富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

アドレス帳のインポート:CSV(シーエスヴイ)の場合

2010年11月03日 | パソコン

近頃のニュースであり、新聞記事には
めっちゃやたらと英語の表記が目立ちます。それも略称になると
それでのうても意味わからんのに、見当もつかん話で、ただでさえ
パソコン用語の羅列に嫌気がさしているとゆうのに・・・

APEC(エイペック)・・・Asia-Pacific Economic Cooperation
日本語では、「アジア太平洋経済協力会議」
環太平洋地域における多国間経済協力をすすめるための会議
そのうち京都には、「外務大臣」とかたいそうな名札つけた連中があちこちから集まって
テレビの前では、とにかく小難しい顔をして、あれやこれやと話し合った様子を見せたりしてるけど
結局「結論は先延ばし」っていうのが最後の日の「共同声明」っていうやつで
はじめっから先が見えてる会議のこと・・・
紅葉のシーズンを迎えて、京都は一番道が混み
市内に車で行くのは、ちょっとためらわれるというのに、この外相会議を
この時期にやるもんやから、11月の半ばまでは、車で京都は走れませんわ。

NPO(エヌピーオー)・・・Non-Profit Organization
日本語では、非営利組織・団体
民が主体となって、コミュニティベースで社会的な活動を行っている民間の非営利団体
※せやから「コミュニティベース」っていうのからしてわからん・・・
えぇと・・・コミュニティっていうのは、それぞれなりに関係してる集まりとか場所であって・・・
って説明すると余計わからんようにもなるわけでして・・・
とにかく近年これほどよく耳にする言葉もなく、とりわけ田舎には町以上に「NPO」を名乗る団体が、
目白押しです。あんまり儲からん仕事を何とかやりますので
税金は取らんといて・・・って意訳する人も多いのでは・・・問題は中身やのに・・・

USB(ユーエスビー)・・・Universal Serial Bus
ユーエスビー・・・パソコンやる人の中では、もう慣用句の一つになりました。
周辺機器とパソコンを結ぶデータ伝送路の規格のひとつ・・・というようなかたっくるしい
説明ではピンときませんが、平べったい接続端子でできた周辺の機器をつなぐ形のもの全般をさして
これも英語なんやけど「プラグインプレイ」っていうて、パソコンに差し込むだけで
いつでも使える便利で重宝な規格です・・・
USAで作られたからUSBっていうのはUSOです????・・・

海外の連中がメールでよく使うのが
OMG・・・Oh!My God
要するによく聞く「おーまい、がっ!」ってやつの略語らしいです。・・・
日本の若い連中がちょっと前まで盛んに使ってたのが
KY・・・空気読めないやつ
の略称なんですが、わざわざ英語の略称を使ってるだけ「悪口」の手口ですね


ずいぶん寄り道しましたけど、メインの話題はCSV
・・・さっきの続きで
ちょっと・しけた・ビスケットではありません(ビスケットのスペルはbiscuitやし)・・・
だからといって、ちょっと・スケベな・ビデオでも有りません

CSV(シーエスヴィ)・・・Comma Separated Values
カンマでセパレート(区分された)値とでも訳したらええんでしょうかね・・・
文字通りデータをカンマ(",")で区切って並べたファイル形式で
主にエクセルなどの表計算ソフトやデータベースソフトが「データ」を保存するときに使う形式だが、
汎用性が高く、多くの電子機器やワープロソフト、宛名書きソフトなどでも利用できるため、
異なる種類のアプリケーションソフト間のデータ交換に使われることも多い。
実体はテキストファイルであるため、テキストエディタなどで開いて直接編集することも可能です。

筆まめや筆王の住所録をそのままに保存するんではなく、CSVにして保存して
それをエクセルで読むっていうことも以前にやりました。
元々のファイルを書き出すことを「エクスポート」といい、どっかのファイルを読み込むことを
インポート」と呼びます。

