トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

白いカエル!、アルビノじゃあなかった…

2018-11-29 | 感じるままの回り道
 何時ものごとく水辺で作業中に何時もの親子のグループが上がってきた。池を覗いて小枝をかざしたり林縁の植物、この時期は冬イチゴなのだが摘まんだりして遅々として隊列はすすまずばらけていく。
 そんな中から「白いカエルー!」と声が上がって集まり出した。耳ざとく聞いた小生はカメラを手にして駆けつける。「アルビノなら撮影しなくては…」の心算だったのだが期待はおおむね外される事に決まっている。
 一目見ただけで「アルビノでは無い!」一目瞭然屁の河童、いいえ、この場合は屁のカエルと言うべきだろう。目の周りの隈取りからニホンアマガエルではないかと思ったのだが、綺麗な隈取りでは無く泣いた後のアイシャドー風に見える。皮膚感も灰をまぶした感じで「灰被り姫」ならぬ「灰被りカエル」だ。

 擁壁の上の植物上で林道からは手が届かない。小生は接近して擁壁の上で撮影していたら、子どもたちも触りたいとママ達にコソコソ伝えている。仕方がないから捕まえて渡したのだったが、ついでにリクエストが「あそこのイチゴも欲しい!」ときた。
 ハイハイ、おチビちゃん達は暴君です。「小父さんありがとう」と言われて「ジイジありがとうね」と言い返してみた。ささやかな抵抗であるが屁の役にも立たんかった。
 しかし何だなあ…あの皮膚の質感には疑問が湧く。もう少し滑らかではなかったのか。あれでは紙粘土製のフェギアである。

                            

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