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とりがら時事放談『コラム新喜劇』

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平成無責任男

2008年09月02日 06時00分04秒 | 政治
「この難局で首相を続けることは難しいので辞めようと思う。華々しく総裁選をやって、君の人気で自民党を蘇らせてほしい」

と、麻生太郎幹事長に向って福田康夫首相は言ったそうな。

人は福田を平成無責任男という。

ビジョンを持っていない人が首相を務めるとどういうことになるのか。
こういうことになるのだ。
という実例のようで、福田政権は何もしないまま消滅する。

難局をいかにして乗り切るのかというアイデアも持っていないご仁なのだ。
こういう人を首相にした与党は国民の信頼を著しく失っている。
かといって小沢民主党に与党を任せるというのも外交政策に大きな問題を抱えていて話にならない。

どうなる日本。

土俵際に辛うじて立っていた日本経済も一気にうっちゃられるような感じがしないでもない。

消費税率アップの危機

2008年07月31日 06時51分48秒 | 政治
「調査してみなければ、消費税をアップして不景気になるかどうかわからないじゃないか」

自民党のセンセイの言葉だそうで、きっとこの人は消費税をアップさせて不景気になっても「そりゃサブプライムローン問題のせいだろう」てなことで片づけるに決まってる。

当とりがら時事放談におきましては「消費税は日本の歴史および習慣に馴染まない」ということで、税率以前に税制そのものを否定しております。
ケインズの論理が必ずしも正しくなかったことが証明されている現在、支出を減らし、無意味な税金制度を廃止することこそ、景気だけでなく国民みんなのため。

将来のために冷静に考えてみたいもんです。
はい。

ナンセンスな6カ国協議

2008年07月17日 06時22分19秒 | 政治
「援助してくれなきゃ原爆作るぞ」と「オモチャ買ってくれなきゃ拗ねちゃうぞ」という子供のような国(もどき)に対して協議の席を設けてやる必要があるのかどうか、そもそも疑問だ。

結論から言って、北朝鮮の問題は韓国の国内問題。
日本、米国、中国、ロシアは半島の2勢力を放置して当事者自身たちで解決させるのが筋というものだ。

近代世界には分断国家というのがあって、だいたいがイデオロギーで社会主義か資本主義かに分かれていた。
ベトナム、ドイツ、朝鮮はその代表だった。

ベトナムは百万以上の人々の命と引き換えに統一国家を手に入れた。
ドイツは社会主義の崩壊とともに、国民総出で統一を手に入れた。

ところが朝鮮。
ここは自立が出来ないのか、国家そのものが数千年にわたる中国の腰ぎんちゃくであり続けたためか、統一するのも、分断している片割れを支援するのも他人に頼まなければ何も出来ない特殊な国と民族だ。

日本は韓国と国交を結ぶ際に朝鮮半島の正当な主権は韓国にあることを名記している。
従って、日本にとって北朝鮮の問題は韓国の問題。
北朝鮮の核問題もミサイル問題も日本人を含む外国人拉致問題も全て韓国の問題というのがホントのところだ。

ところが、6カ国協議で玉虫色に染めている。

政府も韓国に対して、
「他国の領土を自分の領土とだだこねて、大使を召還するヒマがあったら、自国の問題を自分で解決するくらいの甲斐性を持ってはいかがですか」
と言ってやったらちょっとは支持率があがるかもわからない。

地球温暖化ガスを50年で半減は確実かも

2008年07月08日 19時39分08秒 | 政治
迷惑しごくなサミットが開催されている。
正直、こういうイベントはどこかよその国でやっていただきたいものだが、人の話によると「とっても名誉なこと」なのだそうで、メジャーな我が国が「ちょっと、めんどくさいんで辞退します」とは言えないそうだ。

その迷惑しごくのサミットで、アホな決議が下された。

「温暖化ガスを50年で半減する」

だいたい、温暖化ガス発生の原因である化石燃料が向こう半世紀も持つかどうか大いに疑問だ。

先日「地球最後のオイルショック(新潮選書)」を読んでから、化石燃料についてロクなことを想像しなくなってしまった。
石油はもうピークを迎えており、これからは減産あるのみ。
天然ガスは各国で取り合い。
メタンハイドレートに手を出して今より深刻な環境破壊を警戒して戦争開始。
土地を持った農民に「米、分けてくだされ」と終戦食後の闇の買い出しの再開。
ほんと悲惨なことばかりだ。

ということで、50年経つ前に燃やすものが無くなるので、温暖化ガスの削減は確実なのかもわからない。

それにしても、50年後生きてる人、一人もおらんやん。
サミットメンバーに。
ほんま、無責任。

米軍はセコムなんか?