この度みんなのインターネットの環境がZAQに大きく変わって、それにあわせて
それぞれのメールアドレスが変わりつつあります。
ところがメールアドレスほど間違いやすいものはありませんし、
たとえ一文字違っても「-(ハイフォン)」一つが抜け落ちても、相手にメールが届きません。
そのために、メールアドレスを登録したりするときには、できるだけ
手入力は避けるのが原則です・・・届いたメール文や相手のメールアドレスの部分を「右クリック
すれば、きっと「アドレス帳にコピー」などのメニューや機能があるはずなんで
自動的に登録が可能です・・・「私のだけメールが届かへん・・・」というときには、
まずPCを疑う前に、手入力したメールアドレスの間違いこそ疑うべきですよ

それでも一人一人メールをもらって登録するというのも、面倒が・・・くさい・・・話です。
こういう場合にCSVというのが大変便利に働いてくれます。一括で登録するのには
誰かのアドレス帳にあるリストをCSVにエクスポートして
そのCSVファイルを自分のアドレス帳にインポートすればいいのです。
ここでは、多くの人が使っておられる「Outlookexpress」を例にとって説明しましょう。
アドレス帳のCSVを入手できたら、適当なところに保存しておき
Outlookexpress(アウトルックエクスプレス)を起動し、メニューの「ファイル」を選択します。
下図のように、その中の「インポート」を選び、CSVファイルの場合は「ほかのアドレス帳」に当たりますので
ほかのアドレス帳」という項目を選択します。


すると、アドレス帳インポートツールというのが現れるので
テキストファイル(CSV)をクリックして、右側の「インポート」ボタンを押します。

右側の「参照」ボタンを押して、入手したアドレスの入ったCSVファイルのありかを
探して、お目当てのCSVファイルを指定し、「次へ」のボタンを押します。

同じ「Outlookexpress」からエクスポートされたファイルなら、書き出した項目と
今度自分のアドレス帳に読み込む項目が一致してるので
データのフィールド(個々のデータの所定位置)はそのまま読むことができますが
この作業では、たとえばCSVの方の「テキストフィールド」にある表示名は、
アドレス帳側のフィールドの何に当たるのかを画面下にある「割り当ての変更」ボタンを押して指定してやると
うまいことデータを読み込むことができます。
画面の左側が、CSVの側のデータ項目を表し、右側が自分のアドレス帳側の項目を表示しています。

たとえば下の例は、CSVの側にあるメールアドレスという項目のデータを
今度読み込むOutlookexpressのアドレス帳の「電子メールアドレス」という項目に割り当てる例です。
まず、テキストフィールドのメールアドレス欄にチェックを入れて「割り当ての変更」ボタンを押すと
さらに下にある図のような、ダイヤログが現れるので
欄の右端の「▼」ボタンの中から「電子メールアドレス」という項目を選択して
「OK」を押します。


Thunderbird(サンダーバード)を使ってる人は、ほとんど同じなんですがちょこっと手順が違っています。
Thunderbirdを起動したら、「アドレス帳」をクリックしアドレス帳を起動します。
アドレス帳のメニューの「ツール」からインポートを選択します。

インポートする項目に中から「アドレス帳」にチェックをいれて「次へ」進みます。

インポートするファイルタイプはCSVというテキストファイルですので
該当する項目をクリックして「次へ」に進みます。

ここで該当するCSVファイルを指定してやるんですが、上の図のように
画面下の「ファイルの種類」のところを「カンマ区切り」としておかないといけません。
そのうえでファイルが指定できたら「開く」を押します。

あとは、Outlookexpressの場合とよく似ています。ただフィールドの位置が
左右逆になっていますが・・・
項目の位置に間違いがなければ「OK」を押すとアドレス帳の中に
ファイル名と同じ名前の新しいアドレス帳ができあがるという段取りです。

近々、新しくなった会員さんのメールアドレスを集めて、CSVにして
メールで送る予定です。是非新たなアドレスの登録にチャレンジしてください。
ただし、以前のアドレスとごっちゃになる恐れがあるので、事前にバックアップとっておいた方が
ええのかもしれませんが・・・・