富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

エクセルの「声」:読み上げ機能

2009年02月14日 | エクセル

えぇ~またエクセル・・・って声が聞こえんでもありませんが
まさにそれで、実はエクセル自身が「声」を出して、データを読んでくれる
っていう手品みたいな・・・お話しです。・・・実はこれも手品でもなく
「タネも仕掛けもチョボット・・・アル」話で、なかなかおもろいんでいっぺん試す
値打ちもあると思います。
たとえば下図のような表にぎょうさんのデータを
入れる羽目になったとして



これをちゃんと入れたかをチェックするのに、印刷して読み合わせしたりしてると
人出と時間がかかって、何よりくたびれがおそってきます。
そこで、エクセルを開いて、「表示」→「ツールバー」とすすみ
その中から「読み上げ」という項目をチェックしておきます。

すると画面のどこかに


こんなような「ツールバー」が現れます。これが「読み上げツールバー」で
なんと、エクセルのシート上のデータを片っ端から読み上げてくれるという代物なんです
それでは実際に試してみましょう


まず、パソコンの音声が「ON」になっているかを確認します
次に、読み上げて欲しいデータの入ってるセルの「範囲」をドラッグして指定しておきます
次にデータを読み上げる方向が指示できます
セルを縦に読み上げて欲しいなら、下の○で囲んだボタンを



横並びに読んで欲しいときは横並びボタンを押します



読みようが指定出来たら、



上の図にある左端の読み上げボタンをおすと、次々と読んでくれます
なかなかのもんでしょう・・・


実は、この音声も調整が可能です。もっと、早よう読んで欲しいとか
男より女の人に読み上げて欲しいというようなわがままも多少聞いてくれます
それには、エクセルの方で行うのでなく
Windowsの方のおおもとで変更しないとイケません

パソコンの「スタート」→「コントロールパネル」→「音声認識」と進んで
「音声合成」のタブを開きます



上の段で音声を選択します。「LH Kenji]さんは男前で「LH Naoko]さんは
たぶん美人に違いありません・・・もう一人の「Microsoft Sum」さんは
日本語が苦手なので、気をつけてください


下の欄で、読むスピードを調整できます


なかなかカシコイって思える機能ですよ


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Microsoft Speech Platform (a)
2011-01-01 20:08:04
こんばんは。

視覚障害者の方々に青空文庫をmp3に変換したものを、
聞いて頂くという事を広めているものです。

残念ながら、直接、視覚障害者の方が操作を出来ませんが。

『青空文庫をmp3に変換して、楽しもう』
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=9685323/
音声ファイルフォーマット
Microsoft Haruka 「8kHz 16Bit」に設定。

Microsoft Speech Platform の日本語音声合成エンジン - 電脳スピーチ blog
http://denspe.blog84.fc2.com/blog-entry-103.html
http://denspe.blog84.fc2.com/blog-entry-110.html
http://denspe.blog84.fc2.com/blog-entry-116.html

ごく普通の読み上げソフトです。読み上げ、音声化に対応しています。
Text To Wav
http://noah0.blog119.fc2.com/blog-category-2.html

また、無料のスクリーンリーダー NVDA があります。
これもまた、Microsoft Speech PlatformをSAPI5化したものが使えます。
http://www.mahoro-ba.net/e1002.html

無料で音の良いMicrosoft Speech Platform と、
青空文庫を楽しんで頂ければと思います。
返信する
初めまして (tom)
2011-01-01 22:26:41
青空文庫の存在は、著作権の切れた
小説などをMP3化して、電子図書館としてあることを
もてはやされているipadの向側の存在として
認知していました。
そして、その努力に敬意を払っています。

パソコンを使うものの多くが自分が「できる」と言うことに
多くの注目を集めて、
できない自分を悔やんだりしてしまいがちですが
こうした障害を持つことになった方々に
パソコンを通してできることを提供されていることが
その活用の幅を大きく広げています。

及ばずながら、パソコンサークルの
目的は、そうした社会貢献に至らずとも
パソコンを通して、自分自身への活用を広げ
できれば「青空文庫」のように
役立つことの何かを探し出すことも
その一つだとも考えています
返信する

コメントを投稿