トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

水源地の水切れでなくて良かったー!一難去ってまた一難‼

2024-08-06 | 水辺環境の保全

 記事が前後してしまったが一週間ぶりの水見回りで林接池の「水切れアウト」寸前で池に導水させてから吐水口での流量測定したら6ℓ/毎分だった。これでは水域に十分な水が渡る量ではない。猛暑続きの為、水源地の流量が減少した結果だろうと思いつつ整備もかね久しぶりに尾根越えのルートで水源地へ向かった。強制排砂を実施して最大水量を得たのが4月4日だから4カ月ぶりの取水地である。

 尾根越えして沢に降り立てば流量の極度の減少は無いので取水部の埋没と送水管内に砂泥の堆積が送水量の減少になったのだろうと想定は容易だった。しかしながら沢筋を行く林道には大きなシラカシの倒木が発生していた。こんな事態を知らずして車で進入していたら帰路はバックで沢の入り口まで戻らねばならない。危ない危ないクワバラクワバラの瀬戸際だったのだ。暑い盛りに車での進入を選択せず面倒な徒歩での尾根越えルートを取ったお蔭で回避できたトラブルだった。

 事のついでに水源地、と言うより上流部の沢止め工を行った部分まで見回ったのだが丸太での沢止め工部に底抜けが発生していたから、この補修のための基材運びに車は必須なものの、その前にこの倒木を処理せなばならない。台風の時期は迫っているから沢止め部の補修は待ったなしだし、その補修の前に倒木の排除に丸1日大汗をかかねばならん。足腰膝小僧様、よろしくお頼み申す。とは言え今は送水量の復活が優先事項なのである。


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