2008年06月30日 05時40分51秒 | 政治
米軍っていったいなんなんだ?

読売新聞ネット版によると米国政府が「沖縄駐留の米軍のグアム移転に際し、日本政府は500億円を負担しろ」と言っているそうだ。
なんじゃこれ?
ヤクザか、この人たちは。

米国は「日本の安全を保障してやってんだから、その警備費用を負担するのは当然だ」という考えだろう。
これって米軍はセコムと一緒ということか?

会社も自前で警備担当を作ればセコムと契約することはないし、鉄道会社みたいに国の公安部が守ってくれると、これまたセコムと契約することはない。

国もいっそあのわけの分からない憲法九条を改正して、
「長い間、ご苦労様でした」
と米軍様に出て行っていただいたらどうだろう?

ま、「それはちょっと....」と言うに違いないけど。
なぜなら米軍駐留の一番の目的は中国と朝鮮半島の監視じゃなくて、日本の復活にあるのだから。

賛成!自衛隊研修

2008年06月20日 07時12分22秒 | 政治
大阪府の橋下知事が「府の職員幹部を自衛隊で研修させる」という発言をしたらしく(というのも私は詳しくは知らないから)波紋を喚んでいる。
職員の中には、
「自衛隊で研修などしたら死んでしまう」
などという情けないことを言っている人もいるらしいけれども、そういう人は勝手に死んでいただければいいのではと思う。
そもそも人は研修をしなくとも死ぬ恐れがあり(人は誰でも最後は死ぬ)自衛隊での研修という、帝国陸海軍の伝統を受け継いでる(とりわけ海上自衛隊は海軍そのもの)世界に誇れる組織の中で学べるというのは願ってもない機会であることを感謝しなければなならない、と無責任な私は思うのである。

私は職業柄、様々な役所とお付き合いしているが、正直一番まともな役所は自衛隊、つまり防衛省の皆さんだ。
とりわけ現場の皆さん(つまり兵隊さんに水兵さん)は礼儀正しく、動作が早く、即決で結論を出す。
難しいことは一部の会計のオッサン以外は一切言わない。
スムーズに仕事を運ぶことの出来るお役所なのだ。

食事も美味い。
色んな役所の食堂を覗いてみたが、自衛隊の酒保ほどバラエティに富んでいるところもない。
とりわけ航空自衛隊那覇基地は規模がデカイだけに食堂だけで数件あり、沖縄料理も楽しめ、しかもリーズナブルであった。
自衛隊オリジナルグッズなんかも売られており、
「海人(うみんちゅ)」をもじった「空人(そらんちゅ)」Tシャツには、しゃれっ気と商売気も感じ、思わず微笑んでしまったのであった。
(買わなかったのはMサイズしかなかったため。私はLLLサイズ。兵隊さんにデブはいない)

そういうところで府職員が研修するというのは、かなり歓迎すべき内容だろう。

但し、なんとか元事務次官を手本にして官製談合や業者からの金の受け取り方、ゴルフ接待の受け方、子供の海外留学の費用の負担のさせかたなど、裏の技法を磨かないようにだけは注意していただきたいと思うのであった。

オバマ・コバマ

2008年06月09日 06時39分37秒 | 政治
米国民主党の大統領候補戦から、やっとこさヒラリー・クリントンが撤退した。
めでたしめでたし。
これでビルが「ファースト・ジェントルマン(早漏の紳士)」と呼ばれることもない。
残念残念。

ところで、ヒラリーのオバチャンは選挙撤退に際して、
「女性大統領の道はいずれ」
と言ったとか。

ヒラリー・クリントンの場合、女性とか男性とか言う以前に品位が問われる候補者だった。
対立候補を誹謗中傷。
金にものをいわせての選挙活動(これはどの候補者も同じか)。
嘘泣き。
断絶している家族の呼び出し。
などなど。

女性大統領候補かどうかは知らないけれども、根底にあったのは権力欲のみ。
国を良くしようなんて言う気はさらさらないように見受けられた。

そして日本にとっても好ましからぬ人物だった。
対アジア外交政策の中心は共産主義の中国で日本は二の次。
万が一の有事の時、日米条約があったとしても「米国は関与しない」みたいな発言を繰り返し民主党の伝統である日本軽視に終始した。

これで民主党は候補者をオバマ一本に絞ったわけだが、問題は多い。
ヒラリーは副大統領になる、と豪語しているのだ。
まるで漫才。

散々罵声を浴びせてきた対立候補にすり寄るとはさすがにヒラリー、抜け目はない。
さしあたってコンビ名は海原オバマ・コバマと、いったところか。


北京へ帰れ!

