人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

第5回東京藝大モーニングコンサートで小野拓真「渦紋~管弦楽のための」、メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲ホ短調」(Vn:髙木凛々子)を聴く / 透明なコカ・コーラを飲んでみる

2018年06月15日 00時07分39秒 | 日記

15日(金)その1.わが家に来てから今日で1352日目を迎え、山陽新幹線博多発東京行 のぞみ176号 が14日午後2時前後に博多―小倉間で人をはねた というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

                  新幹線で人身事故なんて滅多に聞かないな  よい子は線路で遊ぶのは止めようね

 

         

 

昨日、夕食に「肉豆腐」「生野菜とアボカドのサラダ」「男前豆腐シラス乗せ」を作りました 豆腐料理がダブっているって? そういう細かいこと言うと嫌われますよ

 

     

 

         

 

コカ・コーラシステムが11日に「コカ・コーラ クリア」(500ミリリットルで税抜き140円)を発売しました コカ・コーラブランドとして初の透明飲料だそうです。黒いカラメルは使わず、様々な香料や果汁を加えコーラの風味を実現したとのことで、カロリーはゼロとしています 私は普段 コーラ類や缶コーヒーの類を飲む習慣はありませんが、近くのコンビニで売っていたので さっそく手に入れて飲んでみました   クリアにコカ・コーラの味がしました

 

     

 

         

 

昨日、午前11時から東京藝大奏楽堂で藝大モーニングコンサートを、午後7時からサントリーホール「ブルーローズ」で「キュッヒル・クァルテットのブラームス・ツィクルスⅡ~弦楽四重奏曲第1番、ピアノ五重奏曲」を聴きました ここでは第5回東京藝大モーニングコンサートの模様について書きます

プログラムは①小野拓真(藝大4年)「渦紋~管弦楽のための」、②メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64」(ヴァイオリン独奏=髙木凛々子)です 管弦楽は藝大フィルハーモニア管弦楽団、指揮はラースロ・ティハ二です

 

     

 

全自由席です。1階13列12番、左ブロック右通路側を押さえました。会場はかなりの入りです

オケはいつもの並びで、左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという編成です 第1ヴァイオリン席に、前日「竹澤恭子の室内楽」でベートーヴェン「大フーガ」を演奏したアミクス弦楽四重奏団の宮本有里さんの姿が見えます 舞台の左サイドにはピアノとハープがスタンバイしています。コンマスはソロ・コンマスの植村太郎です

1曲目は藝大4年在学中の小野拓真君作曲による「渦紋~管弦楽のための」です 小野君のプロフィールを見ると、私立自由の森学園高校卒業後 大東文化大学文学部教育学科を経て 東京藝大音楽学部に入学し 現在4年次在学中という変わり種です よほど作曲の勉強がしたかったのでしょうね

演奏に先立って、本人がマイクを持って登場し「渦紋」について小さなメモを見ながら簡単に説明しました 「カッチカチやで」という感じで 上がりまくっている話ぶりでしたが、真摯な態度に好感が持てました 要するにこの曲は一種の変奏曲で、12の音列が登場し、リズムなどの変化を伴いながら進行していくという作品のようです

リスト音楽院教授で東京藝大音楽学部卓越教授のラースロー・ティハ二の指揮で演奏が開始されます 室内楽的な部分もあり、ストラヴィンスキーの「春の祭典」ばりの部分もあり、まさに変化に富んだ作品でした

大学を2つ出たからといって、「世の中に出遅れた」と焦る必要はありません。人生はこれからです。頑張ってほしいと思います


     


2曲目はメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64」です ヴァイオリン独奏は藝大4年在学中の髙木凛々子さんです

皆さまよくご存じの「メンコン」と呼ばれるヴァイオリン・コンチェルトです この曲はフェリックス・メンデルスゾーン(1809‐47)がライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の常任指揮者を務めていた時の1838年に、そのコンマスだったフェルディナント・ダーヴィトとのために書いたものですが、演奏者のダーヴィトと相談しながら書き上げたため完成は6年後の1844年になりました

第1楽章「アレグロ・モルト・アパッショナート」、第2楽章「アンダンテ~アレグレット・ノン・トロッポ」、第3楽章「アンダンテ~アレグレット・ノン・トロッポ」の3楽章から成りますが、続けて演奏されます

濃いピンクの衣装を身に着けた髙木凛々子さんが指揮者とともに登場します 冒頭、弦楽の序奏に導かれて独奏ヴァイオリンが入り第1主題を奏でます この楽章を聴いて感じたのは、彼女は相当 場慣れしているというか、演奏慣れしているというか、自信に溢れているというか、最初から自分のペースで演奏していました プロフィールを見ると、小学生の頃から内外のヴァイオリン・コンクールで入賞しているので、そういうことが影響しているのかも知れません カデンツァは本当に見事で華麗そのものでした 第2楽章以降も自信にあふれた演奏を展開していましたが、彼女の一番良い点は演奏することが楽しくて仕方がないということを顔の表情や動作で表現しているところです それによって、ヴァイオリンから出てくる音が表情豊かに聴こえます 日本人にしては珍しいタイプだと思います。そういう意味で、新鮮さを感じました。有望な新人と言っておきます

 

     

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2 コメント

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聴きたかったですね (ままはは)
2018-06-15 23:25:34
髙木凛々子さん、聴きたかったですね。
お父様が読響ヴァイオリンの髙木敏行さん、お母さまが同じく読響ヴァイオリンの井上雅美さん。
以前にテレビの「音楽王のNo1決定戦」とかでチャンピョンになったそうです。(これはお遊びの要素が強いと思いますが)
一度も生で聴いたことがないので・・・。

その時はサスペンダーの爺様が現れないよう祈っております。
返信する
高木凛々子さんは読響の~ (tora)
2018-06-16 00:47:04
ままははさん、コメントありがとうございました。
そうだったんですか!ちっとも知りませんでした。どうりで上手いと思いました。本当に堂々たる演奏でしたよ
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