トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

干支のプルトイを作る 3

2019-01-02 | 何よりの楽しみ
 プルトイ本体の角取りはサンダーで行うのだが、多量の粉塵発生で近所迷惑になるかと拠点道具小屋で発電機を使用して研削した。
 数としては5体であるし造作もないと思っていても実際はやる程に手間がかかる。釜戸炊飯では「始めチョロチョロ中パッパ」と言うけれど、電動工具での面取りでは「始めパッパで後チョビチョビ」てなもんや三度笠となる。削る量が少なくなるから「様子を見い見い」なのである。

 あらかたの面取りを済ませて次は振動サンダーで表面を仕上げる。これも粉塵が発生する作業なので防塵マスクは必須だが、防護メガネも装着しないと粉塵が目に入りショボショボしてしまう。
 本体側面は平面であるが外形は曲面なので手を変え位置を変え仕上げていく。オービタルサンダーを右手に加工本体を左手で保持しながらの作業は結構、握力を消耗する。粉塵の離れを良くするために立位作業をしていたけれど腰かけて肘を太腿で支えての作業に変わってしまった。これだと粉塵の発生源が近くになるが止むを得ん。結局は肘付近が筋肉痛で湿布…。

 帰宅し縁台でサンドペーパで磨き、振動サンダーで磨き切れなかった部分を平滑にして蜜蝋ワックスを塗布した。磨き上げた面は汚れやすく、早めに表面コートを施しておくのがコツでもある。蜜蝋ワックスが浸透し落ち着いた頃合いに更に粒度の細かいサンドペーパーで仕上げる。
 偏芯輪の様に負荷の変動する構造だと車輪とフロアーではスリップしやすくアクションが生じにくい。後輪に偏芯輪を取り付けるとスリップは減少するが動きが詰まらなくなる。そこでスリップ防止に車輪外周にOリングを組み込みたいのだが店頭に無かった。そんなことで車軸の取り付けはスリップ防止のOリングを購入装着出来るイベント直前になってしまう事必至だ。

     面取り開始   ➡    面取り後、蜜蝋ワックス仕上げ。車輪装着は確認のため