2008年05月09日 06時36分26秒 | 政治
入国の時にはちゃんと「手足口病」の検疫をしたのだろうか?
胡錦涛の訪日。
中国という政治も食品も工業製品も毒だらけの首席のこと、きっとどこかに毒を秘めているに違いない。

法輪講を弾圧する割には日本のカルト集団との首魁と友好的に会うことには国家の指針に反しないのだろうか。
パンダの貸し出しに年間リース費1億円。
さすが自己の利益のためなら、なんでもやります、的なまるでスタートレックに登場する異星人「フェリンギ」のような連中だ。
もしかすると耳をなでてやると「アッハ~ン」とか言って感じるのかもわからない。

それにしてもパンダを貸してくれ、とお願いした福田首相は東京都の財布のヒモを握る権限でも持っているのか。
上野動物園は国立ではなくて都立なのだ。
たった一頭のパンダを借りるのに一億円もの都民の血税を勝手に使うその根性がよくわからない。
そもそも都には、すっかりもうろくしてしまった石原知事が設立した新銀行東京の莫大な借金がある。
その借金をどうするこうするの舌の根も乾かぬうちに、いてもいなくてもどっちでもいいパンダに一億円なのだから、バカじゃないかと言いたい。

そのおめでたい人たちで溢れる中、安倍前首相が胡錦涛に向かって「拘束しているチベット人やウィグル人を早く釈放するように」と発言したという(産経新聞)。
座は一瞬緊張したそうだが、日本が民主国家ならそれなりのことは言っておく必要がある。

できるなら、「さっさと北京へ帰れ!」も付け加えて頂きたかったものだ。

盗人猛々しい大阪府自治体

2008年04月18日 06時07分55秒 | 政治
橋下知事の提出した失費削減計画に大阪府の市町村が噛みついた。
「公共の利益を無視している」
と。

盗人猛々しとはこのことだ。
地方組織だけでなく府や国などの行政を司る人びとの脅し文句が、
「行政サービスの低下」
予算を削減したらサービスを低下するというのが、理屈だが、その本性は、
「予算を削減し、利権の没収や給料を下げるようなことをしたら『働かんからな』」
ということだ。

民間企業ではこれは通用しない。
今の自治体のように巨額な負債を抱えている場合、民間企業は次のような施策を実施する。
1.人員削減。
2.給与の削減(まずはボーナスカットから)
3.不採算事業の見直し
で、これらを実施する時の条件は、
「顧客満足度を落とさずに実行する。むしろ上げることに努める」

こういうことを言うと必ずお役人が言うセリフが、
「俺達ゃ民間とは違うのよ」

どこがどう違うのか、ちゃんと説明していただきたいものだ。
業務(行政)を人質にとるところが、民間とは大きく違うと言いたいのかもわからない。

ともかく、裏金作り、不要箱物の建設、利権の無駄遣い、などなど。
こういうものにけじめをつけてから、
「予算削減反対!」
を唱えたらいかがか。
府民はそれほどバカじゃないから、そのうち、キレるぞ!

驚きの内閣支持率

2008年04月14日 22時13分21秒 | 政治
読売新聞のネット版によると、内閣支持率が30%に落ち込んでいるという。

30%。

これはどう見ても驚きの数字だ。
なんと世の中には福田内閣を支持する人たちが30%も残っていたのだ。
これはある種の「究極の選択」から導き出された結果に違いない。
というのも、野党の顔ぶれを見ればたとえ福田でも「ちょっとはマシかも」という諦観した妥協を生み出しているのかも分からないからだ。

民主党の小沢一郎。
社民党の福島瑞穂。
共産党の志位一夫。
国民新党の綿貫民輔。
新党日本の田中康夫。
新党大地の鈴木宗男。
与党だが心はカルトな風見鶏・公明党の太田明宏。

どいつもこいつも「この人が経営者なら会社は3日と持たずに即倒産」という顔ばかり。
そうなれば実績だけはとりあえずある自民党でもいいか、の「でも」選びで支持率30%というのが正直なところだろう。

とにもかくにも、これまでの実績を自動操縦装置にして慣性の法則で飛行を続けている我が日本。
墜落する前に機長を選ばなければ、どうするどうする。