にゃんこな日々

ネコ風ライフをつらつらと・・・

【映画】インド大映画祭

2021年10月24日 | MOVIE
2日間で4本のインド映画を観たので、とりあえず覚書程度にサクッと感想を。
『Mr.ハンサム』主演:スーリヤ
くる病を患ったことから猫背で背中にこぶがあり足もまっすぐではないという外見に問題のあるチンナは結婚したくても相手がみつからなかった。そんなある日盲目の女性と出会い、彼女に惹かれていくが・・・。
主人公の外見のネタや小人症の女性が出て来てその人へのセリフなど、どうも差別的でその外見を笑ってる感じが見ていて気分の悪くなるシーンが気になった。インターミッション後は純愛物語っぽくいい感じで、ウルッとくるところもあったのでよかったんだけど。そしてこの映画でつくづく思った。出っ歯って男前度を思いっきり落としてしまうのね。

『カダラムの征服者』主演:ヴィクラム
意識不明の重体患者を連れ出せと身重の妻を人質にとられた医者。そしてその重体患者を連れ出したものの、とんでもない事件に巻き込まれることになる。
これずっとひっかかってたんだけど、普通、患者を連れ出した医者の正体云々言ってる時点で普通医者の家に行って、彼が殴られた血痕を発見したり、彼の妻はどこだ!?なんてことになるはすじゃないのか?あまりにも警官仕事出来なさすぎだろ(笑)。ま、そんなことはどうでもよくなるくらいに激シブで超かっこいいんだよねヴィクラムが。

『火花-Theri』主演:ヴィジャイ
ケララ州でパン屋を営むジョゼフは娘とのんびりと暮らしていたが、ある出来事から過去が明るみになり、平穏な日々が崩れていく。
これ、始まってすぐ過去に一度見たことがあることに気付いた(笑)。初めて観たヴィジャイ作品がこれだったんだ。ラジニ映画の流れを汲むタミル映画(笑)。今は平凡なおとなしい人だけど、実は過去に!・・・よくあるパターンです(笑)。

『NGK』主演:スーリヤ
有機栽培農家をやっているクマランは、畑を焼かれ、州議会議員に助けを求めたことで入党し、政界に入ることになる。そして持ち前の頭脳で政界を渡って行くが・・・。
インド映画って意外と政治腐敗もの多いんですよね。なんだか日本の時代劇のような見事な腐敗っぷり(笑)。しかし、高学歴で頭がキレて、まではいいけど、なんであなたそんなに強いのですか?と言っちゃあいけないのがインド映画か(笑)。後半演説会場に向かうクマランと妻。なぜここにきて自転車で?理由はすぐに明らかになります。商店街で刺客に襲われないといけないから。見事なくらいに潔いご都合主義!
だからインド映画はやめられない(笑)。

※のんきに自転車をご都合主義なんて言ってたことをここにおわび致します。まさかのラストの意味。これアップしたあとに知り驚愕しております。マジ怖い。本当のラストの意味怖すぎです。そしてこのラストの意味を知ると妻と二人自転車で出発する主人公の行動の意味にすごく納得する。これはもう一回みたい。(2021/10/27追記)

ちなみにこれ4本ともタミル映画です。
というか今回シネ・ヌーヴォであったインド大映画祭の作品はすべてタミル映画でした。7作品のうち4作品拾えたんだから今回はラッキーだったな。


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