にゃんこな日々

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【落語】動楽亭 昼席(2013.11.3)

2013年11月04日 | 落語会
動楽亭 昼席(2013.11.3)
-演目-
桂優々さん「田楽喰い」
桂ひろばさん「天災」
桂よね吉さん「ふぐ鍋」
桂千朝さん「抜け雀」
 中入
桂米平さん「犬の目」
桂米二さん「猫の忠信」

微妙な天気。天王寺から動楽亭へ向かう道中にはまだ降ってなかったのですが、昨日は15名ほどと聞いて・・・いや、読んでいたので今日はどうだろう?と思って中へ入ると、結構入ってました。しかもいつもと違い若い女性が多い。と言っても私が見たところ4,5人ですが、なぜ?と思いフライヤーを見るとよね吉さんのお名前が目に入る。「あ、なるほど」と納得。

最初の優々さんは「田楽喰い」。これ以前米二さんで聴いたことがあるので本日二回目。「でんでんむしむし・・・」確かにこの曲は「ん」がいっぱい出てくるように思っちゃいますよね。

続いてのひろばさんは奥さんの愚痴から・・・と思っていたら、いきなりの「離婚」カミングアウト。なんと楽屋も知らない話ということで、同じ落語家仲間でも知らない人がいるうちに先に知ってしまった本日の観客たち。どうリアクションしていいかわかんないよ。(^-^; 困ってしまった客席の雰囲気を元に戻す作業は後のよね吉さんにゆずり、とっととネタの「天災」へ。おいおい・・・。

やはり困って登場のよね吉さん。最初の奥さんの愚痴のあたりでは「結婚なんかするからや」というツッコミを用意してたそうですが、話が進み「離婚」で、「え!?」。この時の楽屋内でのリアクション見たかったです(笑)。ひろばさんから丸投げされたよね吉さん、なんとか離婚ネタをからめつつ場の雰囲気をかえて「ふぐ鍋」。もう「ふぐ鍋」のかかるシーズンになったんですねぇ。

千朝さんは「抜け雀」。昔の旅の話から、駕籠というのが出てきたので最初「住吉駕籠」かな?と思っていたら、「抜け雀」だったんですが、これオチが「親に駕籠をかかせた」ってのだから、マクラで駕籠をかく話だったんですね。でもこれネタばれやん(笑)。

中入後は体重110キロだという米平さん。しかも糖尿ですって笑いながら話してる場合じゃない。痩せようよ。基本、健康おたくの落語家さんってあまりみかけず、どうもみなさん不健康なことばかりなさってるようですが、糖尿ってマジ怖い病気なんだから、痩せよう。落語よりそっちの方が気になっちゃったよ(笑)。

トリはお目当ての米二さん。さて、今日は何が聴けるのかな?と楽しみにしていた。出来れば聴いたことのないネタがいいなと思っていたら稽古事ということで「稽古屋」と期待すると「浄瑠璃」という・・・「寝床」「軒づけ」?と聴いたことのある題が浮かびちょっと残念・・・と思っていたら、なんと「猫の忠信」。やった!米二さんでは初めて。好きな噺の一つなんで、堪能致しました。
ここで、ふと思った。落語会に行き始めて、米二さんを追いかけて二年。この二年の間に米二さんの持ちネタのうちどれだけを聴かせてもらったんだろう?
ちょっと並べてみよう。
愛宕山・阿弥陀池・池田の猪買い・植木屋娘・牛の丸薬・牛ほめ・親子茶屋・景清・風の神送り・替り目・菊江仏壇・京の茶漬・口入屋・けんげしゃ茶屋・仔猫・酒の粕・皿屋敷・算段の平兵衛・三枚起請・持参金・質屋蔵・始末の極意・除夜の雪・崇徳院・住吉駕籠・栴檀の森・代書・たちきれ・茶の湯・つぼ算・田楽喰い・天狗裁き・天神山・道具屋・胴乱の幸助・時うどん・二階借り・猫の忠信・軒づけ・初天神・百年目・貧乏花見・不動坊・まめだ・饅頭こわい・餅屋問答・厄払い・宿替え・宿屋町・遊山船・寄合酒・ろくろ首
結構聴いてますねぇ。落語家さんの持ちネタの数って平均100くらいって聞いたことがあるので、それでいくと半分。米朝師匠は150だそうなので、それくらいだと三分の一か・・・。


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