にゃんこな日々

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【落語】第13回京の噺家桂米二でございます@繁昌亭

2012年08月25日 | 落語会
第13回京の噺家桂米二でございます@繁昌亭(2012.8.24)
-演目-
桂二葉さん「動物園」
桂米二さん「二階借り」
桂米二さん「はてなの茶碗」
 中入
桂福團治さん「借家怪談」
桂米二さん「住吉駕籠」

開演は18時30分。この時間は正直きつい。なんたって定時18時ですからねぇ。でも前日から明日は定時速攻で帰らせてもらいます。と宣言をしておき、当日も昼食後は帰りにロッカーによらなくてもいいように荷物全部持って部署へ。おかげで無事開演に間に合いました。

以前は二乗さんだったのに・・・。きっと開口一番の位置は卒業ってことなんでしょうね。
本日は二葉ちゃん。マクラで少しかんじゃいましたが、「動物園」うまくなってますよ。もうハラハラドキドキはない。でもふと思った。あのトラの歩き方、枝三郎さんにダメだしくらうな(笑)。こちら参照
この日の二葉ちゃんはすごく楽しそうに演じていたような気がしたんだけど、リラックスしてたのかな?

やはり本日も気が気じゃなかった米二師匠。でもきっと師匠でいる限りはずっと弟子の高座に気が気じゃない状態が続くんでしょうね。
今回で二回目の「二階借り」米二さんの演じる間男される旦那さん好きだ。なんかねぇ・・・どういうんだろ?米二さんの演じるいわゆるボケキャラ好きなんですよねぇ。チャーミングなんですよ。

引き続き羽織だけを着替えて「はてなの茶碗」。
この噺、茶金さんが「はてな」と言った茶碗の話ということまでは知っていたんですが、その後の展開は全く知らなくって、もちろんこの噺を聴くのも初めて。ほぉ~・・・こういう噺だったんですか。面白い。

中入り後は福團治師匠。
この方の落語を聴くのはこれが初めてです。あ、もちろん生では・・・ですけどね。まだお若いころにテレビで何度が拝見していたんですが、年取られたなぁ~と思ってみていたら、「あー、しんど」「扇子でささえてんと前のめりなりますねん」とか、なんかヨレヨレ感をアピール。でもその飄々としたしゃべりがまた面白い。すごいなぁ。演目は「借家怪談」初めて聴く噺だったんですが、面白い。というより福團治さん。すごすぎです。なんなんですか、あの最初のヨレヨレ感は。噺に入ると全然違うじゃないですか。すごいなぁ。そつがない。でもなんで最後に家を借りに来た喧嘩っ早そうな男の登場がざこばさんっぽかったんだろう?(笑)。その男が実際に家を借りにくる前で終了だったんですが、もっと聴きたかった。

トリは米二さん。これも私が聴くのは2回目の「住吉駕籠」。福團治師匠の素晴らしい落語のあとの素晴らしい「気」のせいか、以前聴いたときより楽しかった。

携帯さえ鳴らなければ最高の会でした(笑)。しかもダブルだったもんなあ・・・。勘弁してください。一度目はコール音あり。続いてに二度目はバイブの「ウィーン、ウィーン」ってやつ。それも私の横二人。

ま、そんな減点があったにも関わらず、いい会でした。楽しかった。やはり好きな噺家さんの落語が一度に三席も聴けるっていいですよねぇ。堪能した。


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2 Comments

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Unknown (いかなご次郎)
2012-08-26 09:19:22
借家怪談、もとはお化け長屋という題名でこういう話だそうです。
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/62757/60017/6065490?page=1
これによると
>ふつうは上下に分けられ、六代目円生、先代金馬など、
大半は、二番目の男が財布を持っていってしまうところで切ります。
ということで、ふつうのやり方のようですね。私もほかの演者さんとの時も二人目までしか聞いたことがないです。
しかし米二さん三席と福團治さんというのはめちゃめちゃ豪華ですねえ。おまけに二葉ちゃんまでついてくるわけで。行けばよかった。

携帯電話>
こればっかりはもう鳴った瞬間にレッドカード出して即退場にして習慣づけをしなければならないのでは、と思います。
先週の動楽亭でご丁寧に一人で二回鳴らしたおばさんがいました。しかも最前列でしかも延々と。
鳴らす人にかぎって自分がまずいことをしてしまったという自覚が薄いようですね。
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豪華でした。 (とめ)
2012-08-27 21:35:54
三席聴けるというのはありがたいですね。
この繁昌亭での会はハズせませんよ。次回はぜひぜひ。

携帯電話は、ホントになんで?って思いますよね。だって始まる前に必ず切ってくれって言ってるのに。
これからは入口で電源のチェックしなきゃいけないかもしれませんね。(^-^;
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