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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

もち麦の甘酒

2019-01-11 | 何よりの楽しみ
 年末に所在なく「ボーッと生きているんじゃないよーっ!」と言われそうだったが、まだ脳味噌は働いていると見えて「ビビビッ」と来たものがあった。「ビビビッ」はアイドルだけでなく哀爺にも来るのが分かる。まあ、微々たるものであるけれど…。

 何が来たのかと言うと「もち麦で作る甘酒」が閃いたのであった。棚の残り分では量が不足で買い足し出来たので早速作ってみた。乾燥糀は既定の半量しかなかったので濃い甘酒にはならなかったけれど、50度10時間保温してみる。出来上がりが深夜帯だったので、そのまま保温せず朝まで自然冷却となった。

 早朝、糖度を測定したら丁度20度で、白米を同様に発酵させて20度程度になるのかどうかは測定していないので不明であるが、穀類の玄米・白米・もち麦などは糖化する炭水化物は70%台だから大きな違いは無いはずだと思っている。確認のために「食品成分表」を探したが見つからず、ネット上では米ともち麦の表示が異なっておりめんどくさいからアバウトで済ます。

 白米や玄米の状態とは異なるのはお粥にした時に判明した。粥は出来たが米に比べ糊化が強い。例えれば障子糊状態だった。元よりレシピに従った訳でもないから、「もち麦を炊くのには米より倍量」が基本のようなので、米のお粥を基準に水量を決めたので、その結果なのだろう。

 さて、出来上がりの第一印象は「粒がしっかり残っている」事で、これは玄米で甘酒を作った時と同様だけれど、玄米より咀嚼しやすかった。食物繊維が多い食品なので、その分の形は残るだろうとは想定内だ。
 何より大事な「味わい」は玄米同様「あまりおいしくない」のだった。今回は「もち麦100%」での発酵だったので、もち麦ごはんの割合」で白米を混ぜれば美味しさは増すだろうと推測する。「甘酒はもち米で作ると甘みが増す」と記憶にあるから「もち米」混ぜ合わせて発酵させれば更においしくなるだろうが、もち米は高いから年金世代のお遊びには手が出ないものの、舌や涎は出てきているので、おっつけ誘惑に負けるだろう。
 何せ脳味噌は「ええで!」の園状態なので、アダムやイブよりも「甘い誘惑」には弱いはずだ…と思う。

 お粥に炊いた  ➡   糀を混合  ➡   出来上がり