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とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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KY首相の今日のひと言「公務員は倒産ない」

2008年04月02日 21時52分54秒 | 政治
「公務員には倒産はない」

KY首相こと福田康夫はキャリア組新人公務員の訓示でそういった。

かつて小泉純一郎元首相が「人生色々」と行っただけで噛みついたマスコミが、この首相発言を非難しないのが不思議である。
きっとマスコミも「公務員」に近い存在で「俺達ゃ簡単にクビにはならないぜ。下請け孫請けは知らないけどな、ケッ!」という感覚なのかも分からない。

それにしてもこの首相、市井の人びとが会社の倒産やリストラ、減給のプレッシャーに戦々恐々とし、なんとか生きようと努力している時に、よくもこういうセリフを吐けるものだ。

公務員は倒産無い?

国や自治体は倒産しない、させられないのこの発言は国民の生活を人質にとった悪質な発言と言えるだろう。
「国が潰れたら、あんたら生きていけないでしょう。だから公務員の奴隷になりなさい」
という発言に等しい。
こういう国民をバカにした、親の七光りだけで政治家になりその頂点に収まっている老人は早々にその地位から引きずり下ろすのが国のためだ。

ところで、ホントに公務員には倒産がないだろうか?

「公務員に倒産はない」なんてことをいうと国労や動労の労働組合員で今もなお職を得ていない人びとは怒るだろう。

JRはかつて国鉄で、そこで働く職員はいわば公務員。
現在の公務員と同じで組合を作り、無理難題の我がままを通し、組織を赤字体質OKにして、「困れば税金を投入すればいいじゃん」とばかりに好き勝手にやっていた。
で、その結果が「民営化」という名前の倒産だった。

多くの国鉄職員はJR社員として再雇用されたが、いわゆる組合活動に熱心な不良職員や、職務怠慢な職員は様々な理由でもって再雇用されなかった。
つまり失業した。
折しも先月、裁判所は「JRに国鉄職員を再雇用しなければならない義務はない」との結論を出し、公務員でも職と場合によれば合法に失業することを証明したのだ。

ということで、公務員は倒産しないかもしれないが、そうは問屋が卸さないこともある、ということを肝に銘じておくべきだろう。

Ms.Piggy for the President!  Ms.ピギーを大統領に!

2008年03月06日 06時02分48秒 | 政治
女性の大統領ならMs.ピギー。
マペットの人気キャラクター「Ms.ピギー」は、ヒラリー・クリントン女史よりも女性大統領候補としてふさわしいと私は思っている。
その理由を知ることは私たちには簡単だ。

Ms.ピギーは力強い女性である。
クリントン女史もしかり。
Ms.ピギーは時たま我がままになる。
クリントン女史もしかり。
Ms.ピギーはアメリカではとっても人気がある。
クリントン女史もしかり。
Ms.ピギーはチャーミングだ。
でもクリントン女史はチャーミングか?
さらにMs.ピギーは自己顕示欲こそ強いが金銭欲は見かけない。
ところがクリントン女史は炎のような欲の塊のように見える。

以前テレビで見たヒラリー・クリントンの伝記によると、彼女は幼少の時にシカゴの祖母と一緒に暮らていたのだという。
移民一世であった祖母はアル中。
他のアルコール中毒患者がそうであるように、ヒラリーの祖母もまた乏しかった。
ヒラリーは祖母との生活から抜け出すために、社会の頂点を目指すことを目標にし始めたいっても過言ではない。
彼女から醸し出される、怪しい雰囲気はそのような経験と、ヒラリー独特の思想から生み出されたものなのだ。
そこに人びとはヒラリー・クリントンの大統領にふさわしくない「何か」を感じているに違いない。

そこでもう一つ思い出した。

ヒラリー・クリントンにはビルと言う名の旦那がいる。
一方、Ms.ピギーにはカエルのカーミットというボーイフレンドがいる。
ここで言えることはカエルの方が変態野郎よりマシだということだ。

Ms.Piggy for the first female President!
I think Ms.Piggy is a better candidate for the American presidency election than Hirally Clinton.
We can understand why it's true easily.

