最近コンパクトPENが来ないなぁ、と思っていましたら、PEN-D3が続いて2台入って来ましたよ。本当は、この個体の次に着手のD3の方がお話しは先でしたけど、到着順ですからね。#3332XXと後期の生産機ですから程度は非常によろしい。電池室の液漏れもない。突然巻上げもシャッターも切れなくなってしまったとのことです。まぁ、このシャッターはそのような故障は良くありますね。シャッターを注意深く組立てて行きます。
基本的にこの個体は過去にプロのO/Hを受けていまして、極端に悪いと言うところはありませんが、後期型と言うことで、一部の部品仕様が変わっていますので個体によってはそれが不調の原因にもなります。僅かなことで不調となる。このシャッターの気難しさです。幸い、この個体は消耗も少なく、各部の部品状態は良いと思いますね。
レンズのコンディションは最高の部類でしょうね。シャッターリングのクリックは、それまでのスチールボール式から砲弾型に変更されている個体ですから、クリック感は硬めで節度もあります。スチールボール式はカム板のボール走路の磨耗により、クリック感が薄らいでいる個体が多いと思います。感触はスチールボール式の方が良いのですけどね。で、クリーニングをしたファインダーを搭載します。露出計の感度は低下ぎみでしたので補正してあります。
前面の化粧リングの彫刻1:1.7の色が抜けていますね。D3のセールスポイントですから入れておかなくっちゃね。
じゃ、こういうことで・・ボディーの当りもなくて、非常にきれいなD3ですね。
では、次もD3なんですね。同じものだけどUPしないわけにもいかないかなぁ?・・・・パソコン画面を見るのが辛くて・・