富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

期待薄どころか失望

2010年05月04日 | Weblog

4年に一度のサッカーの祭典「南アW杯」をいよいよ1ヶ月前に
僕自身ではなく、国全体に盛り上がらない状況を、どう思えばいいのだろう
代表に対する期待も薄いどころか、興味を失って見えることが
失望感とともに、この国のサッカーの現状に憂いを感じる
Jリーグの観客は、各チームの努力もあって、決してその数が減ったわけではないのに
「代表」の試合の観客が激減した。
今までに感じられないほど味気ない魅力のない試合を見せられて
一体感もなく、期待すら抱かせない「ていたらく」はここまで積み上げたものの
多くを壊してきた気がする・・・オカダの責任はあまりにも大きいし
彼を押し出した古い体質を一掃しなければ、サッカーそのものの文化が廃れる
オランダにとっても、カメルーン、デンマークにとっても今の代表など
敵にすら値しないのかもしれない


県外移設が難しいなどとぬけぬけよく言えたもんだと、情けない
テレビ見ていて、いやになったし、とても沖縄や徳之島の人ごとではない
もう何も信用できないとさえ思えるほど、言葉の重さと責任感をみじんも感じない。

この国が負担し続ける米軍の駐留は、日米の安全保障というより
この国の安全保障自体をどう考えるか、そのために何を負担し、何を排除するか
そのための外交をどう展開するかぐらいの大きな問題であって
普天間基地をどこに持って行こうかなどというような場所の問題ではない
政府ともあろうものが、あるいは野に下った野党ですら
そこの議論すら出来ない議員ばかりで、オザワの強面顔におびえたり
与党も野党も世襲議員ばかりで、程度の低さにいやになる。
それぐらいのことは当然考えての「県外移設」の話だと思っていたら
結局のところ単なる場所探しで、挙げ句の果てにフクシマなるものなどの
「テニアントウ」などの無責任な話まで一人歩きしてしまう。
本質を解決もせずに、場所探ししてる
この国にとって安全保障上どうしても米軍の駐留が必要なのだと
米軍がいないとこの国の防衛が成り立たないと、それでも言い張るのなら
米軍基地の8割も沖縄に集中的に負担させていることこそ、偏りすぎていて
そのことを安全な状況などとはとても思えない、実際米軍さえもぬけぬけという
「辺野古沖」の浅瀬に杭を打って滑走路を造る案に関して
「テロの標的」になりかねないと米軍基地の存在を危険なものと認識している・・・
すなわち、安全保障と言いながら、むしろテロの標的である米軍基地を沖縄に
置き去りにして、我々は沖縄の人々の生活と命の安全を脅かしといて
安全保障の傘の中にをいることに気がつかねばならない。
コレがとても国家の有り様だとは思えないし、犠牲を強いることは許されることではない。


それほど、基地が要るのなら、ちゃんと議論をして、国論を作り上げ
世界にもアメリカにも非核化を完全に推し進めて、
1兆円を超える赤字を抱える関空の米軍基地化などを提案して見たらどうなんや
ってさえ思えたもんです。
結局新しい基地を「沖縄」につくるなんて言うのは、論外の話ではないのか
それは今更いえる話ではないはずなのに、
ここにいたって、あんなことをぬけぬけと言い、自分の言葉に責任すら
もてない軽さが、頼りないどころかあらゆる言葉の信用性を疑ってしまう。
やったけどあかなんだでいいと思う底抜けの無責任を
そういう現実が政治全体の本質だといってのけ、反論を青臭いとか
現実的でない、大人げないというのなら
政権交代で抱かされた「期待感」もあっさり、失望に代わり
そして、政治そのものが、与党も野党もひっくるめて、「絶望的」に思えてくる