Ms.Piggy is a powerful lady.
Mrs.Clinton is also poweful.
Ms.Piggy is selfish sometimes.
Mrs Cliton is also selfish.
Ms.Piggy is very popular with American people.
Mrs.Clinton is also.
And Mr.Piggy is sometimes charming.
But Mrs.Clinton is not.
Ms.Piggy wants to stand out but do not have the desire of wealth.
Mrs.Clinton wants to stand out and has the huge desire of wealth.

According to Mrs.Clinton's biography , her grandmother who lived in Chicago was alcoholics.
She was a poor person as with many alcoholics.
Hillay decided that she will be a rich and powerful person when she lived with her grandmather.
Her oppressive and somthing notorious mood came from these experience and her own ideology.
So we feel something she is not good at for a candidate of American President.

There is a one more reason I have remembered.

Mrs.Hillay Clinton has a nice husband whose name is Bill.
Ms.Piggy has a nice boy friend whose name is Kermit the frog.
A forg must be better than a kinky guy.

18歳選挙権法案は何かが臭う

2008年02月29日 05時28分26秒 | 政治
このブログのタイトルになぜ「時事放談」などと言うタイトルを付けているかと言うと、その昔日曜の朝、毎日放送で放送されていた「時事放談」からの拝借であることは今更説明を待たないところだ。
この「時事放談」は細川隆元と藤原弘達が「だいたいね大平君や中曽根君がね......」などと首相を君付けで呼ぶようなウダウダ政治談義をしていた硬派な番組で、子供の私など親が見ているのをはた目から「ジジイ二人が話しているだけの番組の何がおもしろいねん」と呟き、その内容を理解することもなかった。

このように大昔はいざ知らず私のような戦後生まれの、それも昭和40年前後生まれ以降からの日本人は政治談義の番組を見ても、それを論議すると言うことをしていない。
せいぜい、やしきたかじんの番組を見て「橋下、宮崎というのは何様やねん」とか「田島のオバハンは相変わらずアホや」ぐらいの評論しか出すことができないのだ。

一方、アメリカやフランス、イギリスなどの西欧諸国を見てみると、中学校教育当たりからしっかりと政治についての議論を行なうテクニックや論理を学んでいる。
例えば、アメリカ合衆国なんかは教室の授業で民主党の主張や共和党の主張をロールプレイし、それぞれの主張を生徒自身の考え方を盛り込みながら論議していく、なんてものまで存在する。

さらに追求すると、西欧諸国だけにこのような民主的議論の教育制度が存在している、というわけではなく中国なんかでも小学生の頃から「日本は悪い国です、鬼の国」ときっちりと自国にだけ都合の良いフィクションの歴史をさも本当にあったことのように教育するということを忘れていない。
したがって文革以降に生まれた中国人は、放っておいても「日本人は悪者だ」ということに関する議論は得意である。たとえそれの論理武装がメチャクチャでもその独特の周囲を憚らないデカイ声で主張すると、ほとんどの日本人はたじたじなってしまうのだ。

一方、日本人は子供の頃から「自己主張しないことが社会の規範」のような教育を受けているため、たとえそれが間違っていることであっても反論することができない。
反論したりすると必ず年長者さも私は人生経験豊富なんだという顔をして「出る杭は打たれるからね」などと言って、事なかれ主義で収めようとする。
その結果、厚生省、社会保険庁や大阪府庁のような役所が生まれるわけだが、論調がゆがんできたので、この辺で修正することとして、このように日本人は政治論議の練習もしなければ考えたこともない、という政治痴呆症に陥ってしまっている。

