にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【映画】『舟を編む』

2013年04月24日 | MOVIE
『舟を編む』(2013年)
監督:石井裕也。
出演:松田龍平。宮崎あおい。オダギリジョー。小林薫。加藤剛。

玄武書房の辞書編集部の荒木は自身の定年退職を控え、自分の替りになる人材を探していた。そんな時営業部の馬締光也を紹介される。営業には全く不向きで変わり者と評される馬締に何かを感じた荒木は彼を辞書編集部に配属させる。荒木が抜けたあと現代語に強いお調子者の西岡と監修の松本、契約社員の佐々木と4人で新しい辞書「大渡海」の編さんに従事することとなる。人との関わりが苦手な馬締が辞書編集者として、そして人としても成長していく。

辞書の制作ってすごく時間がかかるんだ!言葉って本当に海ですよね。そしてその海を渡るために編まれる舟・・・それが辞書。すごいなぁ。地味で地道な作業故にあまり見向きもされない辞書編集部。でもその中にいる人たちが本当に魅力的なんだ。いや、辞書編集部だけではなくこの作品に登場する人物みんないい。あんな大家さんのうちに住みたいし、あんな同僚たちに囲まれて仕事がしたいと思う。言葉の海・・・今こうして生きていく世間も海。その海での航海には必ず舟が必要で、自分ひとりで作った舟なんてもろすぎる。だから誰かと協力してしっかりとした舟を編む。じんわりと心あたたまる作品です。
しかしこの作品の松田龍平くんいいなぁ。でもこれ見てて本当にお父さんに似てきたなぁってつくづく思った。いい俳優さんになりましたよね。
トラさんもいいんですよねぇ。松田龍平くんとのツーショットには和んだ(笑)。

-2013.4.20 MOVIX堺-


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2 Comments

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Unknown (とめ)
2013-05-20 19:50:56
いかなご次郎さん。
この作品はホントに地味ですが、いい映画ですよね。
「右」確かに説明難しいですよね。この映画観てから、思わず辞書で「右」ひきましたよ(笑)。
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Unknown (いかなご次郎)
2013-05-20 08:00:27
良かったですねえ。「舟を編む」静かでしみじみととても気持ちの良い映画でした。
家に帰って子供たちに聞いてみました「右という言葉を説明してみて」
娘:(右手を挙げて)「こっちの方向」
ちょっと笑いました。ま、普通はこうですよね。
息子:「南を向いたときに西の方向を指す側」
これにはびっくりしました。辞書屋さんにしようかしら、この子。
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