、損(そん)でもあると思います。
 さて、東京はとくにコロナ病がはやっていて、ぼくも今年の春はお花見に行けませんでした。でも、東京もいろいろな花が咲いています。チューリップとか、菜の花とか。花もいいですね。
 長野県は、昔は信州と言いましたが、その春の名物にリンゴやアンズの花があります。リンゴの花は、僕は昔からよく知っています。白く、地味ですが、白い妖精(ようせい)みたいで、きれいですね。やがて、リンゴやアンズの実もなるわけですね。それらの花のようすは、みなさんの方がよく知っていますから、その写真は送りません。
 それでは、何でも食べて、よく寝て、体に気をつけて、ウィルスに負けないようにしてください。



「マリア預言」の補足

2020-04-20 16:05:30 | 日記
昨日(19日)午後7時のNHKニュースに出ていたコロナの拡大写真は、何故か赤い色に、丸い形。かつて僕が夢に見た「マリア様の左手の甲の大きく丸い傷」とそっくりでした。また、南極に現れるオゾン・ホールにもそっくり。


  3つが非常に似ている事は、偶然と言えば偶然になりますが、内、コロナ流行とオゾン・ホールは、「現代文明の歪み」が生み出したものであり、同根です。また、よくは判りませんが、「マリア様の傷」も、人々と文明の大罪を背負ったものであり、同根と聞いています。形は違いますが、福島の原発事故なども同根ですね。


  我々地球人が大罪を悔い改め、ぜいたくはせず、自然や命を尊重する文明をこれから作る事を僕も切に願います。


「植民地支配」とは

2020-04-20 10:51:58 | 日記
簡単に言えば、国が強盗みたいな事をするようなものである。近代期のスペインやポルトガルがアフリカやラテン・アメリカの地にした事や、その後のイギリスなどがインドや中国にした事を想えば、誰でも判るだろう。


  国自体がそうすれば、国民も真似するわけである。近代にそれらの国々で海賊になる人が増えたのも当たり前だ。また、勉強して盗みは良くないと悟る人たちもいるが、かなりはその癖が植民地支配を止めた後も残るようだ。ヨーロッパに観光旅行に行った日本人が強盗や詐欺、レイプなどに遭う話は前から絶えないが、それもその現象の一角に過ぎない。ヨーロッパは遊びに行けるような所ではないかもしれない。

  元々はヨーロッパ社会は神を中心に教会共同体が形成され、そこで農業協同組合とか、病院・諸々の福祉事業も行われていた。その様子はヨハン・ホイジンガ―著「中世の秋」にも詳しく述べられている。しかし、その後、十字軍戦争とその挫折、及び、ペストでヨーロッパの人たちの信仰心は形だけになり、新たな生き方・生活の拠り所として「お金」を求めるようになった。とは言え、まだ資本主義経済が発展していなかったため、「他の国々の富を奪う」という短絡的な発想で、植民地戦争をしたわけである。それに反対した神父もいたが、多くの神父は国に従った。中学の歴史の時間に先生が「植民地支配の時に、最初はキリスト教は病院などを作り、親切そうにしながら、やがては植民地支配に協力したのです」と皮肉を浮かべながら教えられていたのを今も覚えていますが、その先生は以上のいきさつを完璧に理解していたようです。当時の国策に従った神父たちも、実際は神は信じていなかった事にもなりますね。お金を信じていた。

   20世紀前半の日本の植民地政策はやや違う面もあったようです。それ以前の、日本の資本主義導入や憲法整備なども、どれだけ西洋の以上の歴史的因縁や精神を理解していたのか。実際は「判らないで、真似ばかりした」のではないかと。植民地主義になった西洋の人たちには以上のようなニヒルな歴史がありますが、それを理解しないで、更には「植民地をする恐ろしさ」も理解できなくて、朝鮮王国などを植民地化して、今に至るまで恨まれているわけです。また、戦後の経済成長も「アメリカの事が判らなくて、真似した」ようだし、僕の見た島田療育園や教会関係も「ヨーロッパの事が判らないで、真似した」例だと今の僕は気が付いています。更には、明治以来の恋愛や結婚の愛にも言えると思います。そのような事は、また別の機会に書きます。


  因みに、以上の流れは科学にも影響が出ているわけです。1945年の時点で素早く原子爆弾を作りながら、そのような物理学は発達しながら、今のコロナのワクチンや特効薬作りには時間がかかる。科学もいびつに発達していると言わざるを得ない。仮に、できても、普及に時間がかかるし、インドやアフリカなどの貧民には、今の経済構造では行き渡らず、大悲惨のままになるでしょう。文明の病根は根が深いわけです。