海外で各国から集まってきた仲の良い留学生同士が集まって、ごく普通に政治談義をしていると日本人だけが参加できなかったりするのは、上記のような理由によるものだ。

もしかすると「政治の話はご法度」はミャンマーの話ではなく日本の話なのかもわからない。

ともかくそういう政治的無知で固めた日本人に18歳から選挙権を与えようと言う案が出ている。
毎年毎年成人の日の報道を見ても分かる通り20歳でも県庁前で暴れて得意がっているオツムテンテンな新成人が多いのに、18歳で選挙権。

誰かこれで一山儲けようとしているのではないだろうか。
ちょっと疑いたくなる法案だ。

私学助成金は憲法違反

2008年02月15日 19時42分02秒 | 政治
大阪府の橋下知事が私学助成の充実を求める保護者会議をドタキャンした。
出席者は知事に対して怒り心頭ということらしいが、これって間違っていないか?

私学の多くは宗教系の学校で、授業の中に学校が信仰する宗教を教えるカリキュラムまで存在する。
私は公立高校の出身なので「宗教の時間」など存在しなかったが、カトリック系のM学院に通学していたW君は「教会でミサがあって出なあかんねん」と言っていたし、仏教系のS学園に通学していたN君は、「こんど四天王寺さんの○○●●祭りに出なあかんねん」と言ってた。
つまり私学の殆どは宗教教育を基盤として、自分たちの生徒を教育しているわけで、これに国家や自治体が税金を使って助成するなんざ明らかな「憲法違反」と言えるのではないだろうか。

ただ、こういうことに抗議する人たちに鍵って「忠魂碑」や「靖国神社」に文句を付ける人々が少なくないと思われ、ご都合主義の権化と言えないこともない。

記事は「知事との溝が深まる」なんてことを書いているけれども、600億円もの税金を教育の名を借りた宗教活動に使われる府民を思うと不憫ではある。

なお、私は日本民族の意識付けとして憲法を改正し、教育にはきっちりとした歴史と伝統と文化に基づく価値観教育(仏教や神道の)をしなければならないと思っています。
はい。

福田家の食卓

2008年01月29日 06時31分24秒 | 政治
今から25年ほど前。
生まれて初めて上京したときに東京駅でカレーライスを食べた。
単なるビーフカレーが800円。

「なめとんのか」

正直そう思った。
当時大阪ではいくら高くてもビーフカレーは600円。
私が好んで食べていた阪急ボックスカレーに至っては500円もしなかったように記憶する。

「東京では暮らせない」

と思ったのがいけなかったのか、その時受験した東京の大学は見事に失敗。
大阪の大学に入学することになった。

ものの価格の高い安いは個々人の住んでる環境や金銭感覚で大きく異なるものだが、我が国の総理大臣も庶民の感覚からは大きく異なるようだ。

「日本のガソリンは高くない」

よくぞ言ってくれました。
これで福田家の感覚が一般国民に周知できたというものだ。
さすが「人の命は地球よりも重い」と言ってテロリストに屈した人のご子息。
常識というものに欠けているらしい。

ガソリンが1リットル150円。
明らかに安くない。
ファミリーカーでも一回の給油で5000円近くはかかってしまうし、営業車なら給油回数が多いだけ問題は深刻だ。
運送会社は運賃の値上げをすると客に逃げられるし、バスやタクシーも状況は同じ。
会社は経費の切り詰めをしなければならなくなる。
その最も簡単な方法が賃金抑制。
燃料費高騰は市民の懐を直撃しているのだ。

運送会社が航空会社のように「燃料チャージ代」なんか徴収できるわけもない。

それでも総理は「安い」とおっしゃるのだから、福田家の金銭感覚を疑いたくなる。
庶民の感覚を知っていなければならないのに、テロリストに屈した例を挙げるまでもなく一般常識から逸した福田家の感覚をもって国政を運営する。
国民を見下すのはオボッチャマの伝統か。

ともかくガソリンは高くても結構。
それがレジャーや通勤に使われるものであるのなら。(←私見)
つまり電車やバスなど代わりの手段があるものについては結構だという意味だ。
しかし業務用は市民生活を広範囲に直撃する。

国家を担う政治家ならもう少し国民の食卓を覗いてみたらいかがだろう。

どうも最近、福田首相の印象が宮沢喜一とダブルのは私の気のせい?

