人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

インバル ✕ 都響のブルックナー「第3番」、尾高忠明 ✕ 大阪フィルのブルックナー「第9番」のチケットを取る / 芸術支援に370億円 / シュルツ監督「WAVES ウェイブス」を観る

2020年12月16日 07時21分53秒 | 日記

16日(水)。昨日の朝日朝刊 総合面に「芸術支援に370億円   3次補正  オンライン配信など」という見出しの記事が載っていました 記事によると、

「政府は14日までに今年度の第3次補正予算案に、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けている文化芸術関連の団体や施設などの活動支援策として、総額370億円を盛り込む方針を固めた うち250億円で、他団体との協力やオンライン配信などの積極的な取り組みを進める公演やライブ、展覧会などの開催に、1件あたり最大2500万円までを補助する 他に文化施設の感染予防対策などの支援にも50億円を盛り込む方針だ

金額の妥当性については何とも言えませんが、文化芸術活動の維持・向上のため、政府には引き続き支援を続けてほしいと思います

ということで、わが家に来てから今日で2267日目を迎え、米大統領選は14日、次期大統領を正式に選出する手続きである選挙人による投票が全米と首都ワシントンで実施され、民主党のジョー・バイデン前副大統領が当選に必要な538人の選挙人の過半数(270)を上回る306人を正式に獲得したが、トランプ大統領は「選挙に不正があった」と従来どおりの主張を繰り返した  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     選挙人投票で負けたら退任する と言ってたのは誰だ?  いよっフェイクの大統領!

 

         

 

昨日、夕食に「メカジキのソテー」「生野菜サラダ」を作り、「真鯛の刺身」とともにいただきました あとは前夜の鍋の残りです   リユース・リデュース・リサイクル・・・皆さん、やってますか

 

     

 

         

 

チケットを2枚取りました 1枚目は1月13日(水)19時からサントリーホールで開かれる「都響スペシャル2021」です。プログラムは①ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から「前奏曲と愛の死」、②ブルックナー「交響曲第3番ニ短調”ワーグナー”」です 演奏はエリアフ・インバル指揮東京都交響楽団です。待望の指揮者による待望の楽曲です

2枚目は2月15日(月)19時からサントリーホールで開かれる大阪フィルの「第53回東京定期演奏会」です プログラムは①モーツアルト「ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K.491」、②ブルックナー「交響曲 第9番 ニ短調」(コールス校訂版)です 演奏は①のピアノ独奏=アンヌ・ケフェレック、指揮=尾高忠明です。ケフェレックのモーツアルトと尾高のブルックナーと言ったら、何の躊躇もなく聴きに行きます

 

     

 

         

 

昨日、ギンレイホールでトレイ・エドワード・シュルツ監督による2019年製作アメリカ映画「WAVES  ウェイブス」(135分)を観ました

ギンレイホールは通常2本立て上映ですが、私は年間パスポート会員なので、今回のように 時間の都合で1本だけ観て、別の日にもう1本を観るなど自由に観られるので便利です

さてストーリーは、

フロリダで暮らす高校生タイラーは、成績優秀なレスリング部のエリート選手で、美しい恋人アレクシスもいる 厳格な父親ロナルドとの間に距離を感じながらも、恵まれた家庭に育ち、何不自由ない生活を送っていた そんなある日、不運にも肩の負傷が発覚し医師から選手生命の危機を告げられる そして追い打ちをかけるかのように、恋人の妊娠が判明する タイラーは 少しずつ狂い始めた人生の歯車に翻弄され自分を失っていく そして ある夜、タイラーが引き起こした事件によって家族の運命が大きく変わってしまう    1年後、心を閉ざして過ごす妹エミリーの前に、すべての事情を知りながら好意を寄せるルークが現れる ルークの不器用な優しさに触れ、エミリーは次第に心を開いていく やがて2人は恋に落ちるが、ルークも 母と自分に暴力を振るい 家を出て行った父親との葛藤を抱えながら生きていた    癌で余命いくばくもない入院中の父親に会いたくないというルークに、エミリーは「今 会わないと後で後悔する」と説得し、2人で会いに行く決心をする

 

     

 

この映画の特徴は、ふんだんに音楽が流れるところです それもそのはず、トレイ・エドワード・シュルツ監督は事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想し製作したと言うのですから アニマル・コレクティブ、テーム・インパラ、フランク・オーシャン、ダイナ・ワシントン・・・と並べられても私には「どこのだれやねん」で、一人も知りません ある意味「ミュージカルのような作品」ですが、登場人物が歌って踊るわけではなく、全31曲の音楽が登場人物の個性やその時々の感情に寄り添うように使用されています この映画の”売り”はミュージカルを超えた「プレイリスト・ムービー」とのことです

本作は、誰もが体験するであろう青春の挫折、恋人との別れや新たな出会い、親子の確執、家族の絆などを描いています テンポの速いストーリー展開なので2時間15分があっという間に過ぎてしまいます 上記の音楽が好きな人にはたまらない映画だと思います


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