20日(木)。昨日の朝日・別刷り「人生充実Reライフ」は4人のシニアの「私の3カ条」を紹介しています
「課長島耕作」でお馴染みの漫画家・弘兼憲史氏は①問題に直面したらそのまま受け入れる、②心を立て直し、「居直り」を大切に、③自分の身の丈に合った人生を送る
歌手・女優の夏木マリさんは①(年を重ねているという)事実を認める、②人生に時間はない。優先順位を決めてやる、③1日1回は大笑い。笑いは健康の秘訣
ファイナンシャル・プランナーの藤川太氏は①大きな支出は、30年先まで計画を立てる、②しっかりした計画で不安を等身大にする、③老後資金は攻めて増やすより「守り」
東大名誉教授の上野千鶴子さんは①思い出の地や旧友を再訪してみる、②足りないものは現地で調達する、③市場やスーパーを訪れよう
俳優の平泉成さんは①狭い庭でもOK。植木鉢一つからでも、②花は実物を見て、自分のセンスで選ぶ、③半年先、1年先を思いながら楽しもう
それぞれのシニアの職業や趣味などが反映されていて興味深いものがあります
さて、今の自分にとって「私の3カ条」は何だろうか?と、夜も寝ないで昼寝してしみじみと考えてみたら、次のような結論で意見の一致をみました(一人で)
①クラシック・コンサート170回、映画45本、読書70冊の年間目標を達成する
②毎日ブログを更新し、取りあえず合計訪問者数30万IP,合計閲覧ページ100万PVを達成する
③バカもほどほどにして生きる
極めて控えめな「3カ条」だと思いますが、皆さんの「3カ条」はいかがですか
閑話休題
昨日の朝日夕刊「ソチ五輪特集面」に「バイオリニスト 初舞台を満喫~最下位でも笑顔」という記事が載りました 記事を超訳すると
「世界的なヴァイオリン奏者バネッサ・メイ(35)が、タイ代表としてアルペンスキー女子大回転に出場したスキーとの出会いは4歳の時で、ヴァイオリンを始めたのと同じ頃だった。一生の趣味というスキー好きだが、けがの心配もあり、音楽活動を優先した。ヴァイオリニストとして成功し、スキーへの意欲が押さえられなくなり、練習を積んで出場権を得た
シンガポール生まれの英国人だが、タイ人の父の苗字バナコンの名前でタイ代表としてソチ五輪に出場した。結果は最下位の67位だったが、大会を楽しんだ
実は彼女が演奏した曲が過去の冬季五輪に”出場”していた
2006年トリノ五輪でフィギュアスケート女子を制した荒川静香がフリーで使用した『トゥーランドット』はバネッサ・メイによる演奏だった
」
トリノ五輪で、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」のアリア『誰も寝てはならぬ』にのせて滑る荒川静香の「イナバウアー」を観てから、すでに8年も経ったのか と感慨深いものがあります
今回メイは”最下位”に沈みましたが、音楽の世界で”再会”できるのを楽しみにしたいと思います
その記念すべき日を”メイデー”と名付けましょう
も一度、閑話休題
大沢在昌著「北の狩人(下)」(幻冬舎文庫)を読み終わりました 主人公・梶雪人の正体が分かると、暴力団の幹部たちは、12年前に片付いたはずの事件で殺された警察官の息子が、事件を掘り起こしに来たのだと知って驚愕します。梶は新宿警察の刑事・佐江の協力を得ながら12年前の父親殺しの真犯人を追いつめていきます
雪人が新宿に現われてから、結果的に多くの人の命が失われますが、最後に収まるべき人が 収まるべきところに収まりホット一息といったところです
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