当選しても委員会

2008年01月28日 06時17分13秒 | 政治
たぶん皆、横山ノックへ投票した時と同じなのだろう。
私も入れてしまった「橋下とおる」。
そして当選してしまった橋下徹。

正直どうでも良いような候補者ばっかりだったので、知らないオッサンに府政をメチャクチャにされて滅びるのはかなわない。
そこでタレントとして、はたまた悪徳弁護士として名を馳せているご仁に府政を委ねてメチャクチャにされる方がなんぼか納得がいくだろう。
というのが理由で投票してしまったのだ。
ま。
ノックさんの時と同じ図式。
尤も、魑魅魍魎の巣くう伏魔殿と化している大阪府職員の実態を鑑みると「毒を盛って毒を制する」という効果が期待できなくはないところだ。

それにしても、新聞調査によると野党の民主党支持者の30%もの人びとが橋下徹に投票したという事実だ。
これは何を意味するのか?
大阪だからか?
それとも私と同じ理由によるものか?
わざわざ国会を蹴ってまで応援に駆けつけた小沢代表の行動をあざ笑うような結果になったのは「期待していたけど民主はもうどうでもええわ」という民主離れの兆候なのか。

ともかく新知事の今後の言動とそれに始まるゴタゴタが楽しみだ。

日本一の無駄使い「議員報酬」

2008年01月27日 12時59分50秒 | 政治
ガソリンの暫定税率がどうのこうの、イラク特別措置法がどうのこうの、環境目標がどうのこうの。
などということを聞いていると、私は言い知れぬ憤りを覚えてくる。
なぜなら、こんな不毛な議論に終始するアホ議員に報酬を支払っていることを考えると「なんて途方もない無駄使いなんだ」と叫びたくなると同時に、限りなく情けなくなってくるのだ。

「新たに道路を作る必要なんかありません」
と共産党はおっしゃる。
「中小零細土建屋は別に仕事を探したら」
となぜ正直に言わないのだ。
世界の土建屋の1/2は日本の会社。そんな「公共事業頼みの寄生虫のようなところは潰れてしまえ」とはっきり言ったらどうなんだ。

「環境対策に使うと明記しなさい」
と社民党もおっしゃる。
なぜ「環境対策、環境対策っていうけれど、ホントは何をしていいのか分かんないだよね」
と正直に言わないのだ。
みんなが環境問題って言うものだから「中身は無くても叫んでいれば、教育関係者や労働組合もついてくるかも」とはっきり言ったらどうなんだ。

「与党の暴虐は許しがたい」
と民主党もおっしゃる。
なぜ「ホントは税率維持でもいいだよね。僕も昔は自民党。でも、今は自民じゃないんだもん」
と正直に言わないのだ。
党員の半分ぐらいは日本社会党の出身だから「土井たか子みたいに、なんでも反対が一番楽な政策よ」とはっきり言ったらどうなんだ。

「民主の方にもご理解をいただいて」
と自民党もおっしゃる。
なぜ「俺たちに賛成してればいいんだよ。どうせ時期が来れば衆院通過。参院なんて怖くない」
と正直に言わないのだ。
党員の多くはカルト政党と結託していることに不服なのに、党の上層部は国政よりも「僕は首相で、君は次の首相、ほんでもって君は次の次」
と首相になることが目標さ、とはっきり言ったらどうなんだ。

