トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

八月末四日間で700mmの降雨!

2024-09-02 | 感じるままの回り道

 八月はほぼ熱中症警戒アラート出っ放しで猛暑日も続きフイールドには出かける気分にもならず我が生涯初めてのエアコンを使った部屋で終日過ごす事態となったのだ。狭い室内で出来る事は限られているのに猛暑で気分だけはゲンナリしていては現金は生る訳も無く注目の新札は二種類、拝んだだけである。八月末になり、ようやく降雨があったりし猛暑日からは解放されると思いきや、今度は連日の雨の乱れ打ちで後半も閉門蟄居どころか閉口蟄居の手太楽である。それにつけてもおやつは軽~く、ではなくフイールドの状態を想像すると溜息も出ないのだった。

 八月末4日間の総雨量は700mmを越え、これは記録だそうだが記録など糞の役にも立たない。晴れてしまえば老いぼれた孤爺はフイールドの後始末、特に水源地、送水設備、水系の補修と思わぬ作業が目白押しで既に便秘状態になっているだろう。目白押しは可愛いけれど便秘ウンコが押しているのを想像するだけで「押忍!」と気合を入れねばならないのだった。情の深い鬼年増に見込まれた小僧のように戦々恐々とフイールドと対峙する日が近い。まあ、それはそれとして閉口蟄居の日々、どうにもならない時間つぶしにビビビッと天頂光輪、いいえ天頂降臨したのは昨年度は改訂できなかった資料を補足改訂する事だった。これでようやくお暇地獄から抜け出る事が出来た。

 その気になりさえすれば集中できる孤爺なので、良く言えばそうだけれど実態は「待てない性格」の精で精力と時間をつぎ込む羽目になった訳で、我ながら哀しい性に泣いた。それでも良くしたもので見やすいように図表を作成しベースにする概念などを補足充実させて閉口蟄居中に完成を見たのである。写真は試しプリントで体裁を見た一冊であるが、PCに保存してある内容をプリントして閉じれば完成するのだ。校正しつつ確認のプリントをしたりして用紙もインクも不足してしまい補充しないと製本できない。まあ、急ぐ事も無いけれど今まで以上に見やすくなったと自負できる一品になった。

 一応、情報提供者用に10部製作して配布のつもりだけれど用紙は500枚、インクは2セット必要だから経費は1万円程度必要になるのだろう。考えてみれば閉口蟄居の中、1万円で遊べたのだから安いと言えば安い。しかし四日間にわたるPC作業は易くは無かった。さして労働強度も無いのに熟睡できた事、出来た事、これも神仏、水神様の思し召しなのだろう。しかし雨天続きで冷蔵庫は空っ呆、乏し飯で頑張ったのであったわい。