こういう「おつむテンテン」な人たちに金を払って国家運営を任せていると思うと、その無駄使いが腹立たしく恐ろしい。

野党な人びと

2008年01月12日 06時46分28秒 | 政治
「あれ?小沢代表、どこ行った?」

大阪での選挙応援に駆けつけるため「新幹線の予約をしていた」から、小沢代表は新テロ対策特別法案の採決を退席した。
民主党の小沢代表には是非とも何度でも東海道・山陽新幹線の座席指定変更ができるJR東海かJR西日本のエキスプレス予約をお奨めしたいところだ。
ま、信用がなさそうな人だからクレジットカードが作れないかも。

ということで、最大野党民主党の真の姿を垣間見た、という感がある昨日の国会。
「皆反対だけど、僕は賛成。でも賛成すると文句を言われるから逃げちゃおう」
というような党首を民主党はいただいているわけで、これで国政が担えるわけは決してない。
まったくもって無責任な行動だ。

で、無責任といえば他の野党も変わらない。
政権を担っていないから単なるクレーマーに陥っている。

小沢代表の行動や法案採決にケチをつける共産党はいつものセリフを繰り返す。
「ごり押し採決。日本を戦争に駆り立てる」
で、ステートメントを発表する党員の顔は何十年も変わらない志位委員長。
社民党は福島瑞穂。
いつもの決まり文句「平和」を繰り返す姿が涙を誘う。
なぜならオツムがとっても平和だからだ。

かといって与党自民党もロクデナシ揃いではどうにもならない。
せめて票欲だけ狙って連立組んでるカルトと手切れをしなければ明日はない。
カルトも本音は「反対って言ってやりたいけど、今は利益の大きい与党だも~ん」といったところか。

ということで、どいつもこいつも国益を考えずに自己主張だけ繰り返す。
大切なのは自分の生活と既得権益。
自衛隊の将来なんかもちろんのこと、国家としての指針を明確に示すこともまったくできない。

世界の海に展開できる能力がある海軍は米国海軍、英国海軍、日本海上自衛隊(英語ではJapanese Navyだ)だけ。

そんな事実を知りながら無駄な時間ばかり消費した国会議員の皆さんは、無責任な発言や審議を繰り返して来たということは、みんな野党な人びとということか。

なお、とりがら時事放談としては「自衛隊の海外派遣は大賛成。でも、米国に追従するだけの裏方や、無能な国連などに従わず、国益に合致した独自の考えを持って行動しなさい=要憲法改正」と主張したい。

旧宗主国は旧植民地に補償せよ!

2007年12月11日 21時09分15秒 | 政治
「旧宗主国は旧植民地に補償せよ!」

と叫んだのは南北朝鮮ではなく、リビアのカダフィ大佐。
尤も南北朝鮮が日本のことを「旧宗主国」なんて認めるわけはなく、華位秩序が命より大切な彼らにとったは昔も今も「中国(国際的には支那=China)」が宗主国。
口が裂けても「日本は宗主国でした」なんて言いません。

てなことで、なぜカダフィ大佐がこんなことを叫んだのかというと、ポルトガルのリスボンで開かれる第2回欧州アフリカ首脳会談を前にして一発花火を打ち上げたということだろう。

欧州各国には常日ごろ日本の悪口をやかましく言うところが少なくなく、その都度「オマエにだけは言われたくない」と思っていた。
ところが日本の外務省官僚や政治家先生はオボッチャマが多いのかどうか知らないが、反論するという能力が欠如しており「日本は南北朝鮮や中国に謝れ」という欧州各国(のサヨクさまタチ)からの言われ無き批判を受ける旅に国民は辛酸をなめていた。
これを代弁してくれたのが、奇しくもテロの大元「カダフィ大佐」。

実際ヨーロッパの国々の植民地支配は残虐非道だったにも関わらず、未だに被植民地国に賠償が行われていないことが不思議なくらい。

生まれたばかりの赤ん坊にも人頭税。(ベトナム)
プランテーション農業では奴隷扱い。(マレーシア、インドネシア)
王様やその一族を捕まえては遠島、処刑は日常茶飯事。(ミャンマー、インド、ラオス、ベトナム)
独自の文字や言葉を奪いアルファベットを押し付ける。(ベトナム、フィリピン)
石油や石炭、宝石、金属などの金目のものは文化財でも分捕って博物館を建設。(カンボジア、ミャンマー、ラオスなどなど)
学問があったり反抗すればギロチンにかける。(ベトナム)
集団で土地を奪い返しにやって来ると軍隊派遣で鎮圧する。(アメリカ)
宗教が違うだけで皆殺し。(中米)
ユートピアと称して原住民を隔離する。(アメリカ、カナダ、オーストラリア)

テレビの紀行番組で「欧州の富豪のお城」なんて超豪華な屋敷が出てきたりするが、その富の元は植民地からの略奪だった。
ロンドンの大英博物館は世界最大の盗品コレクション。
世界のオイルメジャーは植民地時代の遺物でもある。

そこんところを考えると日本の台湾や朝鮮半島支配は植民地支配に当てはまらない(黄文雄先生談)。

インフラがないので整備した。(台湾、朝鮮)
学問がないので学校を作った。しかも小学校から大学まで作った。(台湾、朝鮮)
衛生観念がないので下水道を造って衛生教育をした。(台湾)
奴隷制度があったので廃止した。(朝鮮)
国家が倒産しかかっていたので出資して合併して助けた。(朝鮮)
他国の文化に洗脳されていたので独自の文字を掘り起こして教育した。(朝鮮)
などなど。

ほとんど持ち出しの外地経営。
これは欧米の「植民地支配」とは別のものだ。

「日本は謝れ」
というのであれば、
「んじゃ、投資したお金に利子をつけて全額返せ」
と言いたくなるのも人情だ。

ということで、カダフィ大佐の「宗主国は旧植民地を補償せよ!奪った富は返却せよ」は至極もっともな主張である。
半島の人たちや満州国を否定する中国人は、そう言えないところが彼らの悔しいところに違いない。

それにしてもカダフィ大佐が吐いた正論に、欧州諸国はどう答えるのか。
腹の黒い者どうしの言論対決。
かなり見物だ。


さらば、太田府政(不正とも言う)

2007年12月04日 19時33分12秒 | 政治
太田房江大阪府知事が3期目の出馬を公式にあきらめた。

あらためて、めでたし、めでたし。

「私には実績を残した自負がある」
とおっしゃっているのが情けない。
東京大学経済学部を卒業し官僚生活、岡山県副知事を経て大阪府知事。
これだけの経歴を持ちながら「自負がある」とおっしゃるところは判断力の欠如以外のなにものでもない。

「東大生は既存の問題を解く能力に優れているが、物事の応用や新規な問題を自ら 提起して論議することは国際的に低レベル」

ということが最近読んだ新聞のコラムに書かれていた。
きっと机の上に溜まった書類の処理だけを巧みにこなし「自負がある」とおっしゃっているのかも分からないが、知事就任以来数千の企業が本社を大阪から東京に移転し、商都を経済的に一地方都市に没落させたのはいったい誰か、考えてみる知能も持ち合わせていないようだ。

移転の最たるものは薬品業界最大手の武田薬品で、十三から神奈川県藤沢市へ引っ越すのだという。

一般に知られていないが大阪北部と隣接する京都府、兵庫県は阪大を中心とするバイオサイエンスの研究ブロックとして世界第三位の規模をもつ。
そういう恵まれた環境にありながら大阪本社の大手薬品会社が主力研究所を首都圏に移す理由を知事自ら考えたことがお有りなのか。

さすが東大卒の元官僚。
言い訳だけが目立つばかりだった。

それから「女性知事」という言葉。
相撲の土俵に上がりたがって物議を醸したお人でもあったが、「女性知事の観点で」というバカの一つ覚えもサヨウナラ。
知事という職業が「女性」だけの観点で進めたらどういうことになるのか、この人がよ~く示してくれたというものだ。

ということで、さらば!太田府政。
小金ごまかし、業者と癒着もさようなら!